FAMLog
OpenSSH 4.9
April 02, 2008
SSHプロトコルを使用するネットワーク接続ツールのフリーな実装であるOpenSSHの新バージョン「OpenSSH 4.9」が公開されています。
OpenSSH 4.9にはセキュリティに関連する修正が1点含まれており、sshd_configのForceCommand設定項目でコマンドが強制されているセッションでは、~/.ssh/rcの実行が無効になるように変更されています。
機能追加や不具合の修正も行われており、sshdでchrootが新たにサポートされています。chroot機能は注意して使う必要がありますが、新しい設定項目ChrootDirectoryで制御することができます。
[参考]OpenSSH情報 - OpenSSH 4.9/4.9p1 リリース
APPLE-SA-2008-03-18 Security Update 2008-002
March 21, 2008
Appleから「Security Update 2008-002」が公開されています。
Security Update 2008-002は、Mac OS X v10.4.11、Mac OS X Server v10.4.11、Mac OS X v10.5.2およびMac OS X Server v10.5.2向けに用意されており、下記のソフトウェアが更新対象となっています。
・AFP Client、CUPS、Emacs、Help Viewer、Kerberos、OpenSSH、System Configuration、X11(Mac OS X v10.4.11、Mac OS X Server v10.4.11、Mac OS X v10.5.2、Mac OS X Server v10.5.2)
・AFP Server、AppKit、CFNetwork、CoreFoundation、CoreServices、curl、file、Foundation、libc、notifyd(Mac OS X v10.4.11、Mac OS X Server v10.4.11)
・Apache 1.3、PHP 4(Mac OS X v10.4.11、Mac OS X Server v10.4.11、Mac OS X Server v10.5.2)
・Apache 2.2、PHP 5、Application Firewall、Image Raw、mDNSResponder、pax archive utility、Podcast Producer、Preview、Printing、UDF、Wiki Server(Mac OS X v10.5.2、Mac OS X Server v10.5.2)
・ClamAV(Mac OS X Server v10.4.11、Mac OS X Server v10.5.2)
なお、このアップデートにより、Apache 1.3はバージョン1.3.41に、Apache 2.2はバージョン2.2.8に、PHP 4はバージョン4.4.8に、PHP 5はバージョン5.2.5に、OpenSSHはバージョン4.7に更新されます。
第32回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開
March 13, 2008
セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。
2008年2月10日に行われた第32回のイベントレポートが追加されており、スクリプトやレイアウトの基本と注意点、およびMac OS X環境でドットインパクトプリンターを使う試みの続編に関する情報が紹介されています。
次回は、「テキスト加工の計算式テク」というテーマで、2008年3月22日(土)18:00-19:30に同イベントが開催される予定になっています。なお、同イベントは参加費および事前申し込みは共に不要です。
Rfm Webサイト日本語訳
March 07, 2008
RubyからFileMaker ServerのカスタムWeb公開機能を利用するためのオープンソースソフトウェア「Rfm」のWebサイト日本語訳を公開しました。
FileMaker API for PHPのRuby版オープンソースプロジェクトとも言えるRfmは、内部的にはXMLを使用したカスタムWeb公開機能を利用しており、Ruby on Railsと共に使用することができます。利用には、FileMaker Server(バージョン9以降)かFileMaker Server Advanced(バージョン7以降)が必要になります。
Rfmは2007年7月にバージョン1.0が公開されており、MITライセンスのもとで利用可能です。
[関連]Rfm Community(FAMLog)
FileMaker Server 9の新機能:FileMaker Server Admin Console
February 20, 2008
FileMaker Server 9およびFileMaker Server 9 Advancedでは、「FileMaker Server Admin」と「Web公開エンジン管理コンソール」が統合され、ゼロから再設計された新しい管理ツール「FileMaker Server Admin Console」でFileMaker Serverの管理を行うように変更されています。
FileMaker Server Admin Consoleを使用すると、FileMaker Serverの設定と管理、ホストされたデータベースとクライアントの操作と監視、および使用状況情報の追跡をネットワーク経由で行うことができます。
Java Web Startを利用しており、Admin Consoleを起動させるためにはあらかじめバージョン5以上のJava Runtime Environmentがインストールされている必要があります。
APPLE-SA-2008-02-11 Security Update 2008-001
February 14, 2008
Appleから「Security Update 2008-001」が公開されています。
Security Update 2008-001は、Mac OS X v10.4.11およびMac OS X Server v10.4.11向けに用意されていて、下記のソフトウェアが更新対象となっています。
・Directory Services、Mail、Open Directory、Samba、Terminal(Mac OS X v10.4.11、Mac OS X Server v10.4.11)
同時に公開されたMac OS X 10.5.2 UpdateとMac OS X Server 10.5.2 Updateにもセキュリティに関わる修正が含まれており、下記のソフトウェアが更新対象となっています。
・Foundation、Launch Services、NFS、Parental Controls、Samba、Terminal、X11(Mac OS X v10.5.0/v10.5.1、Mac OS X Server v10.5.0/v10.5.1)
APPLE-SA-2008-02-06 QuickTime 7.4.1
February 08, 2008
アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだ「QuickTime 7.4.1」が配布されています。
QuickTime 7.4.1では、1件の脆弱性が修正されており、RTSPをトンネリングするときのHTTPレスポンスの処理において、アプリケーションが予期せず終了したり、任意のコード実行を許してしまう脆弱性が修正されています。
対象となるOSは、Mac OS X v10.3.9、Mac OS X v10.4.9以降、Mac OS X v10.5以降、Windows VistaおよびWindows XP SP2です。
FileMaker 9 インスタントWeb公開で利用できるWebブラウザー
February 07, 2008
FileMaker Pro 9、FileMaker Pro 9 AdvancedおよびFileMaker Server 9 AdvancedのインスタントWeb公開機能で公開されているデータベースにアクセスできるWebブラウザーとして、以下のWebブラウザーがサポートされています。
・Windowsの場合:Microsoft Internet Explorer 6.0および7.0、Firefox 2.0
・Macの場合:Safari 1.2、1.3(Mac OS X v10.3)、Safari 2.0(Mac OS X v10.4)、Firefox 2.0
FileMaker Pro 9v3 アップデータでは、Mac OS X LeopardのSafari 3もサポート対象に追加されています。
バージョン8.5のインスタントWeb公開機能と比較すると、Internet Explorer 7とFirefox 2が新たにサポートされましたが、Safari 1.1とFirefox 1.0、Firefox 1.5はサポート対象外となっています。
なお、Firefoxについては、Firefox 1.5系列自体のサポートが2007年6月に終了しており、以後はFirefox 2の使用が推奨されます。
[関連]FileMaker 8.5 インスタントWeb公開で利用できるWebブラウザー(FAMLog)
FileMaker Server 9v3 & FileMaker Server 9v3 Advanced
February 06, 2008
ファイルメーカー社が「FileMaker Server 9v3 & FileMaker Server 9v3 Advanced アップデータ」(Mac OS X v10.4 Tiger用アップデータ、Mac OS X v10.5 Leopard用インストーラ、Windows版アップデータ)を配布しています。
バージョン9.0v3(9.0.3.325)ではFileMaker ServerがMac OS X Leopard上で動作するようになると共に、数多くの修正が行われており、Mac版だけでなくWindows版のアップデータも用意されています。
Mac OS X Leopardにはバージョン9.0v1および9.0v2をインストールすることができないため、アップデータは使用しません。そのため、Mac版についてはMac OS X v10.4 Tiger用アップデータとMac OS X v10.5 Leopard用インストーラが別々に用意されています。
また、アップデータを実行する際には、FileMaker Server 9またはFileMaker Server 9 Advancedをあらかじめバージョン9.0v2(9.0.2.151)に更新しておく確認する必要があり、事前に付属のドキュメントの内容を確認することが重要です。
[関連]FileMaker Server 9v2 アップデータ(FAMLog)
第31回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開
January 30, 2008
セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。
2008年1月20日に行われた第31回のイベントレポートが追加されており、FileMakerの各種Tipsが紹介されています。
次回は、「画面設計の勘どころ」というテーマで、2008年2月10日(日)に同イベントが開催される予定になっています。なお、同イベントは参加費および事前申し込みは共に不要です。