FAMLog


FileMaker Pro 16の新機能:値一覧のコピー&ペースト

January 15, 2018

FileMaker Pro 16では、[値一覧の管理]ダイアログボックスにおいて、FileMaker Proの値一覧をコピーして貼り付ける(ペーストする)ことができるようになっています。

値一覧は、データ入力の簡易化、入力値の制限、またはソート順のために使用できる、あらかじめ定義されたデータの集まりです。コピーした値一覧は、現在のファイルに限らず、他のFileMaker Proファイルにもペーストが可能で、再利用が容易になっています。

なお、[値一覧の管理]ダイアログボックスを表示するには、[ファイル]メニューの[管理]>[値一覧...]を選択します。

Tag: FileMaker

FileMaker Cloud 1.16.0の新機能:OAuth 2.0のサポート

January 04, 2018

2017年10月に発表されたFileMaker Cloud 1.16ではOAuth 2.0が新たにサポートされています。

FileMaker Cloud 1.16では、FileMaker Server 16と同様に、AmazonやGoogle、Microsoft Azureのアカウント認証情報を使用してFileMakerベースのカスタムAppにログインできるようになっています。

なお、Amazonをアイデンティティプロバイダとして使用する場合、[Client Authentication]のページでAmazon認証を無効にすると、管理者のAmazon認証も無効になり、FileMaker Cloudのサインインページに[Login with Amazon]ボタンが表示されなくなるので注意が必要です。

[関連]FileMaker Server 16の新機能:OAuth 2.0のサポート(FAMLog)

Tag: FileMaker

カードとGet(ウインドウスタイル)関数

December 21, 2017

FileMaker ProのGet(ウインドウスタイル)関数は、スクリプトが実行されているウインドウのスタイル情報を示す数値を返しますが、ウインドウがカードである場合は3を返します。

Get(ウインドウスタイル)関数が返す値は次の通りです。

・「0」:ウインドウがドキュメントウインドウの場合
・「1」:ウインドウがフローティングドキュメントウインドウの場合
・「2」:ウインドウがダイアログウインドウの場合
・「3」:ウインドウがカードの場合

FileMaker Pro 16では、[新規ウインドウ]スクリプトステップの[ウインドウスタイル]オプションに「カード」が追加されており、これに伴いGet(ウインドウスタイル)関数の仕様が一部変更されてカードの場合には3を返すようになっています。

[関連]Get(ウインドウスタイル)関数(FAMLog)、FileMaker Pro 16の新機能:カード(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 16の新機能:OAuth 2.0のサポート

December 05, 2017

FileMaker Server 16では、OAuth 2.0が新たにサポートされ、AmazonやGoogle、Microsoft Azureのアカウント認証情報を使用してFileMakerベースのカスタムAppにログインできるようになっています。

サポートされているクライアントは、FileMaker Pro 16、FileMaker Go 16およびFileMaker WebDirectです。

OAuth 2.0のフローを構成するHTTPの各通信においてはTLS(SSL)を用いる必要があります。さらに、OAuthアイデンティティプロバイダアカウントを使用するクライアントは、FileMaker Serverによって共有されているファイルを開くときに、サーバーの完全修飾ドメイン名を使用する必要があります。

[関連]オープン認証 (OAuth) 資格情報を使用したソリューションへのアクセス(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

APPLE-SA-2017-11-29-2 Security Update 2017-001

November 30, 2017

macOS High Sierra 10.13およびmacOS High Sierra 10.13.1用のSecurity Update 2017-001が公開されています。

上記のアップデートでは、macOS High Sierra 10.13および10.13.1においてパスワードなしで管理者アカウントでログインできてしまうセキュリティ脆弱性が修正されています。深刻な脆弱性が修正されているので、macOS High Sierraを利用している場合には早期にアップデートを適用することが強く推奨されます。なお、この問題はmacOS Sierra 10.12.6以前には影響しないと案内されています。

macOS High Sierra用のSecurity Update 2017-001を適用した後に、sw_verコマンドでmacOS High Sierra 10.13.1のビルドバージョンが17B1002もしくは17B1003に更新されます。当初公開されたSecurity Update 2017-001を適用した場合、ビルドバージョンが17B1002になっていますが、17B1002の場合にはファイル共有に関する問題が確認されています。当該問題を解決するには修正版のSecurity Update 2017-001を適用する必要があります。

[関連]macOS High Sierra の設定に関する注意喚起(JPCERT コーディネーションセンター)、APPLE-SA-2017-11-29-1 Security Update 2017-001(Apple)、APPLE-SA-2017-11-29-2 Security Update 2017-001(Apple)、Repair file sharing after Security Update 2017-001 for macOS High Sierra 10.13.1(Apple)

Tag: Security

FileMaker Pro 16で取り除かれたレイアウトテーマ

September 08, 2017

FileMaker Pro 16では、以前から廃止予定となっていた、次のレイアウトテーマが取り除かれました。

・濃い、淡い(濃淡ファミリーのテーマ)
・ブラック、ブルー、グリーン、レッド(コントラストファミリーのテーマ)
・クールブラウン、クールグレー、クールグレータッチ、ウォームブルー、ウォームブロンズ、ウォームグリーン(FileMaker ミレニアムファミリーのテーマ)
・オニキス、オニキスタッチ、パープル、シルバー(ガラスファミリーのテーマ)
・竹、アイス、松、シェル、ストーン(四角形ファミリーのテーマ)
・宇宙、砂漠、フォレスト、オーシャン、オーシャンタッチ、スカイ(角丸ファミリーのテーマ)
・ビーチ、峡谷、草原、ストーン、川、川タッチ(半角丸ファミリーのテーマ)
・エレクトリック、レトロ、ウェーブ、ウェーブタッチ(特殊ファミリーのテーマ)

なお、旧バージョンのFileMaker Proで作成した、取り除かれたテーマを使用するレイアウトではFileMaker Pro 16で引き続きそのテーマが使用され、[テーマの変更]ダイアログボックスに表示されるようになっています。

[関連]FileMaker 14で非推奨になった機能(FAMLog)、FileMaker 15で非推奨になった機能(FAMLog)、FileMaker 16 - 廃止される機能およびオペレーティングシステム(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

Rubyist Magazine 0056 号が公開

August 31, 2017

日本Rubyの会の有志が発行しているWeb雑誌「Rubyist Magazine」(通称「るびま」)の0056 号が公開されています。

「るびま」は、プログラミング言語Rubyに関する技術記事や活用事例、インタビュー、エッセイなどが掲載されるWeb雑誌です。

Rubyist Magazine 0056 号には、Ruby製の新しいWebフレームワークであるHanamiの紹介記事や、国内で開催された地域Ruby会議のレポートなどが掲載されています。

Tag: Ruby

「INTER-Mediator《大》勉強会 2017」開催のお知らせ

July 27, 2017

2017年8月27日(日)に国立情報学研究所の20階ミーティングルームで「INTER-Mediator《大》勉強会 2017」を開催します。

INTER-Mediatorのデフォルトテンプレートを開発した京都造形芸術大学太木准教授による、デザインの専門家ではない方々向けに、よりデザイン性を高めたシステムを作るための方法についての講演があります。また、INTER-Mediatorをこれから使ってみようという方々に向けて、最初の一歩やFileMaker Serverとの連携利用、サンプルプログラムの見どころなどを紹介します。さらに、モバイル向けのデザインや、IoTでのデータ処理を実際に行っているシステムの紹介も行います。イベント後には懇親会(有料:1,500円)も予定しています。

詳細および参加申込については下記URLのページをご覧ください。

http://peatix.com/event/282913

Tag: FileMaker

Get(ウインドウスタイル)関数

April 26, 2017

FileMaker ProのGet(ウインドウスタイル)関数は、スクリプトが実行されているウインドウのスタイル情報を示す数値を返します。

この関数が返す値は次の通りです。例えば、関数が評価される時に現在のウインドウがドキュメントウインドウの場合は「0(ゼロ)」を返します。

・「0」:ウインドウがドキュメントウインドウの場合
・「1」:ウインドウがフローティングドキュメントウインドウの場合
・「2」:ウインドウがダイアログウインドウの場合

スクリプトが実行されているウインドウは、一番手前のウインドウではない場合もあります。なお、常にフルスクリーンでドキュメントウインドウが表示されるFileMaker Goではフローティングドキュメントウインドウとダイアログウインドウはサポートされていません。

[関連]FileMaker Pro 12の新機能:バージョン12で追加された関数一覧(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 15の新機能:ポータルの進行状況バー

April 17, 2017

FileMaker Pro 15およびFileMaker Go 15では、ポータルにおけるデータのソートとフィルタリングが他の処理とは別に行われるようになったため、これらの処理が実行中の間でもFileMaker ProやFileMaker Goを継続して操作できるように改善されています。

FileMaker 15では、ポータルに設定された処理(ソートやフィルタリング、結合の解決など)が表示されるまでに1秒以上の時間を必要とする場合には進捗インジケーターが表示されます。処理の実行中はポータルには進捗インジケーターと共にポータルの背景だけが表示され、処理が完了すると進捗インジケーターがポータルの内容で置き換えられます。

なお、ポータルに進捗インジケーターを表示するのに十分なサイズがないときには、進捗インジケーターは表示されません。

[関連]FileMaker Pro でのポータルのインライン プログレスバーのサポート(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

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