FAMLog
FileMaker Server 10の新機能:PHP Site Assistantのプレビュー機能
June 25, 2009
FileMaker Server 10ではPHP Site Assistantのユーザーインターフェースが設計変更され、Webサイトの作成や設定がより簡単に行えるようになりました。
バージョン10では、PHP Site Assistantにプレビュー機能が内蔵されたことにより、選択したテーマや設定がページの表示にどのように影響するかすぐに確認できるようになっています。
バージョン9ではPHP Site Assistantを終了してからWebブラウザーで別途確認する必要がありましたが、バージョン10ではプレビュー機能によりその制限がなくなっています。
[関連]FileMaker Server 10 での PHP Site Assistant の変更(ファイルメーカーテクニカルサポートインフォメーション)
FileMaker Server 10の新機能:PHP Site Assistantテーマ機能の強化
June 24, 2009
FileMaker Server 10では、PHP Site Assistantの機能が強化されており、新たに追加されたテーマを使用したり、ユーザー独自のテーマを作成できるようになっています。
ユーザー定義のテーマについては、CSSと画像ファイルを別途用意することで独自のテーマを作成できます。この機能を利用するには、「FileMaker Server」フォルダ内の「Web Publishing」フォルダの中にある「PHPSA User Themes」フォルダにCSSファイルをコピーしておく必要があります。
なお、バージョン10で新たに追加されたテーマの中には、iPhone向けに特化したテーマも用意されています。
[関連]FileMaker Server 10 での PHP Site Assistant の変更(ファイルメーカーテクニカルサポートインフォメーション)
PHP 5.2.10
June 23, 2009
「PHP 5.2.10」が公開されています。
PHP 5.2.10では、1件のセキュリティ脆弱性と100件を超える不具合が修正されていて、細工されたJPEG形式のファイルによってexif_read_data関数でセグメンテーション違反が起こる脆弱性が修正されています。
なお、PHP 5.2.9で挙動が一部変更されたarray_unique関数について、PHP 5.2.8以前と同じ挙動となるように修正が施されています。
[関連]PHP 5.2.9(FAMLog)
Phusion Passenger 2.2.4
June 22, 2009
「Phusion Passenger 2.2.4」が公開されています。
Phusion Passengerは、Railsアプリケーションを運用するためのApacheモジュールとして利用することもできますが、バージョン2.2.3および2.2.4では多数の不具合が修正されています。
Passenger 2.2.3では、Rails 2.2以降でRailsBaseURIが機能しない不具合が修正されています。
Ruby 1.8.6-p369 & Ruby 1.8.7-p174
June 19, 2009
Ruby 1.8.6-p369およびRuby 1.8.7-p174が公開されています。
Ruby 1.8.6-p369およびRuby 1.8.7-p174では、Ruby標準ライブラリの1つであるBigDecimalのDoS脆弱性が修正されています。
なお、当初公開されていたRuby 1.8.7-p173には問題が見つかったため、問題が修正されたRuby 1.8.7-p174が公開されていますが、Ruby 1.8.6-p369にはこの問題はないとのことです。
Bento for iPhone and iPod touch 1.0.1
June 18, 2009
「Bento for iPhone and iPod touch 1.0.1」がiTunesのApp Storeで公開されています。
Bento for iPhoneは、iPhoneおよびiPod touch上で動作するアプリケーションです。バージョン1.0.1では、iPhone OS 3.0互換となり、その他にも各種不具合が修正されているとのことです。
価格は税込600円で、システム条件はiPhone OS 2.2以降のiPhoneもしくはiPod touchです。なお、バージョン1.0からバージョン1.0.1には無料で更新できます。
APPLE-SA-2009-06-15-1 Java for Mac OS X 10.5 Update 4
June 17, 2009
アップルから「Java for Mac OS X 10.5 Update 4」が配布されています。
Mac OS X v10.5.7以降で利用可能であるJava for Mac OS X 10.5 Update 4にはセキュリティ上の修正が含まれており、Java SE 6がバージョン1.6.0_13に、J2SE 5.0がバージョン1.5.0_19に、J2SE 1.4.2が1.4.2_21にアップデートされます。
同時に、セキュリティ上の修正を含む「Java for Mac OS X 10.4, Release 9」も公開されています。
ScriptMaster 3
June 16, 2009
360Worksが無償で利用可能なFileMakerプラグインであるScriptMasterの新バージョン「ScriptMaster 3」を公開しています。
ScriptMasterは、Javaプラットフォーム用のスクリプト言語であるGroovyを使用してScriptMasterのモジュールを記述することにより、FileMaker Proでさまざまな機能拡張を行うことができます。
バージョン3では、iSightカメラで撮影した画像をオブジェクトフィールドに格納するQuickTime Frame Captureや、暗号化・復号化を行うEncryptAES/DecryptAES、XML文法のチェックを行うValidate XMLなどといった数多くのモジュールが新たに用意されています。
なお、ScriptMasterとJRubyを利用することで、RubyでFileMaker Proの機能を拡張することも可能です。
FileMaker Web News:第43回 2009年6月号
June 15, 2009
「FileMaker Web News」第43回目をお届けします。
■Safari 4の正式版が公開
オープンソースのブラウザーエンジンであるWebKitをレンダリングエンジンとして使用するSafari 4が2009年6月に公開されました。HTML 5やCSS Effectsにも対応し、Safari 4は最新のWeb標準に準拠したWebブラウザーの1つとしてさまざまな機能を備えています。
[関連]Safari 4(FAMLog)
■FileMaker Road Show 2009が全国5都市で開催
ファイルメーカー社が、2009年6月22日から7月2日にかけて、企業ユーザー向けの参加費無料のイベント「FileMaker Road Show 2009」を全国5都市で開催すると発表しています。事前登録による定員制(先着申込み順)のイベントであり、ファイルメーカー社のWebサイトで参加登録が可能です。
[関連]FileMaker Road Show 2009(FAMLog)
FileMaker Server 10 Advancedの新機能:同時接続クライアント数の増加
June 12, 2009
FileMaker Server 10 Advancedでは、FileMakerネットワーク共有機能における同時接続クライアント数の上限が増加しています。
FileMakerネットワーク共有機能は、TCP/IPを使用してネットワーク経由でFileMaker Proデータベースを共有する機能であり、5003番のポートを使って通信を行います。
FileMaker Server 10ではFileMakerネットワーク共有機能における同時接続クライアント数の上限は250ですが、FileMaker Server 10 Advancedでは新たに理論上の上限が999に引き上げられています。