FAMLog
XMLPasteの動作環境
April 15, 2019
FileMaker Pro Advancedのテーブルやフィールド、スクリプト、スクリプトステップ、レイアウトオブジェクト、カスタム関数、テーマなどに関する情報をXMLテキストとして出力できるコマンドラインツールであるXMLPasteは、macOSとWindowsの両プラットフォームで利用できます。
XMLPasteの動作環境は、OS X Yosemite v10.10.5以降(macOS Mojave 10.14.4で動作確認済み)もしくはWindows 7以降(Windows 10で動作確認済み)です。macOSではターミナルアプリケーション、WindowsではコマンドプロンプトやPowerShell等を使用してクリップボードデータの内容を表示することができます。
XMLPasteは、オープンソースソフトウェアとしてGitHubで公開しており、無料でご利用いただくことが可能です。Go言語で実装されており、ライセンスはMITライセンスです。
[関連]XMLPaste 1.0.0を公開(FAMLog)
XMLPaste 1.0.0を公開
April 05, 2019
FileMaker Pro Advancedのテーブルやフィールド、スクリプト、スクリプトステップ、レイアウトオブジェクト、カスタム関数、テーマなどに関する情報をUTF-8のXMLテキストとしてペーストできるコマンドラインツール「XMLPaste」を公開しました。
使い方は、FileMaker Pro AdvancedもしくはFileMaker Proで対応するデータ形式のオブジェクトをコピーした後、Windowsの場合にはコマンドプロンプトやPowerShell、macOSの場合にはターミナルアプリケーションでXMLPasteを実行するだけです。macOSをご利用の場合には「xmlpaste-1.0.0-macos.zip」を、64bit版のWindowsをご利用の場合には「xmlpaste-1.0.0-windows-x64.zip」を、32bit版のWindowsをご利用の場合には「xmlpaste-1.0.0-windows-x32.zip」をダウンロードしてください。
XMLPasteは、オープンソースソフトウェアとしてGitHubで公開しており、無料でご利用いただくことが可能です。Go言語で実装されており、ライセンスはMITライセンスです。
[関連]FileMaker Proのクリップボードデータを出力できるコマンドラインツール「XMLPaste」を公開(株式会社エミック)
Apache HTTP Server 2.4.39が公開
April 03, 2019
Apache HTTP Server 2.4.39が公開されています。
Apache HTTP ServerはオープンソースのWebサーバーソフトウェアです。バージョン2.4.39では、mod_http2の脆弱性(CVE-2019-0196、CVE-2019-0197)やmod_sslの脆弱性(CVE-2019-0215)、mod_auth_digestの脆弱性(CVE-2019-0217)などが修正されています。
なお、OpenSSL 1.1.1を併用してApache HTTP ServerでTLS 1.3に対応させる場合には、バージョン2.4.39以降を使用する必要があるとのことです。
Ruby on Rails 4.2.11.1、5.0.7.2、5.1.6.2および5.2.2.1が公開
March 15, 2019
Ruby on Rails 4.2.11.1、Ruby on Rails 5.0.7.2、Ruby on Rails 5.1.6.2およびRuby on Rails 5.2.2.1が公開されています。
Ruby on RailsはRubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。Rails 4.2.11.1、Rails 5.0.7.2、Rails 5.1.6.2およびRails 5.2.2.1ではActive Viewにおけるセキュリティ脆弱性(CVE-2019-5418とCVE-2019-5419)が修正されています。
さらに、Rails 5.2.2.1ではDevelopmentモードにおけるセキュリティ脆弱性(CVE-2019-5420)も修正されています。
fmcsadmin 0.9.3を公開
January 28, 2019
fmcsadmin 0.9.3を公開しました。
fmcsadminは、FileMaker Admin API (Trial)を用いて実装したコマンドラインツールであり、FileMaker Serverに付属するfmsadminコマンドと同様の使い勝手を実現します。FileMaker Cloud上で利用できるLinux版を用意している他、macOSやWindows上でFileMaker Cloudをリモートで管理することもできます。
fmcsadmin 0.9.3では、バージョン0.9.2でcloseコマンドの-mおよび--messageオプションが機能していなかった不具合を修正しました。fmcsadminは、オープンソースソフトウェアとしてGitHubで公開しており、無料でご利用いただくことが可能です。Go言語で実装されており、ライセンスはApache License, Version 2.0です。
[関連]fmcsadmin 0.9.3を公開(株式会社エミック)、FileMaker Server 17の新機能:FileMaker Admin API (Trial)(FAMLog)
Apache HTTP Server 2.4.38が公開
January 23, 2019
Apache HTTP Server 2.4.38が公開されています。
Apache HTTP ServerはオープンソースのWebサーバーソフトウェアです。バージョン2.4.38では、mod_sslのDoS脆弱性(CVE-2019-0190)とmod_http2のDoS脆弱性(CVE-2018-17189)、および mod_session_cookieの脆弱性(CVE-2018-17199)が修正されています。
なお、Apache HTTP Server 2.2系統はすでに保守が終了しており、今後はApache HTTP Server 2.4系統を利用することが推奨されます。
Ruby on Rails 4.2.11、5.0.7.1、5.1.6.1および5.2.1.1が公開
November 29, 2018
Ruby on Rails 4.2.11、Ruby on Rails 5.0.7.1、Ruby on Rails 5.1.6.1およびRuby on Rails 5.2.1.1が公開されています。
Ruby on RailsはRubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。Rails 4.2.11、Rails 5.0.7.1、Rails 5.1.6.1およびRails 5.2.1.1ではActive Jobにおけるセキュリティ脆弱性(CVE-2018-16476)が修正されています。さらに、Rails 5.2.1.1ではActive Storageにおけるセキュリティ脆弱性(CVE-2018-16477)も修正されています。
Ruby on Railsは今年の4月にバージョン5.2が公開されており、バージョン5.2では、Redisキャッシュストアが組み込まれ、HTTP/2 Early Hintsをサポートするようになっています。その他、config/credentials.yml.encファイルが追加されて、productionアプリの秘密情報(secret)をここに保存できるようになるなど、数多くの新機能が追加されています。
(2019/03/15追記:「Rails 5.2.11ではActive Storageにおけるセキュリティ脆弱性(CVE-2018-16477)も修正」を「Rails 5.2.1.1ではActive Storageにおけるセキュリティ脆弱性(CVE-2018-16477)も修正」に変更・修正しました。)
Apache HTTP Server 2.4.37が公開
October 24, 2018
Apache HTTP Server 2.4.37が公開されています。
Apache HTTP ServerはオープンソースのWebサーバーソフトウェアです。バージョン2.4.37では、mod_sslがOpenSSL 1.1.1およびTLS 1.3に新たに対応しているほか、不具合の修正やabコマンドの機能追加等が行われています。
なお、Apache HTTP Server 2.2系統はすでに保守が終了しており、今後はApache HTTP Server 2.4系統を利用することが推奨されます。
[関連]OpenSSL 1.1.1が公開(FAMLog)
macOS Server 5.7.1の変更点
October 10, 2018
macOS Server 5.7.1を使うにはmacOS Mojave 10.14が必要であり、macOS Mojave 10.14にアップデートした後でApp StoreからmacOS Server 5.7.1を購入および入手できます。
macOS Server 5.7.1では、カレンダーサーバー、連絡先サーバー、メールサーバー、DNS、DHCP、VPNサーバー、Web サイトなど、オープンソースサービスのmacOS Serverでの提供が停止されています。
Open Directory、プロファイルマネージャおよびXsanはmacOS Server 5.7.1に組み込まれていて、今後も開発とサポートが続けられていく予定であるとのことです。なお、キャッシュサーバーとファイル共有サーバー、Time Machineサーバーのサービスは、macOS High Sierra以降で利用できるようになっています。
[関連]macOS Serverで今後廃止される予定のサービス一覧(FAMLog)、macOS Server 5.6の変更点(FAMLog)、macOS Server 5.7.1 の変更点に備える(Apple サポート)
FAMLog News Archive:第82回 2018年秋号
October 05, 2018
■FileMaker Server 17.0.2 アップデータが公開(2018年6月)
FileMaker Server 17.0.2 アップデータが2018年6月に公開されました。バージョン17.0.2では、JavaはJava 8 Update 171に、OpenSSLはOpenSSL 1.0.2oに更新されます。
[関連]FileMaker Server 17.0.2 アップデータが公開(FAMLog)
■FMDataAPI Ver.12が公開(2018年7月)
FileMaker 17 プラットフォームで正式に搭載された新機能であるFileMaker Data APIをPHPで利用するためのクラスであるFMDataAPIのバージョン12が2018年7月に公開されました。FMDataAPIは、MITライセンスで提供されるオープンソースソフトウェアであり、GitHub上でリポジトリが作成および公開されています。
[関連]FMDataAPI Ver.12が公開(FAMLog)