FAMLog


FMDataAPI Ver.23が公開

September 13, 2021

新居雅行氏がClaris FileMaker Data APIをPHPで利用するためのクラスであるFMDataAPIのバージョン23を公開しています。

FMDataAPIは、MITライセンスで提供されているオープンソースソフトウェアです。FMDataAPI Ver.23ではPSR-4に準拠するようにクラスファイルが分割されています。

FileMaker Server 17以降で正式版として利用できるようになったFileMaker Data APIは、FileMaker Server 18以降では各種メタデータやレコード数に関する詳細情報を取得できるようになっています。なお、FMDataAPIは現在のところClaris FileMaker Cloud 2には対応していません。

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Pro 19.3.1の新機能:Windows版でMicrosoft Edge WebView2を搭載

September 10, 2021

Windows版のClaris FileMaker Pro 19.3.1では、WebコンテンツのレンダリングにInternet Explorerベースのエンジンの代わりに、Microsoft Edge WebView2を利用するようになっています。

Microsoft Edge WebView2の搭載により、Web標準に対するより良いサポートが提供されるようになり、Web ビューアで使用しているJavaScriptおよびCSSを簡略化できる可能性があります。

ただし、Web ビューアで使用している各種コードを変更・更新しなければならない場合があります。WindowsにおいてFileMaker Pro 19.2以前からバージョン19.3.1以降にバージョンアップする際にはその点に留意する必要があります。

[関連]Windows 版 Claris FileMaker Pro 19.3.1 における Microsoft Edge のサポートについて(Claris ナレッジベース)、Claris FileMaker Pro 19.3.1 アップデータが公開(FAMLog)

Tag: FileMaker

OpenSSL 3.0.0が公開

September 09, 2021

通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョンであるOpenSSL 3.0.0が公開されています。

内部アーキテクチャーが刷新されているOpenSSL 3.0.0では、FIPS 140-2に準拠する新しいFIPSモジュールが組み込まれています。ライセンスが変更されており、OpenSSL 3.0.0ではApache License, Version 2.0に変更されています。

OpenSSLのバージョン1.0.2系統はすでにサポートが終了しているため、今後はバージョン1.1.1系列もしくはバージョン3.0.0系列を通常は利用する必要があります。なお、バージョン1.1.1系列のサポートは2023年9月11日に終了する予定となっています。

Tag: Security

エミックオンラインセミナーを2021年9月24日に開催

September 08, 2021

2021年9月24日(金)正午から、Claris FileMaker Serverと連動したWebフォームを作成する方法について紹介するオンラインセミナーを開催します。

Claris FileMakerのサーバー製品を用いてWebフォームを作成するための基礎知識や周辺知識を解説します。WordPressとClaris FileMaker Serverを連携させるデモンストレーションもご覧いただき、FileMaker Serverと連動した問い合わせフォームの事例および概要を紹介する予定です。

エミックオンラインセミナー
「Claris FileMaker Server と連動した Web フォームの作成」
開催日時:2021年9月24日(金)12:00〜12:45
参加費:無料
主催:株式会社エミック

本セミナーはZoomのウェビナー機能を用いて実施します。視聴は無料ですが事前のお申し込みが必要です。

詳細については次のページをご覧ください。
https://emiconlineseminar202109.peatix.com/

Tag: Ad

Claris Engage Japan 2021の事前登録受付が開始

September 07, 2021

Claris Engage Japan 2021の事前登録受付が開始されています。

Claris Enagage Japan(旧称:FileMaker カンファレンス)は、Clarisが主催する日本最大の年次カンファレンスです。今年もオンラインで40以上のセッションが配信される予定です。2021年11月10日(水)から12日(金)までの3日間、複数のチャンネルでスケジュールに沿って動画がオンラインで配信されます。どなたでも無料で参加可能です。

なお、Claris Engage Japan 2021では、1つセッションを担当し、Claris FileMaker Server for Linuxについて紹介します。参加無料および事前登録制ですので、是非ご登録の上ご視聴ください。

Tag: FileMaker

curl 7.78.0が公開

September 06, 2021

curl 7.78.0が2021年7月下旬に公開されています。

curlは、さまざまな通信規格に対応しているデータ転送ソフトウェアであり、Claris FileMakerでも利用されています。curl 7.78.0では5点のセキュリティ脆弱性が修正されています。

なお、バージョン16以降のClaris FileMakerでは[URL から挿入]スクリプトステップでさまざまなcURLオプションを指定できるようになっています。Claris FileMaker Pro 19.3.1およびClaris FileMaker Server 19.3.1ではcurlが更新されており、curl 7.76.0が使用されるようになっています。

[関連]curl 7.76.0が公開(FAMLog)

Tag: Apache

Claris FileMaker Cloud 2.19.3.2の改善点:Claris FileMaker Admin API

September 03, 2021

2021年8月に提供が開始されたClaris FileMaker Cloud 2.19.3.2では、Claris FileMaker Admin APIの機能が拡充されています。

FileMaker Cloud 2.19.3.1でClaris FileMaker Data APIで用いるストリーミングURLへのアクセスが制限されるようになっていましたが、バージョン2.19.3.2ではストリーミングURLのセキュリティ設定をFileMaker Admin APIで変更・確認できるようになっています。

なお、2021年8月に公開したfmcsadmin 1.3.0ではClaris FileMaker Server 19.3.2以降を利用している場合にストリーミングURLのセキュリティ設定を確認および変更できるようになっていますが、現時点ではfmcsadminはClaris FileMaker Cloud 2には対応していません。

[関連]Claris FileMaker Cloud 2.19 リリースノート(Claris)、Claris FileMaker Cloud 2.19.3.2の提供が開始(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Server 19.3.2の改善点:Claris FileMaker Admin API

September 02, 2021

2021年7月に提供が開始されたClaris FileMaker Server 19.3.2では、Claris FileMaker Admin APIの機能が拡充されています。

FileMaker Server 19.3.1でClaris FileMaker Data APIで用いるストリーミングURLへのアクセスが制限されるようになっていましたが、バージョン19.3.2ではストリーミングURLのセキュリティ設定をFileMaker Admin APIもしくはfmsadminコマンドで変更・確認できるようになっています。

なお、2021年8月に公開したfmcsadmin 1.3.0では、FileMaker Server 19.3.2以降を利用している場合にgetコマンドおよびsetコマンドでストリーミングURLのセキュリティ設定を確認および変更できるようになっています。

[関連]Claris FileMaker Server 19.3.2の提供が開始(FAMLog)、2021年8月「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング」発表資料(FAMLog)、fmcsadmin 1.3.0を公開(FAMLog)

Tag: FileMaker

Node.js v14.17.6とNode.js v12.22.6が公開

September 01, 2021

Node.js v14.17.6 (LTS)Node.js v12.22.6 (LTS)が2021年8月末に公開されています。

Node.js v14.17.6とNode.js v12.22.6ではそれぞれ複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。

なお、Claris FileMaker ServerやClaris FileMaker CloudのClaris FileMaker Data API エンジンではNode.jsが使われていて、FileMaker Server 19.3.2ではNode.js v14.16.1が使用されています。


FileMaker data migration tool 19.3.1の新機能:Ubuntuのサポート

August 31, 2021

バージョン19.3.1のFileMaker data migration toolではUbuntuがサポートされるようになっています。

FileMaker Developer Subscription(FDS)を購入することで利用できるFileMaker data migration toolは、ファイル拡張子が「fmp12」であるFileMaker Proデータベースファイルからデータのインポート処理を実行し、運用しているカスタム Appの更新にかかる時間を大幅に短縮できるコマンドラインツールです。

2021年8月時点におけるFileMaker data migration toolの最新版はバージョン19.3.1です。FileMaker data migration toolは、Linux版(Ubuntu版)だけでなく、Windows版とmacOS版が用意されています。

[関連]Claris FileMaker Data Migration Tool Guide(Claris)、Claris FileMaker Server 19.3.1の新機能:Ubuntuのサポート(FAMLog)

Tag: FileMaker

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