FAMLog


FileMaker Server 9によって使用されるポート

March 27, 2008

FileMaker Server 9およびFileMaker Server 9 Advancedでは、データ通信のために次に挙げるポートを使用します。

・ポート番号5003:FileMakerネットワーク共有
・ポート番号80:Webサーバー(HTTP)
・ポート番号443:Webサーバー(HTTPS)
・ポート番号16000:FileMaker Server Admin Console 開始ページ
・ポート番号16001:FileMaker Server Admin Console
・ポート番号2399:ODBC/JDBCデータソース

なお、ポート番号16000と16001はFileMaker Server 9からのものであり、FileMaker Server Admin Consoleで利用されます。

[関連]Configuring a Firewall for FileMaker 9(SFR FileMaker Blog)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 9の新機能:バックアップ時の整合性検証機能

March 26, 2008

FileMaker Server 9では、バックアップ時にデータベースファイルの整合性を検証することができるようになっています。

FileMaker Server Admin Consoleのスケジュールアシスタントにおいて、[バックアップ整合性の検証]を有効にすると、バックアップ完了後にFileMaker Serverにより一貫性チェックが実行されます。

スケジュールアシスタントで電子メールの通知を有効にしている場合には、検証結果を電子メールで通知するように設定することもできます。

ただし、整合性検証機能を有効にしてバックアップ操作を実行すると、完了までに時間がかかり、場合によっては速度の低下を招くこともあります。

Tag: FileMaker

FileMaker Server 9の改善点:インストール手順の簡略化

March 25, 2008

FileMaker Server 9およびFileMaker Server 9 Advancedでは、管理ツールがゼロから再設計されただけでなく、インストール手順も簡略化されています。

旧バージョンのFileMaker Server Advancedでは、FileMaker ServerとWeb公開エンジンを個別にインストールする手順が発生していましたが、バージョン9では1台構成の場合には個別にインストールする必要がなくなりました。

管理ツールの再設計により、Web公開エンジン管理コンソールの機能がFileMaker Server Admin Consoleに統合されたこともあり、FileMaker Server ID(識別子)やパスコードを設定する手順も発生しなくなっています。

Tag: FileMaker

FileMaker Server 9の新機能:ScriptMakerスクリプトの実行

March 17, 2008

FileMaker Server 9では、FileMakerのScriptMakerスクリプトを、スケジュール経由でサーバーサイドで実行する機能が新たにサポートされています。

FileMaker Server Admin Consoleでスクリプトを実行するスケジュールを作成し、スクリプト実行に使用するデータベースやFileMakerアカウントを指定します。次に、実行するスクリプトおよびタイミングなどを指定することで、任意のタイミングでサーバー上でスクリプトを実行させることができます。

ただし、ScriptMakerスクリプトは、FileMaker ServerでホストされているFileMakerデータベースで定義されているだけでなく、Web互換のスクリプトステップで構成されている必要があります。

Tag: FileMaker

FileMaker Web News:第28回 2008年3月号

March 14, 2008

「FileMaker Web News」第28回目をお届けします。

■FileMaker API for PHPに関する翻訳書が発売

書籍「ファイルメーカー Web パブリッシング FileMaker API for PHP コンプリートガイド」が2008年3月上旬に発売されました。本書は「FileMaker Web Publishing: A Complete Guide to Using the API for PHP」の翻訳書であり、FileMaker Server 9で実装されたFileMaker API for PHPの実践的な使い方について解説されています。

[関連]ファイルメーカー Web パブリッシング(FAMLog)

■FX.phpが2年3ヶ月ぶりにアップデート

PHPからFileMakerのデータベース処理を可能にするオープンソースのライブラリクラスであるFX.phpの新バージョンが2008年2月下旬に公開されました。2年3ヶ月ぶりのアップデートとなるFX.php 4.5では、新機能としてFX Fuzzy Debuggerが追加されています。

[関連]FX.php 4.5(FAMLog)

(2008/03/15追記:FileMaker Web Newsに関する記事のカテゴリーをBookからNewsに変更します。)

(2008/03/17追記:カテゴリーをBookからNewsに変更しました。)

Tag: News

FileMaker Pro実践ビジネス活用テクニック

March 11, 2008

ビジネスの現場で扱う情報をFileMaker Proで一元管理する仕組みを作り上げていく過程を紹介した書籍「FileMaker Pro実践ビジネス活用テクニック」が2008年2月下旬に発売されています。

この書籍では、ビジネスに関するさまざまな情報を、FileMaker Proで一元的に管理する仕組みを作り上げていく過程を解説していくことで、FileMaker Proの機能やリレーションシップに関する理解が深まる構成になっています。

第6章にはテーブルオカレンスについて解説している章があり、バージョン7以降のFileMaker Proを使う上で非常に参考になる内容としてまとめられています。

定価:2,625円(税込)
サイズ:B5変型
ページ数: 248
著者:有賀 啓之
出版社:ビー・エヌ・エヌ新社
ISBN:978-4-86100-541-1[Amazon.co.jpで購入...

Tag: FileMaker

FileMaker Server 9の新機能:電子メールの通知機能

March 04, 2008

FileMaker Server 9では、電子メールによる通知機能が新たにサポートされています。

FileMaker Serverでエラーや警告を検出した際に、指定したメールアドレスに通知メールを送信するよう設定することができます。また、バックアップや設定されたスケジュール処理が完了したときに、電子メールによる通知を受け取るように設定することも可能です。

電子メールの通知機能を利用するには、SMTPサーバーが別途必要です。FileMaker Server Admin Consoleを使用して、あらかじめSMTPサーバーや送信先のメールアドレスを設定しておく必要があります。

Tag: FileMaker

FileMaker Server 9の新機能:データベースアップロードアシスタント

March 03, 2008

FileMaker Server 9では、FileMaker Server Admin Consoleの一部の機能として用意されているデータベースアップロードアシスタントを使用して、FileMaker Serverにデータベースファイルを転送することができます。

オプションで、アップロードの終了後にFileMaker Serverでデータベースを開くことも可能です。データベースファイルの正しい置き場所について意識する必要もなく、以前より手軽にデータベースファイルの転送がしやすくなっています。

また、Mac OS Xでは、データベースアップロードアシスタントにより、データベースファイルのオーナーがfmserverに自動的に設定されます。データベースを手動でアップロードした場合にはファイルの所有権とアクセス権を調整する必要がありますが、データベースアップロードアシスタントではその必要はありません。

Tag: FileMaker

FileMaker Developer Conference 2008

February 27, 2008

FileMaker, Inc.が、今年の7月13日から7月17日までアリゾナ州フェニックスのJW Marriott Desert Ridge Resort & Spaで開催される「FileMaker Developer Conference 2008」の登録受付を開始したと発表しています。

2008年5月15日までに申し込み・登録を完了した登録者は、通常料金から200ドルの割引を受けられます。また、 同カンファレンスの参加者には、 FileMaker Pro 9 Advanced(499ドル相当)が無料で提供されるとのことです。

70を上回るセッションやワークショップで、開発のベストプラクティスや新テクニックにフォーカスし、特に、WebサービスやPHP開発について集中的にセッションが行われる予定であるようです。

Tag: FileMaker

FileMaker Server 9の新機能:外部SQLデータソースとの接続

February 22, 2008

FileMaker Server 9では、ODBCを介した外部SQLデータソースとの接続を可能にするFileMaker Pro 9の新機能を利用することが可能であり、外部SQLデータソースへの接続設定をサーバーベースで行うことができます。

FileMaker Server 9では、FileMaker Pro 9と同様、以下のSQLデータベースへの接続がサポートされています。

・Microsoft SQL Server 2000、Microsoft SQL Server 2005
・Oracle 9i、Oracle 10g
・MySQL 5.0 Community Edition

FileMaker Serverで1度設定を行えば、FileMaker Serverの各クライアントは、ODBCドライバやDSN(Data Source Name)を設定する必要はありません。

[関連]FileMaker Pro 9の新機能:外部SQLデータソースとの接続(FAMLog)

Tag: FileMaker

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