FAMLog
INTER-Mediator Ver.12でサポートされているPHPのバージョン
February 08, 2024
INTER-Mediator Ver.12は、バージョン7.4系列からバージョン8.3系列までのPHPをサポートしています。
INTER-Mediatorは、予算規模の小さな組織でも業務システムの開発を円滑にできることを目指して開発された、MITライセンスで提供されるWebアプリケーションフレームワークです。2024年2月に公開されたINTER-Mediator Ver.12の動作にはPHP 7.4以降の環境が必要になっています。
2024年2月8日現在、PHPの最新安定バージョンはPHP 8.3.2です。PHPはバージョン8.4系統の開発も進められており、現在のところ2024年11月下旬にPHP 8.4が公開される予定となっています。
[関連]INTER-Mediator Ver.12が公開(FAMLog)
INTER-Mediator Ver.12が公開
February 07, 2024
INTER-Mediator Ver.12が公開されています。
INTER-Mediatorは、予算規模の小さな組織でも業務システムの開発を円滑にできることを目指して開発された、MITライセンスで提供されるWebアプリケーションフレームワークです。PHP 7.4以上の環境が必要となったINTER-Mediator Ver.12では、Service Serverの起動処理として利用していたforeverの代わりにnodemonを利用するように変更されています。また、マスター/ディテール形式のページを別々のページファイルを用いて構成できるようになっています。
INTER-Mediator Ver.5系統とINTER-Mediator Ver.6以降は内部的な構造が大幅に異なります。旧バージョンからバージョンアップする際には、必ず事前にバージョン移行ガイドやINTER-Mediatorの方向性に関するページを参照するようにしてください。
[関連]今後のINTER-MediatorにおけるClaris FileMaker Server対応について(FAMLog)、INTER-Mediator Ver.5のサポート終了予定月(FAMLog)
Contact Form 7 5.8.7が公開
February 06, 2024
Contact Form 7 5.8.7が公開されています。
Contact Form 7はWordPress用のフォームプラグインです。Contact Form 7 5.8.7では、REST APIでフォーム送信に正しいユニットタグが含まれていない場合に400 Bad Requestを返すようになっています。Contact Form 7 5.8においてWordPressとPHPに関する新しいサポート方針が導入されていたため、Contact Form 7 5.8.7の動作にはPHP 7.4以降かつWordPress 6.2以上の環境が必要です。
なお、FMPress Formsを使用すると、Contact Form 7で作成したWebフォームから送信されたデータをFileMakerデータベースに登録できるようになります。無料で利用可能なFMPress Formsは、WordPressの公式プラグインディレクトリからインストールおよびダウンロードできます。
[関連]Contact Form 7 5.8が公開(FAMLog)
macOS Ventura 13.6.4およびmacOS Monterey 12.7.3の提供が開始
January 30, 2024
macOS Ventura 13.6.4およびmacOS Monterey 12.7.3の提供が開始されています。
macOS Ventura 13.6.4およびmacOS Monterey 12.7.3ではそれぞれ複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。すでに悪用された可能性のある脆弱性(CVE-2024-23222)が修正されていることから、macOS Venturaを使用している場合にはmacOS Ventura 13.6.4に、macOS Montereyを使用している場合にはmacOS Monterey 12.7.3に更新することが推奨されます。
なお、Claris FileMaker ProおよびClaris FileMaker Serverは、バージョン19.4.1以降でmacOS Montereyに対応するようになっており、バージョン19.6.1以降でmacOS Venturaでのインストールがサポートされるようになっています。
[関連]macOS Sonoma 14.3の提供が開始(FAMLog)、Safari 17.3の提供が開始(FAMLog)
Safari 17.3の提供が開始
January 29, 2024
AppleからSafari 17.3の提供が開始されています。
Appleが開発および提供しているWebブラウザーであるSafariのバージョン17.3では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。すでに悪用された可能性のある脆弱性(CVE-2024-23222)が修正されていることから、macOS MontereyもしくはmacOS Venturaを使用している場合にはSafari 17.3に更新することが推奨されます。
なお、macOS MontereyおよびmacOS Ventura向けに配布されているSafari 17.3はmacOS Sonoma 14.3にも搭載されています。
[関連]macOS Sonoma 14.3の提供が開始(FAMLog)、iOS 16.7.5およびiPadOS 16.7.5の提供が開始(FAMLog)
macOS Sonoma 14.3の提供が開始
January 26, 2024
macOS Sonoma 14.3の提供が開始されています。
macOS Sonoma 14.3では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。すでに悪用された可能性のある脆弱性(CVE-2024-23222)が修正されていることから、macOS Sonomaを使用している場合にはmacOS Sonoma 14.3に更新することが推奨されます。
Claris ナレッジベースによると、Claris FileMaker Pro 2023(20.2)およびClaris FileMaker Pro 2023(20.3)はmacOS Sonomaと互換性があるとのことです。FileMaker Pro 2023(20.3)でmacOS Sonomaとの互換性に関する既知の問題が一部修正されていましたが、一部は未解決のままとなっています。
[関連]Claris FileMaker 2023(バージョン20.3)の提供が開始(FAMLog)、iOS 17.3およびiPadOS 17.3の提供が開始(FAMLog)、iOS 16.7.5およびiPadOS 16.7.5の提供が開始(FAMLog)
iOS 15.8.1およびiPadOS 15.8.1の提供が開始
January 25, 2024
iPhone向けのソフトウェア・アップデートとなるiOS 15.8.1と、iPad向けのソフトウェア・アップデートとなるiPadOS 15.8.1の提供が開始されています。
iOS 15.8.1およびiPadOS 15.8.1では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。すでに悪用された可能性のある脆弱性(CVE-2023-42916およびCVE-2023-42917)が修正されていることから、iOS 16およびiPadOS 16に未対応の機種でiOS 15およびiPadOS 15を使用している場合にはアップデートを適用することが推奨されています。
なお、App StoreからダウンロードできるClaris FileMaker Goを使用すれば、Claris FileMaker Proで作成したカスタム AppをiOSやiPadOS上で実行できます。FileMaker Go 2023はiOS 16以降もしくはiPadOS 16以降で動作するため、iOS 15およびiPadOS 15を使用している場合にはFileMaker Go 19.6.3を使う必要があります。
[関連]iOS 17.3およびiPadOS 17.3の提供が開始(FAMLog)、iOS 16.7.5およびiPadOS 16.7.5の提供が開始(FAMLog)
iOS 16.7.5およびiPadOS 16.7.5の提供が開始
January 24, 2024
iPhone向けのソフトウェア・アップデートとなるiOS 16.7.5と、iPad向けのソフトウェア・アップデートとなるiPadOS 16.7.5の提供が開始されています。
iOS 16.7.5およびiPadOS 16.7.5では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。すでに悪用された可能性のある脆弱性(CVE-2024-23222)が修正されていることから、iOS 16を使用している場合にはiOS 16.7.5に、iPadOS 16を使用している場合にはiPadOS 16.7.5にアップデートすることが推奨されます。
なお、App StoreからダウンロードできるClaris FileMaker Goを使用すれば、Claris FileMaker Proで作成したカスタム AppをiOSやiPadOS上で実行できます。FileMaker Go 2023はiOS 16以降もしくはiPadOS 16以降で動作します。
[関連]iOS 17.3およびiPadOS 17.3の提供が開始(FAMLog)
Apache Tomcat 8.5.64および9.0.44では情報漏洩の脆弱性(CVE-2024-21733)が修正済み
January 22, 2024
Apache Tomcat 8.5.64およびApache Tomcat 9.0.44では情報漏洩の脆弱性(CVE-2024-21733)が修正されています。
Apache Tomcat 8.5.64およびApache Tomcat 9.0.44が公開されたのは2021年ですが、CVE-2024-21733は今月になって公開された次第です。不完全なPOSTリクエストを受信した際のエラーレスポンスに、他のユーザーが以前にリクエストしたデータが含まれる可能性があったとのことです。
なお、現時点でのApache Tomcatの最新安定バージョンはバージョン10.1.18ですが、Claris FileMaker Server 2023(FileMaker Server 20.3.1)ではJava Web公開エンジンにApache Tomcat 9.0.69が使用されています。
[関連]JVNVU#98698305: Apache Tomcatにおける情報漏えいの脆弱性(Japan Vulnerability Notes)、Apache Tomcat 8.5.61およびApache Tomcat 9.0.41が公開(FAMLog)、Apache Tomcat 7.0.109、8.5.68、9.0.48および10.0.7ではセキュリティ脆弱性が修正済み(FAMLog)
PHP 8.3系列の公式セキュリティサポート終了予定日
January 16, 2024
PHP 8.3系列は2026年11月下旬に公式のセキュリティサポートが終了する予定となっています。
PHP 8.3系列のアクティブサポートは2025年11月下旬に終了する予定であり、重大なセキュリティに関わる修正が行われるセキュリティサポートは2026年11月23日までの予定となっています。PHPはバージョン8.4系統の開発も進められており、現在のところ2024年11月下旬にPHP 8.4が公開される予定となっています。
現時点でのPHPの最新安定バージョンはバージョン8.3.1です。下位互換性のない変更点や推奨されなくなる機能もあるため、PHP 8.3に移行する場合にはあらかじめ移行ガイドで各種変更点を確認してから移行作業を行う必要があります。
[関連]PHP 8.2系列の公式セキュリティサポート終了予定日(FAMLog)