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FileMaker Pro 11の新機能:定期的なインポート

December 01, 2010

FileMaker Pro 11では、Microsoft Excelのファイルやテキストファイルなど、他のファイルからインポートしたデータを自動的に更新できる機能が追加されています。

[ファイル]メニューの[レコードのインポート]サブメニューから[ファイル...]を選択した後に表示されるファイル選択ダイアログボックスにおいて、バージョン11では[定期的なインポートとして設定]を新たに選択できるようになっています。

定期的なインポートとして設定をすると、インポートしたデータ用に新規のテーブル、レイアウトおよびスクリプトが作成されます。該当のレイアウトを表示したときに、自動的にインポートのスクリプトを実行するようにスクリプトトリガの設定が割り当てられる仕組みとなっています。

なお、定期的なインポートはインポート専用の処理です。 データを更新するには、インポート元ファイルのデータを変更する必要があります。

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FileMaker Pro 11の新機能:レイアウト/レポートアシスタントの強化

November 29, 2010

FileMaker Pro 11では、新規レイアウト/レポートアシスタントにおけるデータのグループ化、および集計レポートを作成する機能が強化および効率化されています。

新規レイアウト/レポートアシスタントを使用すると、さまざまなリスト形式やレポートレイアウトを定義できます。このアシスタントは、[レイアウト]メニューの[新規レイアウト/レポート...]を選択すると表示されます。

例えば、レイアウトタイプを選択する際、バージョン10では「リスト/レポート」を選択してから集計処理を組み合わせたレイアウトにするかどうかを指定していました。バージョン11では「リスト/レポート」の代わりに「リスト形式」と「レポート」がレイアウトタイプの一覧に最初から表示されるようになっています。

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FMCon2Go スケジューラーが公開

September 21, 2010

ファイルメーカー社が「FMCon2Go スケジューラー」の提供を開始しています。

FMCon2Go スケジューラーは、2010年10月29日(金)に開催されるFileMaker カンファレンス 2010のスケジュールをFileMaker Go上で確認できるデータベースです。セッションやスピーカーの一覧を表示したり、Twitterのツイートを検索する機能などが組み込まれています。

DevCon2Goをカスタマイズして作成されたFMCon2Go スケジューラーは、アバウト画面に「ロック解除」ボタンが用意されており、ロックを解除することでスクリプトやレイアウトの中身を解析することも可能となっています。

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FileMaker Pro 11の新機能:デフォルトのレイアウト表示

September 01, 2010

FileMaker Pro 11では、レイアウトを最初に開くときに表示される表示形式を新たに設定できるようになっています。

[レイアウト設定]ダイアログボックスの[表示]タブ内で[デフォルト表示]の設定項目が追加されており、ここでデフォルトの表示形式(フォーム形式、リスト形式、および表形式)を指定します。

なお、[レイアウト設定]ダイアログボックスは、レイアウトモードにおいて[レイアウト]メニューの[レイアウト設定...]を選択すると表示されます。

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FileMaker Pro 11の新機能:バージョン11で追加されたスクリプトステップ一覧

August 11, 2010

FileMaker Pro 11では、下記のスクリプトステップが新しく追加されています。

・レイアウトの管理を開く
・クイック検索の実行
・レコードをスナップショットリンクとして保存

これらのスクリプトステップのうち、[クイック検索の実行]スクリプトステップのみWeb公開互換となっています。

なお、バージョン11のヘルプでは、スクリプトステップ、スクリプトトリガ、および関数の説明に、各ステップや関数等が最初に導入されたFileMaker Proのバージョン情報の記載が新たに追加されています。

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FileMaker Pro 11の新機能:テキストの強調表示

August 10, 2010

FileMaker Pro 11では、テキスト属性のスタイルオプションに新たに強調表示が加わり、フィールド内のテキストや数字を目立たせることができるようになっています。

変更するテキストまたはフィールドを選択している状態で、[書式]メニューの[スタイル]サブメニューから[強調表示]を選択するか、書式設定バー上にある強調表示ボタンを押すことで、強調表示のテキスト属性を設定できます。

レイアウトモードの場合には、インスペクタを利用して強調表示属性を設定することもできます。

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FileMaker Pro 11の新機能:スナップショットリンク

August 09, 2010

FileMaker Pro 11では、ある時点における特定の対象レコード情報を保存できる「スナップショットリンク」と呼ばれる新機能が追加されています。

スナップショットリンクは、[ファイル]メニューの[レコードの保存/送信]サブメニューから[スナップショットリンク...]を選択することで保存できます。

スナップショットリンクの実体はXMLファイルであり、レコードIDの一覧やレイアウト、表示形式、ソート順などの情報が保存されています。

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FileMaker GoとGet(システムプラットフォーム)関数

August 02, 2010

FileMaker Proの「Get(システムプラットフォーム)関数」は、現在のプラットフォームを示す数値を返します。

この関数の戻り値は下記のようになります。

・「-1」:PowerPCベースのMac上で実行した場合
・「1」:IntelベースのMac上で実行した場合
・「-2」:Windows XP、Windows Vista、Windows 7上で実行した場合
・「3」:モバイルデバイス(iPhone、iPad)上で実行した場合

FileMaker GoでGet(システムプラットフォーム)関数を実行すると、この関数の戻り値は「3」となります。Get(アプリケーションバージョン)関数と共に使用することで、現在のプラットフォームを判定してiPhoneやiPad専用のレイアウトに移動するといった処理が可能です。

[関連]Get(システムプラットフォーム)関数とWindows Vista(FAMLog)

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FileMaker Pro 11の新機能:オブジェクトバッジ

July 08, 2010

FileMaker Pro 11では、レイアウトオブジェクトに設定されている情報を表示する「オブジェクトバッジ」と呼ばれる新機能が追加されています。

オブジェクトバッジにより、レイアウトモードにおいてレイアウトオブジェクトに設定されている項目を視覚的に区別できます。条件付き書式やスクリプトトリガ、ポップアップヘルプが設定されているフィールドやオブジェクトを容易に見つけることができ、さらにクイック検索の対象フィールドを判別できます。

なお、関連フィールドや索引設定ができないフィールド、計算結果を保存しない計算フィールドなどは、黄色の虫眼鏡アイコンが表示されます。

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FileMaker Pro 11v2 アップデータが公開

July 01, 2010

ファイルメーカー社が「FileMaker Pro 11v2 アップデータ」と「FileMaker Pro 11v2 Advanced アップデータ」を配布しています。

このアップデータは、FileMaker Pro 11またはFileMaker Pro 11 Advancedをバージョン11.0v2に更新するものです。バージョン11.0v2では、レイアウト上に空のマージ変数が表示される問題や特定の条件下でアプリケーションがクラッシュする不具合が修正されており、その他にも数多くの問題が解決されています。

同時に、FileMaker Server 11v2 アップデータも公開されています。

Tag: FileMaker

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