FAMLog


OpenSSL 1.0.2kとOpenSSL 1.1.0dが公開

January 31, 2017

通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョン「OpenSSL 1.0.2k」と「OpenSSL 1.1.0d」が公開されています。

OpenSSL 1.0.2kおよびOpenSSL 1.1.0dでは複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。OpenSSLのバージョン0.9.8系統およびバージョン1.0.0系統は2015年12月31日に、OpenSSLのバージョン1.0.1系統は2016年12月31日にセキュリティ修正を含むサポートが終了したため、今後はバージョン1.0.2系統もしくはバージョン1.1.0系統に移行する必要があります。

2017年1月時点で最新版であるFileMaker Pro 15.0.3およびFileMaker Server 15.0.3にはOpenSSL 1.0.2jが同梱されています。なお、OpenSSL 1.0.2系列が使用されているのはFileMaker Pro 14.0.4以降およびFileMaker Server 14.0.4a以降です。

Tag: Security

Apache Tomcat 8.5.11が公開

January 26, 2017

Apache Tomcat 8.5.11が2017年1月中旬に公開されています。

Apache Tomcat 8.5.11では、多数の不具合が修正され、HTTP/2での動作の修正および改善がされている他、451番のHTTPステータスコードがサポートされるようになっています。現時点でのApache Tomcatの最新安定バージョンはバージョン8.5系統です。Apache Tomcatはバージョン9.0系統の開発も進められており、現在Apache Tomcat 9.0.0.M17 (alpha)が公開されている状況です。

なお、FileMaker Server 13とFileMaker Server 14、FileMaker Server 15のWeb公開機能とAdmin Console用管理サーバーではTomcat 7.0系列が使用されています。

Tag: Apache

PHP 5.6.30、PHP 7.0.15およびPHP 7.1.1が公開

January 24, 2017

PHP 5.6.30PHP 7.0.15およびPHP 7.1.1が公開されています。

PHP 5.6.30、PHP 7.0.15およびPHP 7.1.1ではそれぞれセキュリティ脆弱性が修正されています。下位互換性のない変更点や推奨されなくなる機能もあるため、PHP 7.1に移行する場合には事前に移行ガイドを参照してからアップグレードを行う必要があります。

なお、PHP 5.6およびPHP 7.0は2018年12月まで、PHP 7.1は2019年12月までセキュリティ修正が継続される予定となっています。

Tag: Apache

Java 8 Update 121が公開

January 23, 2017

Java 8 Update 121が公開されています。

バージョン8 Update 121では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。なお、Java 7の公式アップデートはすでに終了しており、バージョン7およびそれ以前のJavaを利用している場合には、Java 8への更新を検討および実行する必要があります。

FileMaker Server 15、FileMaker Server 14およびFileMaker Server 13.0v10はJava 8に対応していますが、2016年9月にメーカーサポートが終了したFileMaker Server 12はJava 8には対応していません。

[関連]FileMaker Server と Java - 概要とトラブルシュート(FileMaker ナレッジベース)

Tag: Java

FileMaker Go 15.0.3が公開

January 19, 2017

FileMaker Go 15.0.3の提供が開始されています。

FileMaker Go 15.0.3では、Codabarバーコードをスキャンできない問題や、一部のデバイスで写真とバーコードのカメラ解像度を変更できない問題、特定の状況で[ウインドウ内容の再表示]スクリプトステップを使用するとFileMaker Goが予期せず終了する不具合などが修正されています。

なお、FileMaker Go 13は2016年9月にApp Storeから削除されましたが、FileMaker Go 14は2017年7月31日にApp Storeから削除される予定となっています。

Tag: FileMaker

FileMaker Go 14の提供終了予定日

January 13, 2017

FileMaker Go 14は2017年7月31日にApp Storeから削除される予定となっています。

iOS 8のスタイルに合わせてデザインが一新されたFileMaker Go 14はiOS 10を公式にはサポートしていないため、2017年1月現在、iOS 10でFileMaker Goを使用する場合にはFileMaker Go 15.0.2にアップデートする必要があるという案内がされています。

なお、セキュリティやiOSの互換性に関する問題により、FileMaker Go 14が予定よりも早くApp Storeから削除される可能性もあるとのことです。

[関連]サポート対象製品(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Go 14 の動作環境(FileMaker ナレッジベース)

(2017/05/29追記:FileMaker Go 14がApp Storeから削除される日が2017年7月31日から2017年9月22日に変更されていました。)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 15ではLet's EncryptのSSLサーバー証明書を利用可能

January 12, 2017

FileMaker Server 15では、公式にはサポートされていませんが、Let's EncryptのSSLサーバー証明書を利用できるようになっています。

Internet Security Research Group(ISRG)が運営しているLet's Encryptを利用すると、無料でドメイン認証型の証明書を取得できます。FileMaker 15であればLet's Encryptから発行されたSSLサーバー証明書を利用可能であり、クライアントソフトウェアとしてはFileMaker Pro 15、FileMaker Pro 15 AdvancedもしくはFileMaker Go 15が必要です(2017年1月現在)。

なお、Let's EncryptのSSLサーバー証明書は3ヶ月で失効しますが、それ以外に、FQDN(完全修飾ドメイン名)がCertificate Transparencyのログサーバーに登録されて一般に公開されてしまうことにも留意する必要があります。

[関連]2016年8月「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング」発表資料(FAMLog)

Tag: FileMaker

OpenSSL 1.0.1系列のサポートが終了

January 06, 2017

OpenSSL 1.0.1系列は2016年12月31日にサポートが終了しました。

今後はOpenSSL 1.0.2系統もしくはOpenSSL 1.1.0系統へのアップグレードが推奨されます。2017年1月現在、OpenSSL 1.1.0系統は2018年8月31日まで、OpenSSL 1.0.2系統は2019年12月31日までサポートされる予定となっています。

なお、FileMaker Pro 14.0v3およびFileMaker Server 14.0.4ではOpenSSL 1.0.1iが使用されており、OpenSSL 1.0.2系列が使用されているのはFileMaker Pro 14.0.4以降およびFileMaker Server 14.0.4a以降となっています。

[関連]OS X版FileMaker Serverに組み込まれているOpenSSLのバージョン一覧(FAMLog)、OS X版FileMaker Proに組み込まれているOpenSSLのバージョン一覧(FAMLog)

Tag: Security

FileMaker Go 15の新機能:3D Touchのサポート

January 05, 2017

FileMaker Go 15では3D Touchが新たにサポートされています。

3D Touchに対応したデバイスでホーム画面にあるFileMaker Go 15のアイコンから、最近使用したファイルを直接開いたり、起動センターにアクセスできます。

2017年1月現在、3D Touchに対応しているiPhoneは、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone 7およびiPhone 7 Plusです。なお、iPhone SEは3D Touchには対応していません。

Tag: FileMaker

Apache HTTP Server 2.2系列のサポート終了予定日

December 28, 2016

Apache HTTP Server 2.2系列は2017年12月までセキュリティ修正が継続される予定となっています。

バージョン2.2系統のメンテナンスリリースが提供されるのは2017年6月まで、セキュリティ修正の提供は2017年12月までとなっていることを考慮すると、今後はApache HTTP Server 2.4系列へのアップグレードが推奨されることになります。

なお、macOS(OS X)では、OS X Yosemite以降でApache HTTP Server 2.4系統を使用するようになっています。

[関連]OS X YosemiteはApache HTTP Server 2.4を標準搭載(FAMLog)

Tag: Apache

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