FAMLog
FileMaker Pro 12 セキュリティ更新が公開
April 24, 2015
「FileMaker Pro 12 セキュリティ更新」がFileMaker Server 12 セキュリティ更新と同時に公開されています。
FileMaker Pro 12 セキュリティ更新は、FileMaker ProおよびFileMaker Pro Advancedのバージョン12.0v4または12.0v5向けに用意されているもので、FileMakerネットワーク共有のSSL/TLS暗号化通信に関するセキュリティ脆弱性が修正されています。FileMaker ProまたはFileMaker Pro Advancedのバージョン12.0v1、12.0v2または12.0v3を使用している場合は、この更新を適用する前にまずバージョン12.0v4または12.0v5に更新する必要があります。
特にFileMaker Server 12でSSLを有効化している場合には、サーバーとクライアントを同じタイミングで一斉にアップデートもしくはセキュリティ更新を適用する必要があるので、FileMaker ナレッジベースの記事を更新の適用前に必ず読むようにしてください。
[関連]FileMaker Server 12 セキュリティ更新が公開(FAMLog)
FileMaker Server 12 セキュリティ更新が公開
April 22, 2015
「FileMaker Server 12 セキュリティ更新」が公開されています。
FileMaker Server 12 セキュリティ更新は、FileMaker Server 12.0v5およびOS X Mavericks用のFileMaker Server 12.0v6向けに用意されているもので、FileMakerネットワーク共有のSSL/TLS暗号化通信に関するセキュリティ脆弱性が修正されています。FileMaker Serverのバージョン12.0v1、12.0v2、12.0v3または12.0v4を使用している場合は、この更新を適用する前にまずバージョン12.0v5以上に更新する必要があります。
FileMaker Server 12でSSLを有効化している場合には、FileMaker Pro 13.0v9およびFileMaker Go 13.0.9にアップデートする前にFileMaker Server 12 セキュリティ更新を事前に適用する必要があるので、FileMaker ナレッジベースの記事を更新の適用前に必ず読むようにしてください。
[関連]FileMaker Pro 13.0v9 アップデータが公開(FAMLog)、FileMaker Go 13.0.9が公開(株式会社エミック)
2015年4月「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング」発表資料
April 20, 2015
2015年4月18日に行われた「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング(FM-Tokyo)」で発表したライトニングトークの資料を公開しました。
・ダウンロード:FileMaker 13.0v9の修正点に関する考察(PDF形式/ファイルサイズ:約1MB)
「FileMaker13v9SecurityFix.pdf」のSHA-1ダイジェスト:
80dbb8c8a915043bd953d37b7d2634a18f937938
■関連リンク
・ソフトウェア アップデート: FileMaker Pro 13.0v9 および FileMaker Pro 13.0v9 Advanced(FileMaker ナレッジベース)
・セキュリティ更新 - FileMaker 13v9/FileMaker 12(FileMaker ナレッジベース)
・FileMaker 製品でサポートされる SSL サーバ証明書の販売元と種類の一覧(FileMaker ナレッジベース)
・FileMaker Server 13 でのその他の動作変更(FileMaker ナレッジベース)
・「FileMaker カンファレンス 2014」iPad & iPhoneトラック講演資料(FAMLog)
・「FileMaker UG 全国合同オフラインミーティング 2014」発表資料(FAMLog)
(2022年5月11日追記:スライドへのリンクをSlideShareからドクセルに変更しました。)
FileMaker Pro 13.0v9 アップデータが公開
April 08, 2015
ファイルメーカー社が「FileMaker Pro 13 および FileMaker Pro 13 Advanced v9 アップデータ」を公開しています。
このアップデータは、FileMaker Pro 13またはFileMaker Pro 13 Advancedをバージョン13.0v9に更新するものです。バージョン13.0v9では、FileMaker 13 プラットフォームのSSLに関する問題が修正されており、アプリケーションUIとFileMakerセキュリティ証明書が更新されているとのことです。
バージョン13.0v9のFileMaker Pro 13およびFileMaker Pro 13 Advancedからは、下記条件でSSLを有効にしているFileMaker Serverに接続できないので注意が必要です。
・FileMaker製品でサポートされているSSLサーバー証明書を購入・インストールせずに「保護された接続が必要」設定を有効にしている、13.0v5およびそれ以前のバージョンのFileMaker Server 13(バージョン13.0v9に未更新の場合)
・「保護された接続が必要」設定を有効にしているFileMaker Server 12およびFileMaker Server 12 Advanced(約2週間後に公開される予定のセキュリティ更新を未適用の場合)
バージョン12のFileMaker Serverについては、認証局からSSLサーバー証明書を購入していてもいなくてもFileMaker Pro 13.0v9からFileMaker Server 12にSSL接続できないので、約2週間後に公開される予定のセキュリティ更新を待つ必要がある模様です。
[関連]FileMaker 13.0v9 と FileMaker 12 のセキュリティ更新に関する Q&A(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Server 12 セキュリティ更新が公開(FAMLog)
(2015/04/23追記:2015年4月22日に「FileMaker Server 12 セキュリティ更新」が公開されたので、関連記事を追加・更新しました。)
FileMaker Server 13.0v9 アップデータが公開
April 07, 2015
ファイルメーカー社が「FileMaker Server 13.0v9 アップデータ」を公開しています。
このアップデータは、バージョン13.0v3、13.0v4もしくは13.0v5のFileMaker Server 13をバージョン13.0v9に更新するものです。FileMaker Server 13.0v9では、FileMaker 13 プラットフォームの潜在的なSSLに関する問題が修正されており、アプリケーションUIとFileMakerセキュリティ証明書が更新されているとのことです。
FileMaker製品でサポートされているSSLサーバー証明書を購入・インストールせずに、バージョン13.0v5およびそれ以前のFileMaker Server 13で「保護された接続が必要」にチェックをつけて有効にしている場合に、同時に公開されたFileMaker Pro 13.0v9および約2週間後に公開される予定であるFileMaker Go 13.0.9がサーバーに接続できなくなってしまうことが注意点として案内されています。アップデータ実行手順の詳細については、アップデータに同梱されている文書を必ず参照するようにしてください。
[関連]セキュリティ更新 - FileMaker 13v9/FileMaker 12(FileMaker ナレッジベース)
OS X Yosemiteでは/etc/hostconfigファイルは利用不可
April 02, 2015
OS X Yosemiteでは、/etcディレクトリに保存されているOS X独自のシステム設定ファイルであるhostconfigファイルを利用できなくなっています。
hostconfigファイルを使用すると、システム起動時に特定のネットワークサービスを起動するかどうかを指定することができました。最近ではほとんど利用されなくなっていましたが、OS X Mavericksまでは使用できる状態になっていました。
なお、これまでhostconfigファイルでホスト名を設定していた場合には、scutilコマンドを使用してホスト名を設定することで代替が可能です。
(使用例)
$ sudo scutil --set HostName www.famlog.jp
[関連]scutil(FAMLog)、新・OS X ハッキング! (126) Yosemiteでついに消えた「あのファイルたち」(マイナビニュース)
APPLE-SA-2015-03-19-1 Security Update 2015-003
March 30, 2015
AppleからSecurity Update 2015-003が2015年3月中旬に公開されています。
Security Update 2015-003は、OS X Yosemite v10.10.2および2015年に発売されたMac向けに用意されているもので、iCloud KeychainとIOSurfaceのセキュリティ脆弱性が修正されています。
なお、このアップデートにはSecurity Update 2015-002の内容も含まれています。
[関連]APPLE-SA-2015-03-09-3 Security Update 2015-002(FAMLog)
FAMLog News Archive:第68回 2015年春号
March 27, 2015
■INTER-Mediator 5.0が公開(2015年2月)
PDOおよびFileMaker Server対応のWebアプリケーションフレームワークであるINTER-Mediator 5.0が2015年2月に公開されました。バージョン5.0からInternet Explorer 8はサポート対象外という扱いになっています。
[関連]INTER-Mediator 5.0が公開(FAMLog)
■CakePHP 3.0が登場(2015年3月)
PHPで利用できるオープンソースのWebアプリケーションフレームワークであるCakePHP 3.0.0が2015年3月に公開されました。FMCakeMixは現時点ではCakePHP 3.0に対応していないのでご注意ください。
[関連]CakePHP 3.0.0が公開(FAMLog)
第19回カスタムWeb勉強会開催のお知らせ
March 02, 2015
2015年4月18日(土)午前10時より「第19回カスタムWeb勉強会」を開催します。
カスタムWeb勉強会は、参加者によるライトニングトークや質問、そして発表・質問内容に関するディスカッションの構成で進めている出席者全員参加型の勉強会です。
FileMaker ServerのカスタムWeb公開、FileMaker API for PHP、FX.php、FMCakeMix、INTER-Mediator、FMAngular、Rfm、JavaScriptやCSS等に興味・関心のある方のご参加をお待ちしています。詳細および参加申込については下記URLのページをご覧ください。
http://www.famlog.jp/cwpstudy/19
FileMaker Pro 13ではオブジェクトフィールドへのサウンドの挿入は非サポート
February 27, 2015
FileMaker Pro 13では、オブジェクトフィールドへのサウンド録音をサポートするメニューコマンドが取り除かれています。
オーディオ/ビデオの挿入とQuickTimeファイルのサポートは継続されていますが、「QuickTime を挿入」コマンドを使用したQuickTimeメディアファイルタイプのオブジェクトフィールドへの挿入のサポートは将来廃止される見込みとなっています。今後は「オーディオ/ビデオを挿入」を利用することが推奨されます。
また、OS Xにおける「サウンドを挿入」コマンドを使用して録音されたサウンド再生のサポートも今後廃止される予定となっています。
[関連]FileMaker Proで今後廃止されるAPI、技術または機能(FAMLog)