FAMLog
Mac OS X Leopard Server Sneak Peek
August 23, 2006
Mac OS X Server v10.5 Leopardでは、Server AssistantおよびServer Preferences、iCal Server、Wiki Server、Spotlight Server、Podcast Producerなどが新機能として追加されます。
Leopard ServerのコアサービスであるApache 2、MySQL 5、Postfix、Cyrus、iChat Server、QuickTime Streaming Serverがすべて64ビット化されることにより、運用する64ビットハードウェアの性能ならびに処理能力を活用できるようになると同時に、より大きなデータも扱えるようになります。また、Leopard Serverは32ビット完全互換であるため、32ビットおよび64ビットアプリケーションを同時にネイティブ動作させることもできるとのことです。
Mac OS X v10.5 Leopardと同じく、Mac OS X Server v10.5 Leopardは2007年春に出荷される予定となっています。
日本語版FileMaker Pro 8.5は2006年9月中旬に発売
August 22, 2006
ファイルメーカー社が、ライブのWebデータとの統合機能が備わった最初のデスクトップデータベースソフトウェア「FileMaker Pro 8.5」および「FileMaker Pro 8.5 Advanced」を2006年9月中旬に日本国内で発売すると発表しています。
同時に、FileMaker Pro 8.5、FileMaker Pro 8.5 Advanced、
FileMaker Server 8.0v4、およびFileMaker Server 8.0v4 Advancedを含む新製品ラインが、新たにIntel搭載Macに対応したユニバーサルアプリケーションとなり、FileMaker Server 8.0v4およびFileMaker Server 8.0v4 Advancedを2006年8月下旬に日本国内で発売することも発表しています。
各製品の税込価格は、従来のバージョン8と同じく、FileMaker Pro 8.5が39,900円、FileMaker Pro 8.5 Advancedが60,900円、FileMaker Server 8.0v4が134,400円、そしてFileMaker Server 8.0v4 Advancedが302,400円となっています。
APPLE-SA-2006-08-17 Xsan Filesystem 1.4
August 18, 2006
アップルから、セキュリティ上の問題が修正された「Xsan Filesystem 1.4 for Mac OS X 10.4」が公開されています。
このバージョンでは、パス名を処理しているときにXsan Filesystem ドライバー内でバッファオーバーフローが起こることにより、悪意のあるユーザーがXsanを利用するシステムをクラッシュさせたり、任意のコードを実行する可能性がある問題(CVE-2006-3506)が修正されています。
なお、上記にあわせて「Xsan Admin 1.4 Update」も公開されています。
Mac OS X Leopard Sneak Peek:Spaces
August 17, 2006
2007年春に出荷予定のMac OS X v10.5 Leopard(レパード)には、各種業務に必要な複数のアプリケーショングループを即座に切り替えられる新機能「Spaces(スペーシズ)」が搭載されます。
Spacesは、特定業務に必要な複数のアプリケーションをグループ化して「スペース(空間)」に保存できる直感的な新機能です。行う業務に応じてスペースを切り替えることで、必要なアプリケーションを瞬時に呼び出すことができます。
俯瞰表示によりすべてのスペースを一目で見渡すことができるため、利用者は任意のスペースに1回のキーボード操作、もしくは1回のマウスクリックで簡単に移動できるようになっているようです。
Mac OS X Leopard Sneak Peek:Time Machine
August 16, 2006
2007年春に出荷予定のMac OS X v10.5 Leopard(レパード)には、Mac上のあらゆるものを自動的にバックアップおよび復元できる新技術「Time Machine(タイムマシン)」が搭載されます。
Time Machineは、削除したファイル、アプリケーション、写真を始めとする各種デジタルメディアを、時間をさかのぼって探し出すことができる独特の機能を備えていて、Macに保存されたすべてのコンテンツを外付けハードディスクドライブ、もしくはMac OS X Serverに自動的にバックアップします。
ファイルを何らかの理由で失ってしまった場合、直感的な時間軸ベースのビジュアルディスプレイにより、時間をさかのぼってそのファイルを検索できます。そして、Macに保存していた目的のコンテンツをクリック1つで瞬時に復元できるようになっているようです。
(2008/08/08追記:リンク先のURLを一部変更しました。)
FileMaker Web News:第9回 2006年8月号
August 15, 2006
書籍「FileMaker Server カスタムWebテクニック」に関する出版後の情報を補足することを主目的とした「FileMaker Web News」第9回目をお届けします。
■FileMaker API for PHP Public Beta
「FileMaker API for PHP Public Beta」が2006年7月下旬に米国で公開されました。ベータ版として公開されたものですが、PHPを利用してFileMakerデータベースのデータ操作を可能にするFileMaker純正のAPIであり、正式版の登場が待ち遠しいところです。
[関連]FileMaker API for PHP Public Beta(FAMLog)
■Mac OS X Server v10.4がIntelベースMacに対応
アップルが、2006年8月上旬にIntelベースのMacにも対応した「Mac OS X Server v10.4.7」を販売開始しました。日本国内ではまだIntelベースのMacに対応したFileMaker Server 8.0v4の入手可能時期は不明ですが、あと数ヶ月以内にはIntelベースMacにネイティブ対応したFileMaker Serverを動作させることができることでしょう。
[関連]Mac OS X Server v10.4がIntelベースMacに対応(FAMLog)
(2008/03/15追記:カテゴリーをBookからNewsに変更しました。)
Mac OS X Leopard Sneak Peek
August 14, 2006
アップルが、Mac OS Xの6回目のメジャーリリースとなるMac OS X v10.5 Leopard(レパード)の新機能概要を、2006年8月7日に発表しています。
2007年春に出荷予定のLeopardには、Mac上のあらゆるものを自動的にバックアップおよび復元できる新技術「Time Machine(タイムマシン)」や、各種業務に必要な複数のアプリケーショングループを即座に切り替えられる新技術「Spaces(スペーシズ)」などといった新機能が搭載される他、さまざまな機能強化が行われる予定になっています。
なお、この発表と同時に、2007年春の出荷が予定されているMac OS X Server v10.5 Leopardの新機能概要も発表されています。
APPLE-SA-2006-08-09 Security Update 2006-004 for Mac Pro
August 11, 2006
Appleから「Security Update 2006-004 for Mac Pro」が公開されています。
Mac Proは、Mac OS X v10.4.7 Build 8K1079のバージョンで出荷されますが、Build 8K1079には2006年8月1日に公開された「Security Update 2006-004」のImageIOおよびOpenSSHに関する修正が含まれていません。これらの項目はMac Proの製造段階でテストが完全には終了していなかったため、Mac OS X v10.4.7 Build 8K1079およびMac OS X Server v10.4.7 Build 8K1079で動作しているシステムのみを対象に、このセキュリティアップデートが提供されています。
なお、2006年8月1日に公開された「Security Update 2006-004」がすでに適用されている場合には、このアップデートをインストールする必要はありません。
Mac OS X Server v10.4がIntelベースMacに対応
August 10, 2006
アップルが、IntelベースのMacにも対応した「Mac OS X Server v10.4.7」を販売開始しています。
Mac OS X Server v10.4.7のシステム条件は下記の通りです。
・Xserve、IntelまたはPowerPC G5、G4プロセッサーを搭載したデスクトップタイプのMacintoshコンピューター
・メモリー:512MB以上
・ハードディスク:10GB以上の空き領域
・内蔵FireWireポート
価格については、Unlimitedクライアント版が税込98,000円、10クライアント版が税込52,000円となっています。