FAMLog
FileMaker Pro 8.5 基礎講座 for Win/Mac
November 07, 2006
FileMaker Pro 8.5の基本操作や新機能を解説した書籍「FileMaker Pro 8.5 基礎講座 for Win/Mac」が発売されています。
この書籍は、「FileMaker Pro 8 基礎講座 for Win/Mac」のバージョン8.5対応版であり、新たにWebビューアに関する章が追加されています。
FileMaker Proの操作を通してリレーショナルデータベースの概念やデータベースの基礎を理解できるように構成され、初級者から中級者を対象とした内容となっています。
定価:2,310円(税込)
サイズ:B5変型
ページ数: 352
著者:小山 香織
出版社:オーム社
ISBN:4-274-06669-X[Amazon.co.jpで購入...]
FileMaker 8.5 インスタントWeb公開の新機能と改善点
November 02, 2006
FileMaker Pro 8.5、FileMaker Pro 8.5 AdvancedおよびFileMaker Server 8.0v4 AdvancedのインスタントWeb公開機能では、FileMaker Pro 8.5で追加された新機能の一部を利用できます。
FileMaker Pro 8.5の新機能の1つに「Webビューア」がありますが、バージョン8.5(FileMaker Server Advancedの場合はバージョン8.0v4)のインスタントWeb公開でもこの新機能を使用できます。
バージョン8.5で新たに追加された[Web ビューアの設定]スクリプトステップもインスタントWeb公開で利用可能となっています。ただし、このスクリプトステップオプションで使用できる[進む]処理と[戻る]処理はWeb互換ではありません。
なお、[オブジェクトへ移動]スクリプトステップもWeb互換ですが、インスタントWeb公開で利用する場合に一部動作が異なる部分があります。
[関連]FileMaker Pro 8.5の新機能:バージョン8.5で追加されたスクリプトステップ一覧(FAMLog)
KP-Backup 2.0
October 26, 2006
株式会社キー・プランニングが、FileMaker Serverの標準機能では実現できない機能を提供するFileMaker Server用バックアップツールの新バージョンである「KP-Backup 2.0」を本日発売したと発表しています。
KP-Backup 2.0では、バックアップファイルをFTPサーバーへアップロードする機能が新たに追加され、エラー発生時のメール通知においてSMTP認証を利用したメール送信がサポートされるようになっています。また、1時間おきのバックアップスケジュールを設定することも新たに可能になっています。
対応OSは、Windows 2000 (Service Pack 4)、Windows XP (Service Pack 2)、Windows Server 2003、およびMac OS X v10.2.8以降であり、さらにFileMaker Serverの動作条件を満たす必要があります。FileMaker Serverについては、バージョン5.5、7および8に対応しています。
価格は税込13,440円、アップグレード価格(2007年1月末まで)は税込6,720円です。
ModSecurity 2
October 23, 2006
Webサーバーへの侵入の検知および防御を目的としたApacheのモジュール「ModSecurity 2(ModSecurity for Apache 2.0)」が2006年10月16日に公開されています。
ModSecurity 2では、XMLのサポートやスコアリングによる判定、例外の検知、データの永続化、正規表現の後方参照、セッションのサポートなど数多くの機能が追加、改善されています。ライセンスは、バージョン1のときと同様に、GPLと商用ライセンスの2種類が用意されています。
なお、ModSecurity 2は、Apache HTTP Server 2.0以降で動作し、Apache HTTP Server 1.3での動作はサポートされていません。
[関連]ModSecurity Core Rules
FileMaker Pro 8.5 Advancedで外部関数プラグインAPIがIntel搭載Macに対応
October 20, 2006
FileMaker Pro 8.5 Advancedには、PowerPCベースMacとIntelベースMacの両方で動作するようにアップデートされたサンプルプラグインが付属し、同時に外部関数プラグインAPIがIntel搭載Macに対応しています。
FileMaker Pro Advancedにはバージョン8のときからXcode用のプロジェクトファイルが同梱されていますが、バージョン8.5で同プロジェクトファイルおよび関連ライブラリが更新され、新たにIntel搭載Macに対応したFileMakerプラグインを開発できるようになっています。
なお、プラグイン開発の参考資料の1つに、製品に付属する「FileMaker Pro 8 Advanced デベロップメントガイド」があり、この文書の第5章がFileMakerプラグインの開発に関する内容となっています。
[関連]FileMaker Pro 8 AdvancedでXcodeによるプラグイン開発が可能に(FAMLog)
FileMaker Pro 8.5の新機能:バージョン8.5で追加されたスクリプトステップ一覧
October 19, 2006
FileMaker 8.5では、下記のスクリプトステップが新しく追加されています。
・オブジェクトへ移動
・Web ビューアの設定
[オブジェクトへ移動]スクリプトステップを使用すると、特定のレイアウトオブジェクトにフォーカスを移動させることができます。このスクリプトステップはWeb互換ですが、インスタントWeb公開で利用する場合に一部動作が異なるものがあります。
また、[Web ビューアの設定]スクリプトステップを使用すると、任意のWebビューアの動作を制御できます。このスクリプトステップも基本的にWeb互換ですが、[進む]処理と[戻る]処理はWeb互換ではありません。
Box SetがSLA(サイトライセンスアグリーメント)に名称変更
September 28, 2006
ファイルメーカーSLP(Software Licensing
Program)における、Box Set(ボックスセットライセンスアグリーメント)が「SLA(サイトライセンスアグリーメント)」に名称変更が行われた、とファイルメーカー社が案内しています。
これにあわせて、Box Setの「サブスクリプション」も「メンテナンス」に名称変更されています。
SLAでは、企業(事業所)において従業員数またはPCの保有台数が50以上の場合、SLA対象製品を、その企業(事業所)におけるすべてのPCにインストールし、全従業員が使用することが可能です。
FileMakerのライセンスプログラムにおいて、簡単、柔軟かつ最も割安なサイトライセンスであり、2006年9月現在、SLA対象製品は、FileMaker Pro 8.5、FileMaker Server 8、およびFileMaker Server 8 Advancedの3製品です。
FileMaker Pro 8.5の新機能:Universalアプリケーション
September 22, 2006
Mac版のFileMaker Pro 8.5は、UniversalアプリケーションとしてIntel搭載Macにネイティブ対応したことにより、Intel搭載Macで従来より高速に動作するようになっています。
Intel搭載Mac上でFileMaker Pro 8.5を動作させると、PowerPC搭載Mac上でFileMaker Pro 8.5を動作させた場合と比べて、最大91%パフォーマンスが増加しているとのことです。
ただし、プラグインを使う場合は注意が必要で、プラグインもIntel搭載Macに対応している必要があるか、もしくはFileMaker ProをRosetta上で動作させる必要があります。
[関連]Running plug-ins with FileMaker Pro 8.5 and Mac OS X(FAMLog)
KP-Backup 1.0.4 アップデート
September 20, 2006
株式会社キー・プランニングが「KP-Backup 1.0.4 アップデート」を公開しています。
KP-Backupは、FileMaker Serverの標準機能のみでは実現できない機能を提供するFileMaker Server用バックアップツールです。バージョン1.0.4では、サービスの再起動をせずにエラー通知メールの設定変更が反映されるようになると共に、大量のファイルを含むフォルダを保存元として指定した場合にバックアップ時にサービスが停止する問題が修正されています。
なお、アップデートする際には、旧バージョンのKP-Backupはアンインストールせずに、アップデート用インストーラーを実行する必要があります。また、Windows版に限り、インストール先は旧バージョンと同じディレクトリを指定する必要があります。
FileMaker Pro 8.5の動作環境
September 13, 2006
Mac版FileMaker Pro 8.5およびFileMaker Pro 8.5 Advancedの動作環境は、PowerPCプロセッサー搭載機ではMac OS X v10.3.9もしくはMac OS X v10.4.5、Intelプロセッサー搭載機ではMac OS X v10.4.5となっています。
RAMが256MB以上が要求される点はバージョン8のときと変わりありませんが、バージョン8.5では新たにUniversalアプリケーションとしてIntel製のプロセッサーが搭載されたMacでRosettaを介さずにネイティブに動作するようになっています。
Windows版FileMaker Pro 8.5およびFileMaker Pro 8.5 Advancedの動作環境は、バージョン8と同様に、Windows 2000(Service Pack 4)もしくはWindows XP(Service Pack 2)となっていて、Pentium III 500MHz以上のプロセッサーと256MB以上のRAMが要求されます。
[注記]「FileMaker インストールおよび新機能ガイド For FileMaker Pro 8.5 and FileMaker Pro 8.5 Advanced」(FMP8_5_インストール.pdf)には、PowerPCプロセッサー搭載機でもMac OS X v10.4.5が動作環境であることが明記されています。