FAMLog
OpenSSHサーバーの設定ファイルに構文エラーがないかチェックする
December 17, 2009
OpenSSHサーバーは、ディレクティブと呼ばれる設定項目を設定ファイルに記述することでSSHサーバー(sshd)の動作を調整できます。
設定ファイルは通常「sshd_config」という名前のファイルです。設定ファイルにおいて構文や書式に間違いがあるとSSHサーバーが起動しませんが、設定ファイルの構文エラーはsshd -tを使って調べられます。
[使用例]
$ sudo sshd -t
なお、構文エラーがない場合には上記コマンドの結果は何も出力されません。
Apacheの設定ファイルに構文エラーがないかチェックする
December 15, 2009
Apache HTTP Serverは、ディレクティブと呼ばれる設定項目を設定ファイルに記述することでWebサーバーの動作を調整できます。
設定ファイルは通常「httpd.conf」という名前のファイルです。設定ファイルにおいて構文や書式に間違いがあるとApacheが起動しないため、起動前に構文エラーがないかチェックすることが重要です。
設定ファイルの構文エラーは、apachectl configtestもしくはhttpd -tを使って調べられます。なお、Apacheは起動時か再起動時のみ設定ファイルの変更を認識します。
[使用例]
$ apachectl configtest
Syntax OK
Bento テンプレートエクスチェンジの日本語サイトが開設
August 04, 2009
ファイルメーカー社が「Bento テンプレートエクスチェンジ」の日本語サイトを開設したと発表しています。
Bento テンプレートエクスチェンジのWebサイトでは、Bento 2で使えるレイアウトのテンプレートを投稿、閲覧、ダウンロードすることができます。
なお、Bentoのテンプレートは、あらかじめデザインされたデータベースのフォームですが、データは含まれていません。例えば「ワインセラー」のテンプレートをダウンロードすると、ワイナリー、生産年、価格などのフィールドに入力するだけでワインのデータベースをすぐに作成できます。
FileMaker Server 10の新機能:レコードのインポートとエクスポート
May 29, 2009
FileMaker Server 10では、[レコードのインポート]および[レコードのエクスポート]スクリプトステップが、FileMaker Serverのスケジュールスクリプトでもサポートされるようになっています。
指定されたファイルはすべてFileMaker Serverドキュメントフォルダもしくはテンポラリフォルダ内にある必要があり、「..」を含むパスはすべて無効とみなされます。使い方によってはエラーが発生するケースもあるので、FileMaker Serverのスケジュールスクリプトとして使う場合には注意点がいくつかあります。
なお、[レコードのインポート]および[レコードのエクスポート]スクリプトステップはWeb公開ではサポートされていません。
はじめてのFileMaker Pro 10
March 06, 2009
秀和システムからFileMaker Pro 10の基礎と操作方法を解説した入門書「はじめてのFileMaker Pro 10」が発売されています。
フルカラーでFileMaker Pro 10の基礎や操作方法が解説され、FileMaker Pro 10の無料評価版を収録したCD-ROMが付属しています。サンプルファイルのダウンロードサービスも用意されており、ここ最近のFileMaker Pro関連書籍としては最も安い本です。
定価:2,079円(税込)
サイズ:B5変型
ページ数: 272
著者:ケイエス企画
出版社:秀和システム
ISBN:978-4-7980-2194-2[Amazon.co.jpで購入...]
FileMaker Pro 10 スーパーリファレンス for Windows&Macintosh
March 03, 2009
ソーテック社からFileMaker Pro 10の初心者および中級者向け解説書「FileMaker Pro 10 スーパーリファレンス for Windows&Macintosh」が2009年2月に発売されています。
この書籍は「FileMaker Pro 9 スーパーリファレンス for Windows&Macintosh」のバージョン10対応版です。
新機能のステータスツールバーやスクリプトトリガ、保存済み検索についての解説が加わり、オールカラーページでFileMaker Pro 10の操作手順や機能を解説しています。
定価:2,709円(税込)
サイズ:B5変型
ページ数: 400
著者:野沢 直樹
出版社:ソーテック社
ISBN:978-4-88166-680-7[Amazon.co.jpで購入...]
FileMaker Server大全 ver.9対応:追加情報
February 10, 2009
http://msyk.net/にある、書籍「FileMaker Server大全 ver.9対応」のサポートページにおいて、FileMaker Server 10に関する追加情報が先月から逐次公開されています。
FileMaker Server 9とFileMaker Server 10の違いを中心に、インストール時の注意点やファイル構成、FileMaker API for PHPおよびエラーコードなどの差分についての情報が掲載されています。
なお、同書籍はバージョン9のときに執筆されたものですが、バージョン10でもほぼそのまま適用できる内容となっているとのことです。
FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版:付録の変更点
December 11, 2008
書籍「FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版」は、2005年11月に発行された「FileMaker Server カスタムWebテクニック」に大幅に加筆修正を加え、構成を変更した改訂版です。
前著の付録ではFileMaker Server 7 Advancedのセットアップ手順を解説していましたが、FileMaker Server 9のセットアップ手順を付録ではなく第2章で解説するように構成を変更しました。
改訂版では、FileMakerデータベースのエラーコード番号とFileMaker XSLT拡張関数のエラーコード番号の一覧を、付録として新たに追加しています。
FileMakerデータベースエラーコード番号959
December 08, 2008
FileMaker Server 9のカスタムWeb公開において、FileMakerデータベースのエラーコード番号として959が返されることがあります。
FileMakerデータベースエラーコード番号959は、Web公開コアの設定で必要なWeb公開テクノロジが無効になっていることを示します。この場合は、FileMaker Server Admin Consoleの[構成]>[Web 公開]において対象のWeb公開機能を有効にするチェックボックスにチェックがついているかなどを確認します。
なお、Admin Consoleの[FileMaker Server の概要]ウインドウでは、Web公開コアにおいてどのWeb公開テクノロジが有効になっているか全体的な状況が表示されます。
FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版:第3章の変更点
November 21, 2008
書籍「FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版」は、2005年11月に発行された「FileMaker Server カスタムWebテクニック」に大幅に加筆修正を加え、構成を変更した改訂版です。
第3章の「データの取得と処理」では、主にバージョン8および9の新機能についての内容もカバーし、下記の節を新たに追加しました。
・3.2.4 FileMakerデータベースのエラーコード番号を取得する
・3.3.21 スクリプトに引数を渡す
・3.3.22 FileMakerクエリー文字列で複雑な検索条件を指定して検索を行う(複合検索)
・3.3.24 ポータルレコードの取得にポータル設定オプションを利用する
・3.3.27 ポータル内のレコードを削除する
上記以外も全体的に文章の見直しを行い、細かい注意点や解説を追加、更新しました。また、各クエリーコマンドおよび引数が、FileMaker API for PHPにおけるどのメソッドに対応しているかという記述も参考までに追加しました。
[関連]FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版:内容の立ち読み(FAMLog)