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FileMaker Pro 9 Advancedの主な新機能一覧

August 23, 2007

2007年9月中旬にFileMaker Pro 9と同時発売される予定である「FileMaker Pro 9 Advanced」は、FileMaker Pro 9の機能をすべて備えているだけでなく、先進的なカスタマイズされたデータベースソリューションをより速く、より簡単に作成できるようにフォーカスされた新機能も追加されています。

FileMaker Pro 9 Advanced特有の主な新機能の一覧は、以下の通りです。

・データベースの変更やメンテナンスをよりいっそう簡単にする、強化されたデータベースデザインレポート機能およびファイル管理ツール
・デザインプロセスのより早い段階でエラーを検出し修正するための、強化されたスクリプトデバッガやデータビューア
・FileMaker Server 9に含まれるPHP Site Assistant機能をワンクリックで始動できる、PHP Site Assistantリンク機能

[関連]New Features of FileMaker Pro 9 Advanced(FileMaker Knowledge Base)

Tag: FileMaker

Mac OS Xでカーネルパラメーターの値を確認する方法

March 26, 2007

Mac OS Xにおいてsysctlコマンドを使用すると、カーネルパラメーターの値を確認することができます。

[実行例]
$ sysctl -a

sysctlコマンドで-aオプションを使用することで、すべてのパラメーターが表示されます。

[関連]Broadband Tuner 1.0(FAMLog)

(2015/11/19追記:「すべてのパラーメーター」を「すべてのパラメーター」に修正しました。)

Tag: Mac

fmxslt:set_session_object関数の引数

February 22, 2007

「FileMaker Server 8 Advanced カスタムWeb公開ガイド」には、fmxslt:set_session_object関数の引数としてノードセットや論理値を指定できることが記載されていますが、実際にはノードセットおよび論理値を指定することはできません。

fmxslt:set_session_object関数に渡されるオブジェクトは文字列として解釈されるようになっています。オブジェクトが文字列に変換されない場合はセッションに値が保存されず、FileMaker XSLT拡張関数のエラーコードは10100(原因不明のセッションエラー)が設定されます。また、空の文字列やnullを使用してセッションオブジェクトを設定しようとしても、上記と同様のエラーコード10100のエラーが発生します。このことは、fmxslt:set_session_timeout関数の件と同様、「FMS Web お読みください.pdf」にて言及されています。

なお、セッションの変数を削除する場合には、fmxslt:remove_session_object関数を使用します。

Tag: FileMaker

クエリーコマンドを使用する際の注意点 (6)

December 26, 2006

FileMaker Server Advancedにおいて、XMLリクエストまたはXSLTリクエストで任意のフィールドを指定する際、フィールド名クエリー引数に「.(ピリオド)」が含まれるフィールド名(「text.field」など)を使用することができません。

「.(ピリオド)」は、完全修飾フィールド名でレコードIDを指定する場合に使用される予約済みの文字であるためです。ピリオドが含まれるフィールドを指定した場合、XMLリクエストまたはXSLTリクエストではそのフィールドにアクセスできないため、通常エラー番号102(フィールドが見つかりません)のエラーが返ります。

また、上記と関連して、「::」は完全修飾フィールド名でテーブル名を指定する場合に使用される予約語であるため、フィールド名クエリー引数に「::」が含まれるフィールド名(「text::field」など)も同様に使用することができません。

Tag: FileMaker

FileMaker API for PHP Public Betaの動作条件

December 06, 2006

FileMaker API for PHP Public Betaを使用するには、FileMaker Server 8 Advancedのバージョン8.0v4がインストールされている必要があります。

PHPスクリプトでFileMakerオブジェクトのgetMinServerVersion()メソッドを呼ぶことによって、FileMaker API for PHPの動作に必要なFileMaker Server Advancedのバージョン情報を取得することができます。また、FileMaker Server Web公開エンジンのバージョンが動作条件を満たさない場合には、エラーが返されます。

PHPのバージョンについては、バージョン4.3.x以降が動作条件となっていて、PHP 4.3.11およびPHP 4.4.1、PHP 5.1.2で動作検証が行われています。また、PHPはCURLサポート機能が有効になっている必要があります。

Tag: FileMaker

インスタントWeb公開とWebビューアに関する考慮事項 (3)

November 27, 2006

FileMakerデータベースをインスタントWeb公開機能で公開すると、Webビューアが利用するURLの先頭にスキーム「http://」が自動的に付加されます。

[Web ビューアの設定]ダイアログボックスの「Web アドレス」欄にスキームを省略して「www.famlog.jp」と入力した場合、FileMaker ProにおいてはWebビューア内にWebページは表示されませんが、インスタントWeb公開の場合には自動的に「http://」が付加されて評価され、URLが「http://www.famlog.jp」であるWebページを表示します。

エラーを防ぐため、Webビューアを設定する際には、適切なスキームをWebアドレスに入れるようにしておくとよいでしょう。

Tag: FileMaker

FileMaker Pro すいすい

November 06, 2006

秀潤社からFileMaker Pro 8の初級者および中級者向け解説書「FileMaker Pro すいすい」が発売されています。

この書籍は、オールカラーで目的別にFileMaker Proによるデータベース作成のヒントと実例が解説されていて、付属CD-ROMには「サンプルファイル」および「紹介状作成システム」のデータベースが含まれています。さらに、補足としてバージョン8.5の新機能についても紹介されています。

定価:4,620円(税込)
サイズ:B5変型
ページ数: 412
著者:河上 聡
出版社:秀潤社
ISBN:4-87962-344-X[Amazon.co.jpで購入...

Tag: FileMaker

KP-Backup 2.0

October 26, 2006

株式会社キー・プランニングが、FileMaker Serverの標準機能では実現できない機能を提供するFileMaker Server用バックアップツールの新バージョンである「KP-Backup 2.0」を本日発売したと発表しています。

KP-Backup 2.0では、バックアップファイルをFTPサーバーへアップロードする機能が新たに追加され、エラー発生時のメール通知においてSMTP認証を利用したメール送信がサポートされるようになっています。また、1時間おきのバックアップスケジュールを設定することも新たに可能になっています。

対応OSは、Windows 2000 (Service Pack 4)、Windows XP (Service Pack 2)、Windows Server 2003、およびMac OS X v10.2.8以降であり、さらにFileMaker Serverの動作条件を満たす必要があります。FileMaker Serverについては、バージョン5.5、7および8に対応しています。

価格は税込13,440円、アップグレード価格(2007年1月末まで)は税込6,720円です。

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 8.5の新機能:FileMaker ラーニングセンター

October 06, 2006

FileMaker Pro 8.5では、新たに「FileMaker ラーニングセンター」と呼ばれるチュートリアルが用意されています。

ステップごとに学べるビデオチュートリアルや、その他多くのリソースを利用できるようになっていて、FileMaker Proの使用方法を理解および活用するのに役立つものとなっています。

FileMaker ラーニングセンターは、FileMaker Pro 8.5 無料評価版(30日間試用可能)では[詳細情報]ボタンから、FileMaker Pro 8.5 製品版では[ヘルプ]メニューの[ラーニングセンター]を選択することで利用できます。

Tag: FileMaker

KP-Backup 1.0.4 アップデート

September 20, 2006

株式会社キー・プランニングが「KP-Backup 1.0.4 アップデート」を公開しています。

KP-Backupは、FileMaker Serverの標準機能のみでは実現できない機能を提供するFileMaker Server用バックアップツールです。バージョン1.0.4では、サービスの再起動をせずにエラー通知メールの設定変更が反映されるようになると共に、大量のファイルを含むフォルダを保存元として指定した場合にバックアップ時にサービスが停止する問題が修正されています。

なお、アップデートする際には、旧バージョンのKP-Backupはアンインストールせずに、アップデート用インストーラーを実行する必要があります。また、Windows版に限り、インストール先は旧バージョンと同じディレクトリを指定する必要があります。

Tag: FileMaker

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