FAMLog
FileMaker Solution Webキャンペーン応募
December 07, 2005
ファイルメーカー社が、FileMaker Server Advancedを活用したソリューションの第2弾として「FileMaker Solution Webキャンペーン応募」の無償配布を開始しています。
「Webキャンペーン応募」は、FileMakerデータベースをWeb公開して、一般の利用者にインターネット上でキャンペーンの応募をしてもらい、そのデータベースをそのまま社内のイントラネットで共有して、集計、抽選、分析を可能にするソリューションのひな形です。
「FileMaker Solution Web商品カタログ」と同様に、「カスタムWeb公開ソリューション セットアップガイド」と「カスタムWeb公開ソリューション 理解に役立つ基礎知識」がPDFファイルとして含まれています。また、それら以外に「Webキャンペーン応募」について詳しい解説が載っているPDFファイルも同梱されています。
APPLE-SA-2005-11-29 Security Update 2005-009
December 02, 2005
Appleから「Security Update 2005-009」がリリースされています。
Security Update 2005-009は、Mac OS X v10.3.9、Mac OS X Server v10.3.9、Mac OS X v10.4.3およびMac OS X Server v10.4.3向けのもので、下記のソフトウェアが更新対象となっています。
・Apache mod_ssl、iodbcadmintool、OpenSSL、Safari、sudo(Mac OS X v10.3.9、Mac OS X Server v10.3.9、Mac OS X v10.4.3、Mac OS X Server v10.4.3)
・CoreFoundation、curl、syslog(Mac OS X v10.4.3、Mac OS X Server v10.4.3)
・Apache 2、passwordserver(Mac OS X Server v10.3.9、Mac OS X Server v10.4.3)
Apacheに関連する部分としては、ApacheのSSLモジュールであるmod_sslはバージョン2.8.24に、OpenSSLはバージョン0.9.7iに更新され、さらにMac OS X ServerにオプションでインストールされているApache 2はバージョン2.0.55にアップデートされています。
[関連]mod_ssl 2.8.24 for Apache 1.3.33(FAMLog)、Apache HTTP Server 2.0.55(FAMLog)、OpenSSL 0.9.7i(FAMLog)
FileMaker Server カスタムWebテクニック:内容の立ち読み
November 28, 2005
「FileMaker Server カスタムWebテクニック」の第1章の一部と第2章の一部をPDFファイルで「立ち読み」できます。ぜひご覧ください。
・「FileMaker Server カスタムWebテクニック」の第1章の一部を立ち読み(PDF形式/ファイルサイズ:約120KB)
・「FileMaker Server カスタムWebテクニック」の第2章の一部を立ち読み(PDF形式/ファイルサイズ:約120KB)
[関連]FileMaker Server カスタムWebテクニック:なか見!検索に対応
(2006/02/23追記:本書がAmazon.co.jpのなか見!検索に対応したことを受けて、関連リンクを追記しました。)
FileMaker Server カスタムWebテクニック:正誤表
November 24, 2005
「FileMaker Server カスタムWebテクニック」正誤表
・書籍の帯
(誤)FileMaker Advanced
(正)FileMaker Server Advanced
・31ページ
(誤)Appendix(92ページ〜)
(正)付録(192ページ〜)
67ページ
(誤)検索処理に用いられるクエリー引数
(正)スクリプトの実行に用いられるクエリー引数
(誤)[表2-2]検索用クエリー引数
(正)[表2-2]スクリプト実行用クエリー引数
・76ページ
(誤)XSLTを使用したカスタムWeb公開において、スクリプトでグローバルフィールドを使用する場合には、XSLTデータベースセッションのオプション設定を有効にする必要があります。
(正)XSLTを使用したカスタムWeb公開において、グローバルフィールドの値をリクエスト間で保持しながら、スクリプトでグローバルフィールドを使用する場合には、XSLTデータベースセッションのオプション設定を有効にした上でセッション拡張関数を利用する必要があります。
・78ページ
(誤)name属性が指定したテーブル名であるrelatedsetエレメントノード
(正)table属性が指定したテーブル名であるrelatedsetエレメントノード
・119ページ
(誤)「11:57:46」という形式の日付を取得
(正)「11:57:46」という形式の時刻を取得
・137ページ
(誤)セッションには複数のオブジェクトを保存することができて、セッションのオブジェクトには、文字列、数字、論理値、またはノードセットを保存できます。
(正)セッションには複数のオブジェクトを保存することができ、各オブジェクトには任意の文字列を保存できます。
[関連]fmxslt:set_session_object関数の引数(FAMLog)
・140ページ
(誤)データベースセッションはXSLTを使用したカスタムWeb公開でのみ利用できます。
(正)データベースセッションオプションは、XSLTを使用したカスタムWeb公開のみにおいて、有効もしくは無効にすることを選択できます。
・168ページ
(誤)なお、Web経由でグローバルフィールドを使用するためには、セッション拡張関数を利用する必要があります。
(正)なお、Web経由でグローバルフィールドの値をリクエスト間で保持するためには、XSLTデータベースセッションのオプション設定を有効にした上でセッション拡張関数を利用する必要があります。
・177ページ
(誤)system-property('vendor-url')
(正)system-property('xsl:vendor-url')
・185ページ、187ページ
(誤)C:¥Program Files¥FileMaker Server 7¥Web Publishing¥publishing-engine¥cwpe¥WEB-INF¥lib
(正)C:¥Program Files¥FileMaker¥FileMaker Server 7¥Web Publishing¥publishing-engine¥cwpe¥WEB-INF¥lib
[最終更新日:2008/10/07]
(2006/03/14追記:データベースセッションオプションとグローバルフィールドに関する記述についての修正分を追加しました。)
(2006/12/07追記:リンク先のURLを変更しました。)
(2007/02/24追記:137ページのfmxslt:set_session_object関数に関する記述についての修正分を追加しました。)
(2008/09/09追記:78ページのrelatedsetエレメントノードに関する記述についての修正分を追加しました。)
(2008/09/23追記:119ページ、177ページ、185ページおよび187ページの修正分を追加しました。)
(2008/10/07追記:67ページのスクリプト実行用クエリー引数に関する記述についての修正分を追加しました。)
FileMaker Pro 8に関する日本語ドキュメント
November 22, 2005
ファイルメーカー社が先週末より、FileMaker Pro 8に関する以下の4つのドキュメント(PDFファイル)を配布しています。
・FileMaker 8 旧バージョンの FileMaker データベースの変換
・FileMaker 8 セキュリティガイド
・Citrix Presentation Serverでの FileMaker Pro 8 の実行
・Windows Server 2003ターミナルサービスでの FileMaker Pro 8 の実行
これらのドキュメントは、FileMaker, Inc.のWebサイトで配布されているドキュメントの日本語翻訳版の一部で、特にFileMaker Proをバージョン6以前からバージョン8にアップグレードすることを検討している場合には、データベースの変換とセキュリティに関するドキュメントは必読の内容となっています。
[関連]FileMaker Pro 8の英語版製品ドキュメント (1)、FileMaker Pro 8の英語版製品ドキュメント (2)、FileMaker Pro 8の英語版製品ドキュメント (3)
(2007/01/07追記:リンク先のURLを一部変更しました。あわせて関連記事一覧を修正しました。)
FileMaker Server カスタムWebテクニック
November 18, 2005
株式会社ビー・エヌ・エヌ新社からFileMaker Server AdvancedのXSLTを使用したカスタムWeb公開機能について解説した初の書籍「FileMaker Server カスタムWebテクニック」が2005年11月21日に発売されます。
本書は、FileMaker Server 7 AdvancedによるXSLTを使用したカスタムWeb公開について解説した書籍で、カスタムWeb公開用のXSLTスタイルシート開発において知っておくべき基本的情報や役立つTipsを、シンプルなサンプルをまじえて解説しています。
FileMakerのデータベースからどのようにデータを取得して処理させるのか、Webページの出力結果をどのように調整するのか、などといった基本的事項を中心に説明しています。さらに、FileMaker XSLT拡張関数の使用法やセキュリティ上最低限注意すべき点、マニュアルには記載されていないXSLTの機能を拡張する方法についても解説し、FileMaker Server AdvancedでカスタムWebサイトを開発する方にとって必携の1冊となっています。
定価:3,990円(税込)
サイズ:B5変型
ページ数: 264
著者:松尾 篤(まつお あつし)
出版社:ビー・エヌ・エヌ新社
ISBN:4-86100-289-3[Amazon.co.jpで購入...]
書籍の詳細:書籍「FileMaker Server カスタムWebテクニック」のご案内
[関連ページ]
・目次
・立ち読み
・サンプルファイル
・正誤表(2008/10/7更新)
・補足情報(2章、6章)
・関連リンク
(2006/12/07追記:リンク先のURLを一部変更しました。)
(2010/06/02追記:関連ページを本ページに追加しました。)
Mac OS X Update 10.4.3
November 02, 2005
Appleから「Mac OS X Update 10.4.3」および「Mac OS X Server 10.4.3」アップデートがリリースされています。
このアップデートにより、「ディスクユーティリティ」でMac OS X v10.4の起動ボリュームの検証を行うことが可能になり、Mac OS X TigerでサポートされていないQuartz 2D Extremeの機能が無効になります。その他にも数多くの機能や動作が改善されています。
また、Mac OS X Server v10.4に付属するApache 2はバージョン2.0.54にアップデートされ、Mac OS X Server v10.4でApache 2が64KBより大きなファイルを正常に取り扱えない状況が発生する不具合が修正されています。
[関連]Mac OS X v10.4で発生するApache 2.0.54の不具合回避策(FAMLog)
(2005/11/02追記:Apache 2に関する関連事項を追記しました。)
FileMaker Pro 8 Advancedの主な新機能一覧
November 01, 2005
2005年11月中旬にFileMaker Pro 8と同時発売される予定である「FileMaker Pro 8 Advanced」は、FileMaker Pro 8の機能をすべて備えているだけでなく、より優れたFileMakerソリューションをより速く作成できる開発ツールが含まれています。
FileMaker Pro 8 Advanced特有の主な新機能の一覧は、以下の通りです。
・カスタムメニュー
・ポップアップヘルプ
・データビューア
FileMaker Pro 8 Advancedは、FileMaker Developerを名称変更してバージョンアップした新製品であり、FileMaker Pro 8の新機能もすべて含まれています。
FileMaker Pro 8の英語版製品ドキュメント (3)
October 24, 2005
FileMaker Pro 8とFileMaker Pro 8 Advancedに関する新しい製品ドキュメントのPDFファイルが、FileMaker, Inc.のWebサイトから入手できるようになっています。
新たに追加されていた製品ドキュメントは次の通りで、関数およびスクリプトステップのリファレンス、およびチュートリアルのPDFファイルがダウンロードできるようになっています。また、チュートリアルで説明に使用されるデータベースファイルも同ページから配布されています。
・FileMaker Pro Tutorial(PDF)
・FileMaker 8 Functions Reference(PDF)
・FileMaker 8 Script Steps Reference(PDF)
[関連]FileMaker Pro 8の英語版製品ドキュメント (1)、FileMaker Pro 8の英語版製品ドキュメント (2)
Apache HTTP Server 2.0.55
October 14, 2005
Apache HTTP Server 2.0.55がリリースされています。このバージョンには5点のセキュリティ脆弱性の修正が含まれています。
Apache 2.0.55では、Transfer-EncodingヘッダーとContent-Lengthヘッダーが含まれたリクエストの処理に帰因する脆弱性(CAN-2005-2088)、PCRE正規表現ライブラリに存在する整数オーバーフローの脆弱性(CAN-2005-2491)、mod_sslの脆弱性2点(CAN-2005-2700、CAN-2005-1268)、byterangeフィルタが原因でサービス拒否攻撃につながる脆弱性(CAN-2005-2728)が修正されています。
また、OpenSSL 0.9.8に対応し、Mac OS X v10.4で発生する不具合など数多くの不具合が修正され、TRACEメソッドに対する挙動を調整できるTraceEnableディレクティブも新たに追加されています。