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FileMaker Pro 8の新機能:Fast Send

December 29, 2005

FileMaker Pro 8では、「Fast Send」と呼ばれる機能が新機能として追加されています。

バージョン8では、新しいファイル保存時のオプション機能が追加され、[レコードのエクスポート...]を選んで表示されるファイル保存ダイアログにおいて[ファイルを添付した電子メールの作成]チェックボックスにチェックをつけてファイルを保存すると、そのファイルを添付した電子メールを作成することができます。電子メールは、Email Mergeと同様に、外部の電子メールソフトを利用して送信される仕様になっています。

上記の手順以外に、任意のフィールドにカーソルを移動させ、[フィールド内容のエクスポート...]をクリックすれば、そのフィールドのコンテンツをメッセージに自動的に添付することもできます。

なお、新しいファイル保存時のオプション機能は、上記以外に[ファイルを自動的に開く]オプションもあります。

(2007/01/07追記:リンク先のURLを変更しました。)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 8の新機能:オートコンプリート

December 21, 2005

FileMaker Pro 8では、「オートコンプリート」と呼ばれる機能が新機能として追加されています。

オートコンプリート機能を有効にすると、ブラウズモードまたは検索モードで、過去に入力したデータまたは値一覧の値に基づいてフィールドの内容を半自動的に入力できるようになります。これにより、テキストフィールドに整合性のあるデータを素早く簡単に入力することができます。

なお、オートコンプリート機能を有効にできるテキストフィールドの表示形式は次の3種類です。

・編集ボックス
・ドロップダウンリスト
・ドロップダウンカレンダー

(2007/01/07追記:リンク先のURLを変更しました。)

(2019/01/07追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 8の新機能:Fast Match

December 09, 2005

FileMaker Pro 8では「Fast Match」と呼ばれる機能が新機能として追加されています。

この機能は、検索モードに移動せずに、フィールド内のデータを利用して簡易検索を実行できる機能であり、文字入力することなく手軽に検索を行うことができます。

具体的には、任意のフィールドまたは選択したフィールド内のテキストに対して右クリック、またはcontrolキーを押しながらクリックして(Macの場合)、[一致するレコードを検索]を選びます。これにより、選択したフィールドもしくはテキストを検索条件に使って、そのフィールドに対して自動的に検索を実行します。

また、同様の操作で[対象レコードの絞り込み]または[対象レコードの拡大]を選択して、対象レコードを絞り込んだり、拡大したりすることもできます。

(2007/01/07追記:リンク先のURLを変更しました。)

Tag: FileMaker

defaultsコマンドでFileMaker Server 7の設定を変更する (7)

August 23, 2005

FileMaker Server 7では、デフォルトデータベースフォルダと、オプションで指定されている追加データベースフォルダ内にあるデータベースが起動時に自動的に共有されます。

defaultsコマンドを用いて追加データベースフォルダを使用するオプションを有効にするには、ターミナルで次のように入力します。

(Mac OS X v10.4.2の場合)
sudo su - fmserver -c 'defaults -currentHost write "/Library/FileMaker Server 7/Library/Preferences/com.filemaker.fmserver" Preferences -dict-add UseOtherDatabaseRoot -int 1'

上記コマンドを入力後に設定を即座に反映させたい場合には、次のようにfmsadminコマンドを使用します。

sudo fmsadmin reload

(2015/09/02追記:OS X版のFileMaker Server 14では設定ファイルの形式およびパスが変更されたため、上記の方法は利用できません。)

Tag: FileMaker

Mac OS X Update 10.4.2

July 14, 2005

Appleから「Mac OS X Update 10.4.2」および「Mac OS X Server 10.4.2」アップデートがリリースされています。

Mac OS X v10.4.2の主な改良点は下記の通りです。

・AFPおよびSMB/CIFSネットワークファイルサービスを使用したファイル共有
・Active Directoryサーバーへのシングルサインオン認証と信頼性の高いアクセス
・管理対象のユーザーアカウントの自動ログイン
・AirMacおよびワイヤレスアクセス
・アップデートされたATIとNVIDIAグラフィックドライバを含むCore Graphics、Core Audio、Core Image
・種類による検索やスライドショーの使用を含む「Finder」のアップデート
・iDiskと.Macとの同期
・インストールの信頼性
・Dashboardウィジェットの管理
・アドレスブック、Automator、iCal、iChat、Mail、Safari、およびスティッキーズ
・他社製アプリケーションやデバイスとの互換性

このアップデートにより、Safariを含む多くのアプリケーションと、認証を必要とするプロキシサーバーとの動作が改善され、HTTPおよびHTTPSプロキシ経由でiDiskまたはその他のWebDAVサーバーにアクセスできるようになっています。その他にも数多くの機能や動作が改善されています。

Tag: Mac

FileMaker Pro 7のスマートクォート機能

May 23, 2005

FileMaker Pro 7では、シングルクォーテンションマークやダブルクォーテンションマークで文字を囲む際に、開く側と閉じる側とで違う記号を使用するように(‘’または“”)クォーテンションマークを入力時に自動変換する「スマートクォート」機能がデフォルトで有効になっています。

このオプション機能を無効にすると、もしくはそれらの記号がないフォントを使用している場合には、普通のダブルクォーテンションマーク(")およびシングルクォーテンションマーク(')が使用されます。

スマートクォート機能を無効にするには、「ファイル」メニューの「ファイルオプション...」を選び、「テキスト」タブ内にある「スマートクォートを使用する」のチェックを外し、OKボタンを押してファイルごとに設定を変更します。

Tag: FileMaker

FileMate Events

March 31, 2005

フォーサイト社が、FileMaker 7で自動的にスクリプトを起動できるプラグイン「FileMate Events」の販売を開始し、あわせて試用版を公開しています。

FileMate Events 4.0は、ファイルMate スケジューラProのFileMaker 7対応版に相当するもので、各種のイベントを定期的にもしくは指定したタイミングで起動する機能を提供し、フィールドの更新時やレコードを作成、更新、削除するときなどにスクリプトを起動、実行することを可能にするプラグインです。

1ライセンスの価格はWindows版、Mac版共に税込24,600円で、ファイルMate スケジューラPro 3.0Jからのアップグレード価格は税込13,860円となっています。

Tag: FileMaker

FileMaker Server 7v3 アップデータ

March 11, 2005

ファイルメーカー社が「FileMaker Server 7v3 アップデータ」を配布しています。

このアップデータはFileMaker Server 7およびFileMaker Server 7 Advanced向けのもので、安定性の向上、自動バックアップ、最大キャッシュサイズ、外部認証などの改善が含まれています。

このバージョンから、サンプルのデータベース(FMServer_Sample_Config.fp7)で設定されている拡張アクセス権が追加され、あらかじめWeb公開およびODBC/JDBCで共有できるように設定が変更されています。

なお、FileMaker Server 7.0v3では、FileMaker Pro 7.0v3およびFileMaker Developer 7.0v3のクライアントのみがサポートされています。

(2007/01/04追記:リンク先のURLを変更しました。)

Tag: FileMaker

Beta version of FMrobot for Macintosh

March 02, 2005

New Millennium Communications社が「FMrobot for Macintosh」の商用ベータ版を配布しています。

FMrobotは、FileMaker Developer 6もしくはFileMaker Developer 7で作成されたデータベースデザインレポートを利用して、FileMaker 7のテーブルやフィールドの作成処理を自動化するツールです。FileMaker Pro 7の通常機能では実現できない、テーブルの複製やテーブルを他のファイルに移動させる処理などが、このツールにより実現できるようになります。

FMrobotの価格は、シングルユーザーライセンスで$199.95となっています。

Tag: FileMaker

スクリプト実行用クエリー引数

February 18, 2005

頻繁に実行される処理を自動化したり、複数の処理を組み合わせる場合には、FileMaker ProのScriptMaker機能を使用します。ScriptMakerをカスタムWeb公開とともに使用することで、WebユーザーはFileMakerスクリプトを用いてあらかじめ定義された一連の処理を実行することができます。

FileMaker 7では約70のスクリプトステップがWeb互換としてサポートされていて、-scriptや-script.prefind、-script.presortクエリー引数を使用することにより、カスタムWeb公開でスクリプトを実行できます。

-script.prefindクエリー引数はレコードの検索およびソートの前に実行するスクリプトを指定する際に使用し、-script.presortクエリー引数はレコードの検索の後でソート前に実行するスクリプトを指定する際に使用します。

Tag: FileMaker

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