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インテル Core 2 Duo プロセッサー搭載Mac mini
August 09, 2007
アップルが、インテル Core 2 Duo プロセッサーを搭載した「Mac mini」を2007年8月8日に発表しています。
DDR2 SDRAMメモリーが2GBまで拡張可能な点は以前のモデルと一緒ですが、従来機と比べて標準搭載メモリーが1GBに倍増しています。また、コンボドライブ搭載の1.83GHzモデルでは80GB、SuperDrive搭載の2.0GHzモデルでは120GBのSerial ATAハードディスクドライブが搭載されています。
新しいMac miniは2007年8月8日より順次販売が開始され、税込価格は、1.83GHzモデルが79,800円、2.0GHzモデルが99,800円となっています。
Apache HTTP Server 2.2の新機能 (6)
July 30, 2007
Apache HTTP Server 2.2には、SQLデータベース接続をサポートするmod_dbdと呼ばれるモジュールが新たに追加されています。
mod_dbdは、apr_dbdフレームワークを利用してSQLデータベース接続の管理を行い、ApacheをマルチスレッドMPMで動作させた場合にはコネクションプーリング機能をサポートします。
なお、標準で配布されているWindows版のApacheには、mod_dbdの機能は含まれていません。
Mac OS X Leopard ServerにはRuby on Railsが搭載予定
July 09, 2007
旧聞の通り、2007年10月出荷予定のMac OS X Leopard ServerにはRuby on Rails、MongrelおよびCapistranoが標準搭載される予定です。
Mongrelは、Ruby用のWebサーバー兼HTTPライブラリであり、Ruby on Railsにも対応しています。Capistranoは、Ruby製のアプリケーションデプロイメントツールです。
他にもRuby関連のソフトウェアがLeopardに標準添付される予定であり、Mac OS X LeopardにはRubyGemsが標準で同梱されることが予想されます。Mac OS X Leopardであれば、RubyやRubyGemsを別途インストールすることなく、Rfm(FileMaker API for Ruby)のインストールをすぐに実行することができるでしょう。
(2007/07/12追記:「Ruby FileMaker API」を「FileMaker API for Ruby」という表記に変更しました。)
Mac OS X v10.4にRuby on Railsをインストールする
July 06, 2007
Ruby on Railsは、オープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。文字通りRubyで記述されており、現時点でRailsの最新バージョンは1.2.3です。
Railsをインストールするにはいくつか方法がありますが、RubyGemsを使う方法が最も容易でしょう。Mac OS X v10.4では別途インストールしたRuby(Ruby 1.8.6-p36等)およびRubyGemsがすでに利用できる環境であれば、次のようにgemコマンドを使ってRailsをインストールすることができます。
$ sudo gem install rails --include-dependencies
なお、今年10月出荷予定のMac OS X Leopard ServerにはRuby on Railsが標準搭載される予定となっています。
Mac OS X v10.4にRubyGems 0.9.4をソースからインストールする
July 02, 2007
Rubyのパッケージ管理ツールであるRubyGemsの最新バージョンは、バージョン0.9.4です(2007年7月2日現在)。
Mac OS X v10.4ではRubyGemsが標準で用意されておらず、利用には別途インストールする必要がありますが、その方法の1つとしてソースからインストールする方法があります。
[インストール例]
$ export PATH=/usr/local/bin:$PATH
$ tar xzvf rubygems-0.9.4.tgz
$ cd rubygems-0.9.4
$ sudo ruby setup.rb
なお、Mac OS X v10.4にRubyをソースからインストールした場合には、インストールしたRubyが使えるようにあらかじめパスを通す作業をする必要があります。
[設定例]
$ echo 'export PATH=/usr/local/bin:$PATH' >> ~/.bash_profile
Mac OS X v10.4にRuby 1.8.6-p36をソースからインストールする
June 29, 2007
Rubyの最新バージョンは、日本Ruby会議2007に合わせて公開されたバージョン1.8.6-p36です(2007年6月29日現在)。
Mac OS X v10.2以降ではRubyが標準で同梱されていますが、Rubyのバージョンが最新バージョンであるとは限りません。例えば、Mac OS X v10.4に標準でインストールされているRubyのバージョンは1.8.2です。
必要に応じて最新版をインストールしたい場合がありますが、その方法の1つとしてソースからインストールする方法があります。
[インストール例]
$ tar xzvf ruby-1.8.6-p36.tar.gz
$ cd ruby-1.8.6-p36
$ ./configure --enable-shared --enable-pthread
$ make
$ make test
$ sudo make install
なお、Mac OS X v10.4にRubyをソースからインストールする場合には、あらかじめXcode Tools(現時点での最新バージョンはバージョン2.4.1)をインストールしておく必要があります。
[関連]Ruby インストールガイド
Rubyのバージョン確認方法
June 21, 2007
Mac OS Xでは数多くのスクリプト言語がサポートされていますが、スクリプト言語の1つであるRubyも標準でインストールされていて、すぐに使用することができます。
インストールされているRubyのバージョンを確認するには、rubyコマンドで--versionオプションを使用します。Mac OS X v10.4.9が動作しているIntelベースMacでは、Rubyのバージョン情報は次のように表示されます。
[実行例]
$ ruby --version
ruby 1.8.2 (2004-12-25) [universal-darwin8.0]
インテル Core 2 Duo プロセッサー搭載MacBook Proがアップデート
June 06, 2007
アップルが、最新のインテル Core 2 Duo プロセッサーを搭載し、最大4GBまでメモリーを拡張できる「MacBook Pro」を2007年6月5日に発表しています。
新しいMacBook Proの15インチモデルは、省電力LEDバックライトディスプレイを搭載し、製品から水銀の使用をなくすというアップルの取り組みの一環としてLEDバックライト式に移行する最初のノートブック製品となっています。17インチのモデルはLEDバックライト式ではありませんが、1920×1200の高解像度を持つディスプレイをオプションで選ぶことができます。また、すべてのモデルにおいて、従来に比べてグラフィックス機能が高性能となり、802.11nワイヤレスネットワーク機能が標準搭載されています。
今回発表されたMacBook Proは2007年6月5日より順次販売が開始され、税込価格は、2.2GHz・15インチモデルが259,800円、2.4GHz・15インチモデルが319,800円、2.4GHz・17インチモデルが359,800円となっています。
インテル Core 2 Duo プロセッサー搭載MacBookがアップデート
May 17, 2007
アップルが、より高速なインテル Core 2 Duo プロセッサーと1GBのメモリー、そしてより大容量のハードディスクドライブを搭載した「MacBook」を2007年5月15日に発表しています。
新しいMacBookは、すべてのモデルにおいて標準搭載メモリーが1GBとなり、802.11nワイヤレスネットワーク機能を内蔵しています。2.0GHzのホワイトモデルでは80GB、2.16GHzのホワイトモデルでは120GB、そしてブラックモデルでは160GBのSerial ATAハードディスクドライブが搭載されています。また、2.16GHzの各モデルには、2層記録対応の8倍速SuperDriveが搭載されています。
今回発表されたMacBookは2007年5月15日より順次販売が開始され、税込価格は、2.0GHz・ホワイトモデルが139,800円、2.16GHz・ホワイトモデルが159,800円、2.16GHz・ブラックモデルが179,800円となっています。
Apache HTTP Server 2.2の新機能 (3)
May 11, 2007
Apache HTTP Server 2.2では、HTTPコンテンツのキャッシュ機能が強化・改善され、実用レベルのキャッシュモジュールが含まれるようになっています。
キャッシュ用のモジュールであるmod_cacheは、ローカルのコンテンツやプロキシされたコンテンツをキャッシュするために使われるRFC 2616準拠のHTTPコンテンツキャッシュを実装しています。
mod_cacheの動作にはストレージを管理するモジュールが必要であり、mod_disk_cacheとmod_mem_cacheの2つのストレージ管理モジュールが標準の配布パッケージに含まれています。
なお、コンテンツのキャッシュへの保存と取得はURIに基づいたキーが使われ、アクセス保護のかけられているコンテンツはキャッシュされません。