FAMLog
Java SE 7 Update 51およびJDK 7 Update 51が公開
January 15, 2014
Java SE 7 Update 51およびJDK 7 Update 51が公開されています。
バージョン7 Update 51では複数の脆弱性が修正されており、できる限り早く更新することが強く推奨されています。ただし、FileMaker Serverのバージョンが12.0v4およびそれ以前(かつバージョン10以降)の場合には、Javaのコントロールパネルで「例外サイト・リスト」に事前に登録しておかないとFileMaker Server Admin Consoleを起動できないようになっているので要注意です。
なお、Java SE 6の公式アップデートはすでに終了しており、Oracleの公式ダウンロードサイトでJava SE 6の最新アップデートは現在公開されておらず、OS X用Java SE 6のアップデータも現在のところAppleから配布されていません。Java 6を利用している場合にはJava 7に更新する必要がある状況になっています。
[関連]FileMaker Server 12.0v5 アップデータが公開(FAMLog)、Internet Explorer 11 では、FileMaker Server 12 の Admin Console を起動できない(FileMaker ナレッジベース)
FileMaker Server 13でサポートされているクライアント
January 14, 2014
FileMaker Server 13でサポートされているクライアントには、以下のものがあります。
・FileMaker Pro 12および13
・FileMaker Go 12および13
・FileMaker Server Web公開エンジンを使用してデータにアクセスするWebユーザー
・FileMaker クライアントドライバを使用するFileMaker ODBCおよびJDBCクライアント
なお、FileMaker GoもしくはFileMaker WebDirectからFileMaker Server 13にアクセスするには、有償の“同時接続”が必要となっています。
[関連]FileMaker Server 13の新機能:FileMaker WebDirect(FAMLog)
OpenSSL 1.0.1fとOpenSSL 1.0.0lが公開
January 10, 2014
通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョン「OpenSSL 1.0.1f」および「OpenSSL 1.0.0l」が公開されています。
これらのバージョンではセキュリティ脆弱性の修正が行われています。
なお、バージョン1.0.1fおよび1.0.0lで修正された脆弱性はOpenSSL 0.9.8yには存在しないとのことです。
OS X Server v3.0.2 Updateの配布を開始
January 09, 2014
Appleが、Mac App StoreにおいてOS X Mavericksにサーバー機能を追加する「OS X Server v3.0.2 Update」の配布を開始しています。
バージョン3.0.2では、ログインおよび移行に関するさまざまな問題や、XcodeサービスでGitリポジトリを使用している際の問題等が修正されています。なお、L2TPでVPNサーバーに接続できない問題については、OS X Server用VPNアップデートを別途インストールする必要があります。
OS X Server 3は、Mac App Storeで購入してOS X Mavericksに追加できます。価格は2,000円で、OS X Server v3.0もしくはv3.0.1からのアップデートは無料です。
FileMaker 13ではインスタントWeb公開は利用不可
January 08, 2014
FileMaker Pro 13、FileMaker Pro 13 AdvancedおよびFileMaker Server 13ではインスタントWeb公開機能がサポートされなくなっています。
バージョン13ではインスタントWeb公開の代わりにFileMaker WebDirectが用意されていますが、FileMaker WebDirectはFileMaker Pro 13およびFileMaker Pro 13 Advancedでは使用できないので注意が必要です。さらに、インスタントWeb公開とFileMaker WebDirectは異なるものであるため、FileMaker Server 13で利用できるFileMaker WebDirectへ移行する際には事前にデータベースファイルの変更・調整や動作確認が必要です。
なお、FileMaker GoもしくはFileMaker WebDirectからFileMaker Server 13にアクセスするには、有償の“同時接続”が必要となっています。
[関連]FileMaker Server 13の新機能:FileMaker WebDirect(FAMLog)
CakePHP 2.4.4が公開
January 06, 2014
「CakePHP 2.4.4」が2013年12月下旬に公開されています。
CakePHPは、MITライセンスで提供されるオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。CakePHP 2.4.4はCakePHP 2.4系統の保守リリースであり、不具合の修正や機能の改善が行われています。
CakePHPはバージョン3.0系統の開発も進められており、現在開発版としてCakePHP 3.0.0 dev preview 1が公開されている状況です。なお、FMCakeMixはCakePHP 3.0.0 dev preview 1に対応していないのでご注意ください。
Ruby 2.1.0が公開
December 30, 2013
Ruby 2.1系列の安定版である「Ruby 2.1.0」が公開されています。
Ruby 2.1.0では、Ruby 2.0系列との深刻な非互換もなく、速度の向上を含めた多くの改善が行われています。言語面での変更としては、デフォルト値を指定せずにキーワード引数を利用できるようになっています。Ruby 1.8.7やRuby 1.9.2、Ruby 1.9.3からRuby 2.1.0へ移行する場合には、非互換がいくつか存在するので注意が必要です。
なお、Ruby 1.8.7とRuby 1.9.2に対するセキュリティパッチのサポートが2014年6月まで行なわれることになったことが2013年12月中旬に発表されています。
APPLE-SA-2013-12-16-1 Safari 6.1.1 and Safari 7.0.1
December 19, 2013
アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 6.1.1およびSafari 7.0.1が配布されています。
Safari 6.1.1とSafari 7.0.1では多数の脆弱性が修正されています。Safari 6.1.1は、OS X Lion v10.7.5、OS X Lion Server v10.7.5およびOS X Mountain Lion v10.8.5向けのものであり、同時に公開されたOS X Mavericks v10.9.1にはSafari 7.0.1が同梱されています。
なお、今回Mac OS X Snow Leopard向けにSafariの更新は行われていません。
FileMaker Server 12.0v5 アップデータが公開
December 18, 2013
ファイルメーカー社が「FileMaker Server 12.0v5 アップデータ」を公開しています。
このアップデータは、バージョン12.0v4のFileMaker Server 12またはFileMaker Server 12 Advancedをバージョン12.0v5(12.0.5.551)に更新するものです。バージョン12.0v5では、Oracleのセキュリティ推奨に沿った権限属性が追加されます。なお、FileMaker Server 12.0v5はOS X Mavericksには対応していません。
Java 7 Update 45をインストールしている環境においてFileMaker Server Admin Consoleを起動したときに「JARファイルのマニフェストに権限属性が含まれていないため、このアプリケーションは、今後のJavaセキュリティ・アップデートでブロックされます。詳細は、発行者に問い合せてください。」という警告メッセージが表示されていましたが、FileMaker Serverをバージョン12.0v5に更新することでこの警告メッセージが表示されなくなります。
[関連]FileMaker Server 12 Advanced用Instant Web Publishing stability hotfixが公開(FAMLog)
(2013/12/27追記:関連記事へのリンクを追加しました。FileMaker Server 12.0v5 アップデータにはInstant Web Publishing stability hotfixの内容は含まれていないためです。)
FileMaker Server 13のFileMaker WebDirectで利用できるWebブラウザー
December 17, 2013
FileMaker Server 13のFileMaker WebDirectにおいて、公開されているデータベースにアクセスできるWebブラウザーは以下のものがサポートされています。
・Windowsの場合:Internet Explorer 9、Internet Explorer 10、Chrome 27
・OS Xの場合:Safari 6、Safari 7、Chrome 27
これらのバージョンは最低条件であり、FileMaker, Inc.によって認定された最新バージョンでも機能する場合があります。なお、現行のFileMaker WebDirectはモバイルデバイスでの使用向けには設計されていません。
[関連]FileMaker Server 13の新機能:FileMaker WebDirect(FAMLog)