FAMLog
FileMaker Server 11.0v5 アップデータが公開
February 14, 2013
ファイルメーカー社が「FileMaker Server 11.0v5 アップデータ」を公開しています。また、アップデータと同時にインストーラも公開されています。
FileMaker Server 11.0v5 アップデータは、FileMaker Server 11またはFileMaker Server 11 Advancedをバージョン11.0v5(11.0.5.510)に更新するものです。バージョン11.0v5では、ストレス状況下においてデータベースサーバーが応答を停止してクライアントが切断できなくなる問題や、管理者がクライアントを切断してもクライアントが接続を保持し続けてしまうデッドロック問題などが修正されています。OS X Mountain Lionとの互換性が改善されて、OS X Mountain LionでもWeb公開機能を利用できるようになった他、OS XではインストールされるPHPのバージョンが更新されています。
アップデータを適用する際には、あらかじめFileMaker ServerとWeb公開エンジン、FileMaker Server Admin Console等を終了させておく必要があります。アップデート方法や変更点の詳細については、アップデータに含まれるドキュメント「FMS 11 Update Read Me (Japanese).pdf」に記載されています。
(2013/03/13追記:「OS Xではバージョン5.3系統のPHPをインストールするようになっています」を「OS XではインストールされるPHPのバージョンが更新されています」に記述を変更しました。)
Ruby on Rails 3.0.20とRuby on Rails 2.3.16が公開
February 06, 2013
Ruby on Rails 3.0.20とRuby on Rails 2.3.16が2013年1月に公開されています。
Ruby on Railsは、Rubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。Rails 3.0.20とRails 2.3.16では、認証を回避されたり、任意のコードが実行される恐れのある脆弱性、およびサービス運用妨害(DoS)につながる脆弱性が修正されています。
とても危険なセキュリティ脆弱性が修正されているため、Rails 3.0系統およびRails 2.3系統を使用している場合には、すぐにアップデートを行うように推奨されています。
Java SE 7 Update 13とJava SE 6 Update 39が公開
February 05, 2013
Java SE 7 Update 13とJava SE 6 Update 39が公開されています。
Java SE 7 Update 13とJava SE 6 Update 39では複数の脆弱性が修正されており、できる限り早くアップデートすることが強く推奨されています。
なお、Mac OS X Snow LeopardだけでなくOS X LionおよびOS X Mountain Lionにおいても、OSに内蔵されているマルウェア感染防止機能で使用する定義ファイルが更新されており、古いバージョンのJavaやJavaプラグインは使わずに最新版への更新が推奨される状況になっています。
[関連]APPLE-SA-2013-02-01-1 Java for Mac OS X v10.6 Update 12(FAMLog)
APPLE-SA-2013-02-01-1 Java for Mac OS X v10.6 Update 12
February 04, 2013
「Java for Mac OS X 10.6 Update 12」が公開されています。
Java for Mac OS X 10.6 Update 12にはセキュリティ上の修正が含まれています。今回のアップデートにより、Mac OS X Snow LeopardにおいてJava SE 6がバージョン1.6.0_39に更新されます。
なお、2013年2月1日頃から、Mac OS Xに内蔵されているマルウェア感染防止機能で使用する定義ファイルが更新されると、古いバージョンのJavaを使用できない制限がかかるようになり、Mac OS X Snow LeopardでFileMaker Server Admin Consoleを起動できなくなる問題が発生していました。この問題は、Java for Mac OS X 10.6 Update 12を適用することで解消されます(2013年2月4日現在)。
第4回カスタムWeb勉強会開催のお知らせ
February 01, 2013
2013年2月17日(日)午前10時より「第4回カスタムWeb勉強会」を開催します。
FileMaker ServerのカスタムWeb公開、FileMaker API for PHP、FX.php、FMCakeMix、INTER-MediatorやRfm等に興味・関心のある方のご参加をお待ちしています。詳細および参加申込については下記URLのページをご覧ください。
http://www.famlog.jp/cwpstudy/4
なお、同日午後にはFM-Tokyo(FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング)のオフラインミーティングが国立オリンピック記念青少年総合センターで開催される予定となっています。
APPLE-SA-2013-01-28-1 iOS 6.1 Software Update
January 29, 2013
iOS 6.1 ソフトウェア・アップデートの提供が開始されています。
iOS 6.1では、Advertising Identifier(広告識別子)をリセットするためのボタンが新規に追加されています。また、このアップデートにはセキュリティに関わる修正も含まれており、悪意を持って細工されたWebサイトを閲覧すると任意のコードが実行される恐れのある脆弱性や、iOS 6のSafariでSmart App Bannerが設置されているWebページを開くと無効にしていたJavaScriptの設定が勝手に有効になってしまう問題など、数多くの脆弱性が修正されています。
iOS 6.1 ソフトウェア・アップデートを適用できる対象機種は、iPhone 3GS以降のiPhone、第2世代以降のiPad、第4世代以降のiPod touchおよびiPad miniです。
[関連]Apple、iOSを6.1にアップデート(Apple)
FileMaker Pro 12の改善点:新しく追加されたレイアウトオブジェクトのバッジ
January 25, 2013
FileMaker Pro 12では、レイアウトオブジェクトに設定されている情報を視覚的に表示するバッジに新しい種類のバッジが追加されています。
バージョン12では、レイアウトにスクリプトトリガが設定されている場合に、レイアウトモードでレイアウトの右下隅にバッジが表示されるようになっています。
上記の他に、ボタンオブジェクトにも新たにバッジが用意されています。ただし、ボタンであることを示すバッジを表示するには、レイアウトモードで[表示]メニューの[オブジェクト]サブメニューから[ボタン]を選択する必要があります。
[関連]FileMaker Pro 11の新機能:オブジェクトバッジ(FAMLog)
FileMaker Pro 12の改善点:タブコントロールの機能強化
January 23, 2013
FileMaker Pro 12では、タブコントロールの機能が強化され、個々のタブパネルとタブラベルの条件付き書式を設定できるようになっています。
FileMaker Pro 9からレイアウトオブジェクトに条件付き書式を定義できる機能が追加されましたが、これにより、データベース構造を変更することなく、指定した任意の条件を満たす場合にレイアウトオブジェクトの書式を動的に変更させることができます。
また、バージョン12では、ブラウズモードからレイアウトモードに切り替えたときに、アクティブなタブが維持されるようにタブの動作が変更されています。
FileMaker Server 12の新機能:WANパフォーマンスの向上
January 21, 2013
FileMaker Server 12では、ワイドエリアネットワーク(WAN)を介したパフォーマンスが向上しています。
バージョン12では、通信にかかる往復時間を短縮しネットワーク上に流れるデータ量を減らすことで、データ検索の速度が最大40%上がっているとのことです。
バージョン11およびそれ以前のFileMaker ProやFileMaker GoからFileMaker Server 12に接続することはできませんが、バージョン12のFileMaker ProおよびFileMaker Goを利用することで効率的にサーバーと通信を行えるようになっています。
Ruby on Rails 3.2.11、3.1.10、3.0.19および2.3.15が公開
January 11, 2013
Ruby on Rails 3.2.11、Ruby on Rails 3.1.10、Ruby on Rails 3.0.19およびRuby on Rails 2.3.15が公開されています。
Ruby on RailsはRubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。Rails 3.2.11、Rails 3.1.10、Rails 3.0.19およびRails 2.3.15では、セキュリティ上の問題点が修正されています。
Active RecordとJSONパラメーターの解析を組み合わせて利用されるRails 3.0系統以降にある脆弱性、およびAction PackでDoS攻撃に利用されてしまう脆弱性が修正されており、すべてのユーザーに対してすぐにアップデートを行うように推奨されています。
(2013/12/16追記:「Ruby on Rails 3.0.19およびがRuby on Rails 2.3.15」を「Ruby on Rails 3.0.19およびRuby on Rails 2.3.15」に修正しました。)