FAMLog
CakePHP 1.3.2が公開
June 09, 2010
PHP用のWebアプリケーションフレームワーク「CakePHP 1.3.2」が公開されています。
CakePHP 1.3.2は、CakePHP 1.3系統の保守リリースです。先月下旬にCakePHP 1.3.1が公開されたばかりですが、キャッシュおよびWindowsプラットフォームにおける不具合を修正するために通常より前倒しして公開されています。
なお、CakePHP 1.3では数多くの機能追加と機能改善が行われているので、バージョン1.2からバージョンアップする場合には、事前にバージョン1.2からの移行ガイドを参照する必要があります。
Phusion Passenger 2.2.14が公開
June 08, 2010
「Phusion Passenger 2.2.14」が公開されています。
Phusion Passengerは、Railsアプリケーションを運用するための、Apacheおよびnginx用のモジュールとして利用できるオープンソースソフトウェアです。バージョン2.2.14では、Rails 3.0との互換性に関する問題などが修正されており、JITコンパイラにLLVMを使用するRuby互換実装であるRubiniusを新たにサポートしています。
なお、Ruby on Railsの最新バージョンはバージョン2.3.8であり、現在バージョン3.0のベータ版が公開されている状況です。
CakePHP 1.3.1が公開
June 02, 2010
PHP用のWebアプリケーションフレームワーク「CakePHP 1.3.1」が2010年5月下旬に公開されています。
CakePHP 1.3.1は、2010年4月に公開された安定版CakePHP 1.3の保守リリースであり、不具合の修正と最適化が行われています。
CakePHP 1.3では数多くの機能追加と機能改善が行われているので、バージョン1.2からバージョンアップする場合には、事前にバージョン1.2からの移行ガイドを参照する必要があります。
[関連]CakePHP 1.3.0とCakePHP 1.2.7が公開(FAMLog)
エキスパートに学ぶFileMaker導入ガイドブック (7)
May 26, 2010
ファイルメーカー社のWebサイト内にあるFileMaker導入のためのガイドブックを提供しているページにおいて新しいガイドブックが追加されています。
今回新たに追加された下記のガイドブックでは、外部SQLデータソース(ESS)機能のケーススタディや導入手順などについて解説されています。
・「FileMakerデータベースとSQLデータベースとの統合活用」
ESS(External SQL Data Source)は、FileMaker Pro 9以降で利用できる機能であり、「SQLデータベース上のデータを、あたかもFileMaker上のデータと同じように、閲覧、更新ができる機能」(上記ガイドブックより)です。
[関連]CodeZineでESSに関する記事が掲載(FAMLog)
OnObjectValidateスクリプトトリガ
May 20, 2010
FileMaker Pro 11では3種類のスクリプトトリガが新たに実装されましたが、その中の1つにOnObjectValidateスクリプトトリガがあります。
OnObjectValidateスクリプトトリガは、選択されているフィールドのデータが変更された場合にスクリプトを起動し、OnObjectSaveスクリプトトリガよりも前にイベントが発生します。
OnObjectExitスクリプトトリガとは異なり、データが変更されていない場合には実行されませんが、コントロールスタイルがポップアップメニュー、チェックボックスセットおよびラジオボタンセットの場合には移動や保存処理の前にスクリプトを起動することが可能です。
JRuby 1.5.0が公開
May 14, 2010
Javaで開発されたRuby処理系である「JRuby 1.5.0」が公開されています。
JRuby 1.5.0は、Ruby 1.8.7-p249と互換性があり、ruby-debugを標準で同梱するようになっています。その他にもさまざまな改善や機能追加、互換性の向上が実現されており、Windows環境への対応も改善されています。
JRubyはトリプルライセンス(CPL/GPL/LGPL)のもとで公開されているオープンソースソフトウェアであり、JavaとRubyがお互いのクラスやライブラリ等にアクセスすることを可能にします。
Sequel Pro 0.9.8が公開
May 07, 2010
Mac OS Xで動作するMySQLフロントエンドアプリケーションである「Sequel Pro 0.9.8」が公開されています。
Sequel ProはMySQLデータベースを管理できるMac用アプリケーションであり、バージョン0.9.8では64ビットモードに対応しています。
SSHトンネリングを利用してMySQLデータベースに接続できる機能およびインターフェースも用意されており、高機能でありながら柔軟性と使いやすさを兼ね備えています。
FileMaker Pro 11 Advanced Runtime Library アップデートが公開
April 23, 2010
ファイルメーカー社が「FileMaker Pro 11 Advanced Runtime Library アップデート」を公開しています。
このアップデートは、Windows版FileMaker Pro 11 Advancedにおいて、ランタイムソリューションの作成前にMicrosoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージのインストールが必要とされる問題に対処するものです。
Windows版FileMaker Pro 11.0v1 Advancedでランタイムソリューションを作成するために使用するパッチであるため、Windows版FileMaker Pro 11やMac版のFileMaker Pro製品に適用する必要はありません。
[関連]FileMaker Pro 11 Advanced Runtime Library アップデート(ファイルメーカーテクニカルサポートインフォメーション)
FileMaker Server 11でサポートされているクライアント
April 14, 2010
FileMaker Server 11およびFileMaker Server 11 Advancedでサポートされているクライアントには、以下のものがあります。
・FileMaker Pro 9、10および11
・FileMaker Server Web公開エンジンを使用してデータにアクセスするWebユーザー
・FileMaker ODBC/JDBCクライアントドライバを使用するプログラム(FileMaker Server Advancedのライセンスが必要)
バージョン8.5およびそれ以前のバージョンのFileMaker Proは、サポート対象外として扱われるようになっています。
なお、ODBC/JDBCデータソースとしてFileMakerデータベースを共有する場合には、旧バージョンのドライバとFileMaker 11との間に互換性がありません。バージョン11用のFileMaker ODBC/JDBCクライアントドライバをインストールする必要があるので注意が必要です。
FileMaker Server 11 Advancedの新機能:同時接続上限数が無制限に
April 12, 2010
FileMaker Server 11 Advancedでは、FileMakerネットワーク共有機能における同時接続クライアント数の制限がなくなっています。
FileMakerネットワーク共有機能は、TCP/IPを使用してネットワーク経由でFileMaker Proデータベースを共有する機能であり、5003番のポートを使って通信を行います。
FileMaker Server 10 Advancedでは理論上の同時接続上限数は999でしたが、FileMaker Server 11 Advancedではこの制約がなくなりました。ただし、接続数の上限はハードウェアの構成やOSに依存します。
なお、通常版のFileMaker Server 11では、FileMakerネットワーク共有機能における同時接続クライアント数の上限は、以前のバージョンと同じく250のままです。