FAMLog
インスタントWeb公開とカスタムWeb公開
April 03, 2004
ファイルメーカーProのデータベースをWeb公開する方法は、「インスタントWeb公開」と「カスタムWeb公開」の2通りに分類されます。
インスタントWeb公開機能を利用すると手軽にデータベースをWeb公開できますが、柔軟性に欠け、ボタン化されたスクリプトの利用に制限があります。割り切って使うにはいいのですが、物足りない部分が多々ありました。
Webブラウザーでの表示や動作をより自由にコントロールしたい場合には、CDML(クラリスダイナミックマークアップ言語)を使ったカスタムWeb公開機能をたいていは選択することになります。なお、CDML以外にはXMLやファイルメーカーJDBC ドライバを利用する方法があります。
ファイルメーカーでWeb公開する際、これまではCDMLを使ったカスタムWeb公開がよく利用されてきましたが、FileMaker Server 7 AdvancedではCDMLがサポートされておらず、カスタムWeb公開に相当する機能ががらりと変わっていることが伺えます。
(2006/01/03追記:リンク先のURLを変更しました。)
Webコンパニオン
April 02, 2004
そもそもFileMaker Pro(ファイルメーカーPro)はデータベースソフトウェアですが、1997年に発表されたファイルメーカーPro 4.0でWebサーバーの機能が追加されました。
Webサーバーの機能は純正のプラグインにより提供され、そのプラグインは「Webコンパニオン(Web Companion)」と呼ばれていました。これによりファイルメーカー単独でデータをWeb上に公開することができたのです。
FileMaker 7 製品ラインではデーターベースエンジンが一新されており、同時にWeb公開機能もこれまでとは別のものになっています。Webコンパニオンは全く違うものに生まれ変わったようです。
(2005/08/31追記:「FileMaker 7製品ライン」を「FileMaker 7 製品ライン」に修正しました。)
(2007/01/02追記:「Web コンパニオン」を「Webコンパニオン」に修正しました。)
FileMaker 7 Family
April 01, 2004
先月FileMaker 7の製品ラインが発表されました。
英語版FileMaker Pro 7、FileMaker Developer 7は発表と同時に販売が開始されています。FileMaker Server 7、FileMaker Server 7 AdvancedそしてFileMaker Mobile 7は今年の夏に出荷される予定のようです。
日本語版については発売時期・価格は未定になっていますが、数ヶ月以内には販売されることでしょう。
上記のニュースはもはや旧聞ですが、FileMaker 7 Familyは革新的なバージョンアップと言えるものです。その中でもWebに関する機能は様変わりしています。このブログでは、FileMaker 7 FamilyのWeb機能にまず注目していきたいと思います。