FAMLog
Web公開コア
October 27, 2004
FileMaker Server Web公開エンジンは、「Web公開コア」と「カスタムWeb公開エンジン」から構成されます。
Web公開コアは、WebサーバーおよびFileMaker Serverと通信し、ホストされたデータベースのインスタントWeb公開用のページを生成することができます。また、適切なクエリーコマンドと引数を指定したHTTPリクエストに基づいて、FileMakerデータベースからXMLデータを生成することもできます。
なお、Web公開エンジンからXMLドキュメントを取得するための、クエリーコマンドと引数を指定したHTTPリクエストは、FileMaker Server 7 Advancedでは「XMLリクエスト」と呼ばれています。
FileMaker Server Web公開エンジン
October 14, 2004
FileMaker Server 7 Advancedには「FileMaker Server Web公開エンジン」(以下、Web公開エンジン)と呼ばれるソフトウェアコンポーネントのセットが含まれます。
Web公開エンジンを使用することにより、FileMaker Server 7 Advancedでは下記の方法でFileMakerデータベースのWeb公開が可能となります。
・XML(Extensible Markup Language)を使用したカスタムWeb公開
・XSLT(Extensible Stylesheet Language Transformations)を使用したカスタムWeb公開
・インスタントWeb公開
公開されるデータベースはFileMaker Serverでホストされ、旧バージョンのようにカスタムWeb公開を利用するためにFileMaker Pro(FileMaker Pro Unlimited)がインストールまたは実行されている必要はありません。
(2007/01/03追記:リンク先のURLを変更しました。)
FileMaker Pro7 一目瞭然
October 12, 2004
FileMaker Pro 7のフィールド定義やレイアウト作成といった基本的な操作やWeb共有、そして関数やスクリプトの活用などの応用的な操作を分かりやすく解説した書籍「FileMaker Pro7 一目瞭然」が2004年10月上旬に発売されています。価格は税込3,150円です。
簡単なデータベースの作成例を通して、基本操作やデータベース作成の流れをつかむことができ、活用法別に分類されたページ構成により機能を効率的に修得することができるそうです。巻末には便利な関数の用法と用例が掲載されています。
FileMaker Pro 7の新機能であるリレーションシップグラフ、マルチテーブル、マルチウインドウなども詳しく紹介されています。
FileMaker Server 7 Advancedが販売開始
October 05, 2004
FileMaker Server 7の上位バージョン「FileMaker Server 7 Advanced」の販売が本日より開始されました。価格は税込303,450円です。
FileMaker Server 7 Advancedは、FileMaker Server 7のすべての機能や特徴を含むだけでなく、最大100までのWebクライアントおよび、最大250までのデスクトップクライアントにデータベースの同時ホスティングを行うことができます。
業界標準のXML、ODBC、JDBCなどを使用することで、FileMakerデータベースを他のアプリケーションと統合させることもできますが、Mac OS X上では現在のところODBC、JDBCのデータソースとして利用することはできません。
FileMaker, Inc.は、将来のリリースにおいてMac OS X上のODBCとJDBCをサポートすることを計画しているとのことです。
(2007/01/03追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。)
製品版FileMaker Server 7の利用前に評価版をアンインストール
September 29, 2004
評価版のFileMaker Server 7をインストールしたことがある場合には、製品版をインストールする前に、評価版のFileMaker Server 7をアンインストールしておく必要があります。
Mac OS XでFileMaker Server 7をアンインストールするには、FileMaker Server Adminを利用して、FileMaker ServerとFileMaker Server Helperデーモンを停止させた上で、「/Library/FileMaker Server 7/」フォルダと「/Applications/FileMaker Server 7/」フォルダをゴミ箱に移動します。
このとき「/Library/FileMaker Server 7/Data/」以下にあるデータベースファイル等は、誤って削除しないように別の場所に移動させておくことが重要です。
FileMaker Server 7 Advanced
September 14, 2004
ファイルメーカー社がFileMaker Server 7の上位バージョンにあたる新製品「FileMaker Server 7 Advanced」を2004年10月上旬に日本国内で発売すると発表しています。価格は税込303,450円です。
FileMaker Server 7 Advancedは、FileMaker Server 7のすべての機能や特徴を含み、さらにカスタムWeb公開がサポートされています。
最大100までのWebクライアントおよび最大250までのFileMaker Proクライアントにデータベースの同時ホスティングを行うことができます。
(2007/01/03追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを一部削除しました。)
FileMaker Server 7のデフォルトデータベースフォルダ
September 13, 2004
Mac版FileMaker Server 7では、ホストするデータベースファイルを以下のフォルダ内に通常配置します。
/Library/FileMaker Server 7/Data/Databases/
ホストするデータベースはFileMaker 7のフォーマットのファイルに限られます。
Mac OS Xでは、上記のデータベースフォルダとサブフォルダは、「fmsadmin」グループが所有する必要があります。また、データベースフォルダ内に配置されたデータベースは、グループが読み書き可能であることが重要です。
[関連]FileMaker Server 8のデフォルトデータベースフォルダ
(2006/06/07追記:関連リンクを追加しました。)
FX.php日本語対応版
September 07, 2004
iViking.orgで公開されているFX.phpは、そのままでは日本語の扱いに一部問題がありますが、日本語で問題がないように改造されたFX.php日本語対応版が新居雅行氏のサイトで配布されています。
現時点で配布されているものはFX.php 2.3.2をベースとしたものでFileMaker 7には対応していませんが、FileMaker Server 7 Advancedに対応したFX.php 3.0の日本語化に早速取りかかっているとのことです。
FX.php 3.0
September 06, 2004
iViking.orgがFX.php 3.0をリリースしています。
FX.phpは、PHPからFileMaker Proのデータベースに接続するためのオープンソースのライブラリクラスです。FileMaker Pro WebコンパニオンもしくはFileMaker Server 7 AdvancedがHTTP経由で出力するXMLを解析・処理します。
FX.php 3.0では新たにFileMaker Server 7 Advancedに対応してます。また、オブジェクト指向の柔軟なエラー処理が可能となり、オブジェクトフィールドの取り扱いを改善するなどの機能追加・改善点が含まれています。
(2007/01/02追記:「Web コンパニオン」を「Webコンパニオン」に修正しました。)
10 Million Copies of FileMaker Shipped
September 01, 2004
FileMaker, Inc.が、2004年8月30日(米国時間)にFileMaker Developer Conference 2004の冒頭にて、情報を管理する上で使いやすいデータベースソフトウェアであるFileMakerを1千万本以上出荷したと発表していました。
1984年4月に最初のデスクトップ・データベース・アプリケーションの一つとして初出荷されて以来、FileMaker Proはベストセラーのクロスプラットフォーム対応ワークグループデータベースへと進化しています。
同社はまた、FileMaker Developer Conference 2004が参加者数の記録を塗り替えたと発表しています。アリゾナ州フェニックスにて2004年9月1日まで開催されている開発者のための年次会合には、世界中から1400人を上回る開発者が参加しているとのことです。