FAMLog
Apache HTTP Server 1.3.31リリース
May 13, 2004
Apache HTTP Server 1.3.31がリリースされています。バージョン1.3.30はリリースされていません。
Apache 1.3.31では、multiple listening socketsを使用する場合いくつかのプラットフォームでサービス拒否攻撃が可能な脆弱性(CAN-2004-0174)、error_logに書き込む前にエスケープ処理をしていない問題(CAN-2003-0020)、ビッグエンディアンかつ64bit環境で発生するmod_accessにおけるアクセス制限が正常に機能しない脆弱性(CAN-2003-0993)およびmod_digestにおける脆弱性(CAN-2003-0987)が修正されています。
あわせてmod_ssl 2.8.17 for Apache 1.3.31もリリースされています。
FileMaker 7 インスタントWeb公開の改善点 (2)
May 12, 2004
インスタントWeb公開機能を利用すると、HTMLファイルを用意することなく、手軽にFileMaker ProのデータベースをWeb公開することができます。
FileMaker Pro 7では、インスタントWeb公開のインターフェースのデザインが変更され、FileMaker Proデスクトップアプリケーションにより近い外観と機能を持つようになりました。
任意の数のレイアウトをWeb上で直接公開することができるようになり、Webブラウザーで閲覧した場合にFileMaker Pro上での画面がより再現されるようになっています。
(2006/12/19追記:「インスタント Web 公開」を「インスタントWeb公開」に記述を変更しました。)
FileMaker 7 インスタントWeb公開の改善点
May 11, 2004
FileMaker Pro 7のインスタントWeb公開でまず注目する点として、Webブラウザーで接続した場合に、マルチスレッド化された個々のセッションが維持されるようになりました。
セッションを維持するためにCookieもしくはQUERY_STRINGが利用され、各セッションごとの処理がFileMaker側で記憶されます。例えば、データベースに接続中にWebブラウザーのウインドウを閉じても、再度すぐにアクセスすればさきほどの画面が表示されます。
マルチスレッドで処理をこなせるようになったので、Webユーザーが実行する一部のタスクが他のWebユーザーに影響を及ぼすことがなくなり、基本性能自体も向上しています。
(2006/12/19追記:「インスタント Web 公開」を「インスタントWeb公開」に記述を変更しました。)
FileMaker Pro 7とFileMaker Developer 7が販売開始
May 10, 2004
待ちに待った「FileMaker Pro 7」と「FileMaker Developer 7」の販売が本日より開始されました。
ファイルメーカー社のサイトからはFileMaker Pro 7の評価版をダウンロードできるようになっています。
さらに、FileMaker Pro 7とFileMaker Developer 7のデータシートPDFもファイルメーカー社のサイトから入手できます。
FileMaker Pro 7のセキュリティ機能
May 07, 2004
FileMaker 7ではセキュリティモデルも一新され、これまでは通常パスワードのみによるアクセス制御機能でしたが、アカウント名とパスワードを使ってデータベースを保護することができるようになりました。
Webブラウザー経由でデータベースにアクセスするときにも、デスクトップ上で設定したセキュリティレベルが適用されるようになっており、以前のバージョンに比べると全体的に洗練されている印象を受けます。
権限があれば、アカウントの追加や削除、パスワードの変更等もスクリプトでできるようになっており、管理面での利便性も向上しています。
Preview of Mac OS X v10.4 "Tiger"
May 06, 2004
今年のWorldwide Developers Conferenceは2004年6月28日から7月2日までの間、サンフランシスコのMoscone Westで開催されます。
AppleのCEO、Steve Jobsによる基調講演は2004年6月28日午前10時(米国西部時間)から行われ、Mac OS Xの次期メジャーリリースとなるコードネーム「Tiger(タイガー)」のプレビューが披露される予定となっています。
どうやら次のバージョンはMac OS X v10.4となるようですね。
Security Update 2004-05-03
May 05, 2004
AppleからSecurity Update 2004-05-03がリリースされました。Mac OS X v10.3.3、Mac OS X Server v10.3.3、Mac OS X v10.2.8およびMac OS X Server v10.2.8用のセキュリティアップデートが用意されています。
それぞれCoreFoundation、AFP Server、IPSecの脆弱性が修正されており、さらにMac OS X Server v10.3.3ではApache 2が、Mac OS X Server v10.2.8ではApache 2およびRemote Adminが修正されています。Security Update 2004-04-05での修正箇所も今回のセキュリティアップデートに含まれています。
Apache 2についてはバージョンが2.0.49にアップデートされて、CAN-2003-0020、CAN-2004-0113およびCAN-2004-0174の脆弱性が修正されています。
Apacheクックブック
May 04, 2004
Apacheクックブックは、Apache HTTP Serverを管理・運用する上で実践的で役立つ情報がまとめられた書籍です。
モジュールのインストールやログの記録、バーチャルホスト、リライト、SSLの設定方法など、幅広いトピックについて分かりやすく解説しています。Apache 2.0、1.3に対応した内容となっています。
現場での様々な局面を想定して書かれているこの本は、宣伝通りまさしくWebサーバー管理者必携の書と言える本です。
QuickTime 6.5.1
May 03, 2004
iTunes 4.5のリリースにあわせてQuickTime 6.5.1が入手可能になりましたが、このバージョンのQuickTimeではセキュリティホールが修正されています。
Appleのセキュリティ勧告によると、不正な形式の.mov(ムービー)ファイルがQuickTimeを終了させる可能性があるというCAN-2004-0431の問題を修正しているそうです。
上記の問題を発見したeEye Digital Securityによると、このセキュリティホールにはファイルを開くと悪意のあるコードが実行される可能性もあるそうですが、Appleのセキュリティ勧告ではこの点には触れられていません。
Timestampフィールドタイプ
April 30, 2004
FileMaker Pro 7ではTimestampフィールドタイプが新しく追加されています。
これまでは日付(Date)フィールドタイプおよび時刻(Time)フィールドタイプは存在しましたが、日付と時刻を同時に扱うフィールドタイプはありませんでした。
日時情報を保存するために日付フィールドと時刻フィールドの2つのフィールドを設定する必要がありましたが、Timestampフィールドを利用すると1フィールドで日時情報を扱うことができるようになります。