FAMLog
Claris FileMaker Go 19.5.1の提供が開始
June 17, 2022
Claris FileMaker Go 19.5.1の提供が開始されています。
GS1 DataBarのバーコードがサポートされるようになったFileMaker Go 19.5.1では、iOS 15およびiPadOS 15を使用している場合に、Claris FileMaker Pro 19.5.1で追加されたGetLiveText関数およびReadQRCode関数を用いることで、画像内にあるテキストを取得したり、QRコードの値をテキストとして取得できるようになっています。
さらに、サポートされるデバイスにおいて、カメラで撮影した画像内にあるテキストをテキストフィールドに挿入できる[テキスト認識表示]機能を使用できるようになっています。
[関連]Claris FileMaker Pro 19.5.1の提供が開始(FAMLog)
Claris FileMaker Pro 19.5.1の提供が開始
June 16, 2022
Claris FileMaker Pro 19.5.1の提供が開始されています。
OpenSSL 1.1.1nに更新されたバージョン19.5.1では、共有カスタム Appの集計フィールドをFileMakerクライアントではなくClaris FileMaker Serverで処理できるようになっています。また、iOS 15、iPadOS 15およびmacOS Montereyで使用できる新しいGetLiveText関数およびReadQRCode関数を用いることで、画像内にあるテキストを取得したり、QRコードの値をテキストとして取得できるようになっています。
Claris FileMaker 19.5のリリースに伴い、Claris FileMaker Data Migration Tool、Claris FileMaker Custom App Upgrade ToolおよびiOS App SDKも同時に更新されています。なお、FileMaker Pro 19.5.1以降ではWindows 8.1がサポートされなくなっています。
Get(レコード総数)関数
June 15, 2022
Claris FileMaker ProのGet(レコード総数)関数は、現在のテーブルにあるレコードの総数を返す関数です。
現在の計算結果が保存される場合にそのコンテキストを指定すると、この関数はそのコンテキストに基づいて評価されます。それ以外の場合は、現ウインドウのコンテキストに基づいて評価されます。なお、コンテキストは、リレーションシップグラフにおけるリレーションシップ評価時の基準となるテーブルオカレンスです。
Get(レコード総数)関数はバージョン7以降で利用できる関数ですが、Get関数はバージョン6以前ではステータス関数であったため、当該関数は実質的にバージョン6以前から存在していた関数であると言えます。
[関連]FileMaker Pro 7 では、ステータス関数が Get 関数に変換される(Claris ナレッジベース)
FileMaker Serverでクライアントの使用状況ログを有効にする
June 14, 2022
FileMaker Serverにおいて、クライアントの使用状況ログを有効にするにはfmsadminコマンドを使用します。
[使用例]
fmsadmin enable clientstats
fmsadmin set serverprefs UseClientStatsLog=true
fmsadminコマンドでクライアントの使用状況ログを有効化する場合は「fmsadmin enable clientstats」、クライアントの使用状況ログを無効化する場合は「fmsadmin disable clientstats」です。FileMaker Server 17以降では、fmsadminコマンドのSETコマンドを使用して設定を変更することも可能です。
クライアントの使用状況ログを有効にすると、「FileMaker Server/Logs/」フォルダに「ClientStats.log」ファイルが作成されます。バージョン17以降ではAdmin Consoleではなくデータベースサーバーを停止するとクライアントの使用状況設定は自動的に無効になりますが、バージョン19では当該設定は自動的に無効にならないようになっています。
[関連]FileMaker Server 11の新機能:強化された使用状況表示(FAMLog)、クライアントの使用状況のログ(Claris FileMaker Server 19 ヘルプ)
Node.js v16のサポート終了予定日
June 13, 2022
Node.js v16は2023年9月11日にサポートが終了する予定となっています。
Node.js v16は当初2024年4月にサポートが終了する予定でしたが、OpenSSL 1.1.1系列のサポートが2023年9月11日に終了する予定になっていることから、OpenSSL 1.1.1と同じタイミングでサポートを終了するように変更したとのことです。
なお、Claris FileMaker ServerやClaris FileMaker CloudのClaris FileMaker Data API エンジンではNode.jsが使われていて、FileMaker Server 19.4.2ではNode.js v14.18.1が使用されています。Node.js v14は2023年4月30日にサポートが終了する予定となっています。
[関連]OpenSSL 1.1.1系列のサポート終了予定日(FAMLog)、Node.js v14のサポート終了予定日(FAMLog)
PHP 7.4.30、PHP 8.0.20およびPHP 8.1.7が公開
June 10, 2022
PHP 7.4.30、PHP 8.0.20およびPHP 8.1.7が公開されています。
PHP 7.4.30、PHP 8.0.20およびPHP 8.1.7ではそれぞれセキュリティ脆弱性の修正が行われています。PHP 7.3系統の公式セキュリティサポートは2021年11月に終了しており、今後はバージョン7.4系列以降にアップグレードすることが強く推奨される状況になっています。
なお、PHP 7.4は2022年11月28日まで、PHP 8.0は2023年11月26日まで、PHP 8.1は2024年11月25日までセキュリティ修正が継続される予定となっています。
エミックオンラインセミナーを2022年6月28日に開催
June 09, 2022
2022年6月28日(火)正午から、OSS(オープンソースソフトウェア)として提供されているローコード開発プラットフォームの現状と動向について紹介するオンラインセミナーを開催します。
Claris FileMakerの代替となる可能性があるかもしれない、Webベースの社内ツールを開発できるソフトウェアを紹介します。今回紹介するローコード開発プラットフォームは、ToolJet、BudibaseおよびAppsmithの3種類です。
エミックオンラインセミナー
「OSSのローコード開発プラットフォームが秘める可能性」
開催日時:2022年6月28日(火)12:00(正午)~12:45
参加費:無料
主催:株式会社エミック
本セミナーはZoomのウェビナー機能を用いて実施します。視聴は無料ですが事前のお申し込みが必要です。
詳細については次のページをご覧ください。
https://emiconlineseminar202206.peatix.com/
Apache HTTP Server 2.4.54が公開
June 08, 2022
Apache HTTP Server 2.4.54が公開されています。
Apache HTTP ServerはオープンソースのWebサーバーソフトウェアです。Apache HTTP Server 2.4.54では、mod_proxyやmod_sed、mod_proxy_ajp、mod_lua等の脆弱性が修正されています。
なお、macOS版およびLinux版のClaris FileMaker Serverでは、WebサーバーにApache HTTP Serverが内部的に使用されています。
[関連]Q&A: Apache Server をバージョン 2.4.51 にアップグレード後、FileMaker Server へのファイルのアップロードが失敗する、もしくは遅くなる(Claris ナレッジベース)
macOS Venturaが2022年秋に登場予定
June 07, 2022
Appleが、macOS Montereyの後継バージョンとなるmacOS Venturaを今秋提供する予定であると発表しています。
macOS Venturaは今秋、無料のソフトウェアアップデートとして提供されます。macOS Venturaのデベロッパ向けベータ版は、本日よりdeveloper.apple.com/jpを通じてApple Developer Programのメンバーに提供されます。Macユーザーに対しては来月中にパブリックベータ版がbeta.apple.comで提供されます。
なお、macOS Venturaと同時にiOS 16やiPadOS 16、watchOS 9等も発表されており、それぞれ今秋正式に提供が開始される予定となっています。
FMDataAPI Ver.27が公開
June 06, 2022
Claris FileMaker Data APIをPHPで利用するためのクラスであるFMDataAPIのバージョン27が公開されています。
新居雅行氏が開発したFMDataAPIは、MITライセンスで提供されているオープンソースソフトウェアです。FMDataAPI Ver.26では、PHP 5およびPHP 7.0がサポート対象外となっています。
FileMaker Server 17以降で正式版として利用できるようになったFileMaker Data APIは、FileMaker Server 18以降では各種メタデータやレコード数に関する詳細情報を取得できるようになっています。なお、FMDataAPIは現在のところClaris FileMaker Cloud 2には対応していません。