FAMLog
FileMaker Go 1.1の新機能:ログインの自動復元
May 18, 2011
2010年9月に登場したFileMaker Go 1.1には、休止状態後のログイン時にアカウント名とパスワードの再入力を省略するオプション設定が追加されています。
休止状態から復帰する際に認証情報の入力を省略したい場合、あらかじめFileMaker Proで拡張アクセス権に新しいキーワード「fmrestorelogin」をファイルに追加し、アカウントが使用しているアクセス権セットで拡張アクセス権を有効にする必要があります。
なお、FileMaker Goの設定画面において[Auto-Restore Login(ログインの自動復元)]の設定がオフになっている場合、常に認証情報の入力が求められるようになっています。
FileMaker Go 1.1の新機能:フィールド内容のエクスポート
May 16, 2011
2010年9月に登場したFileMaker Go 1.1では、フィールド内容をエクスポートできるようになりました。
FileMaker Goでは複数レコードのエクスポートはサポートされておらず、現在のレコードに保存されている単一のフィールドの内容だけエクスポートできます。エクスポートしたフィールド内容に関しては、メール送信、表示および保存を行うことができ、ツールメニューを使ってフィールド内容を保存すると[Files on Device(デバイス上のファイル)]のリストに追加されます。
なお、FileMaker Go 1.1.2で、スクリプトを用いてテンポラリフォルダにファイルを保存できるようになっています。
OpenSSH 5.8p2が公開
May 11, 2011
SSHプロトコルを使用するネットワーク接続ツールのフリーな実装であるOpenSSHの新バージョン「OpenSSH 5.8p2」が公開されています。
OpenSSH 5.8p2では、ホストレベルの乱数サポートがないプラットフォームで、ローカルのプライベートホスト鍵が漏洩する可能性があった問題が修正されています。Mac OS Xはこの問題の影響を受けないとのことです。
なお、バージョン5.8p2で当初バージョン番号が更新されていなかったため、version.hのファイルを更新するために配布用のファイルが置き換えられています。
[参考]OpenSSH情報 - OpenSSH 5.8p2 リリース
FileMaker Go 1.1の新機能:FMP7Scriptプロトコル
May 02, 2011
2010年9月に登場したFileMaker Go 1.1では、FMP7Scriptプロトコルが新たに実装され、他のiOS用アプリケーションとの通信が可能になりました。
FMP7Scriptプロトコルを利用することにより、バーコードスキャンソフトと連動して、読み込んだバーコード情報をデータベースに保存することなどが可能です。
[FMP7Scriptプロトコル書式例]
fmp7script://192.168.10.0/Client.fp7?script=ListClients¶m=TopClients
なお、FileMaker Goと連動できるバーコードスキャンソフトには、pic2shopやCNS Barcodeがあります。
FileMaker Go 1.1の新機能:PDFとして保存
April 26, 2011
2010年9月に登場したFileMaker Go 1.1では、新たにPDFファイルを作成および保存できるようになりました。
右上隅にあるギアアイコンをタップした後、[Save / Send(保存 / 送信)]をタップして[PDF...]を選択すると、次のいずれかの処理を実行できます。
・Email(メールで送信)
・View(表示)
・Save(保存)
なお、FileMaker Go 1.2では、ギアアイコンをタップした後に[保存 / 送信]ではなく[印刷]をタップして[PDF]を選択するように操作手順が変更されています。
FileMaker Go 1.1の新機能:写真のサポート
April 25, 2011
2010年9月に登場したFileMaker Go 1.1では、デバイスの画像ライブラリに保存されている写真や、デバイスのカメラで撮影した写真をオブジェクトフィールドに保存できるようになりました。
FileMaker Go 1.0では、オブジェクトフィールドの動作は、カット、コピー、ペーストおよび削除に限定されていました。バージョン1.1では、FileMaker Go上でオブジェクトフィールドをタップすると、上記の操作に加えて次の操作ができるようになっています。
・Choose From Library(ライブラリから選択)
・Take Photo(写真を撮る)
・Open(開く)
・Email(メールで送信)
なお、[Take Photo]については、カメラが搭載されているデバイスでのみ表示されます。
FileMaker Server 11の変更点 (3)
April 14, 2011
FileMaker Server 11では、スクリプトの内部ループ内でエラーが発生したことによって大量のログメッセージが記録されるのを防止する変更が行われています。
同一のデータベース、スクリプトおよびスクリプトステップ内で60秒以内に同じエラーが発生した場合、最初のエラーメッセージだけが記録されます。また、それ以降も60秒に一度以上の記録は行われません。
なお、重複したメッセージはキャッシュされて後でログに書き出されるため、ログファイルのメッセージは時系列では並びません。
[関連]FileMaker Server 11 での細かな動作変更(ファイルメーカーテクニカルサポートインフォメーション)
FileMaker Web News:第53回 2011年春号
April 13, 2011
■FileMaker Server 11v2 Java 6 Update 24 アップデータが公開(2011年3月)
FileMaker Server 11v2 & FileMaker Server 11v2 Advanced Java 6 Update 24 アップデータが2011年3月に公開されました。Java SE 6 Update 24がインストールされている環境や、Java for Mac OS X 10.6 アップデート 4およびJava for Mac OS X 10.5 アップデート 9を適用した環境において、FileMaker Server Admin Consoleが起動しなくなる問題が解決されています。
[関連]FileMaker Server 11.0v2 Java 6 Update 24 Updateが公開(FAMLog)
■CodeIgniter 2.0が公開(2011年1月)
PHP用のWebアプリケーションフレームワークであるCodeIgniter 2.0が2011年1月に公開されました。CodeIgniterは低い学習コストと実行速度の速さを特長としています。なお、2011年2月に行われたCodeIgniter Con 2011, Tokyo Japanでは、CodeIgniterでFileMaker Serverを使う手法を紹介した講演も行われました。
[関連]CodeIgniter 2.0.0が公開(FAMLog)、CodeIgniter Con 2011, Tokyo Japanの発表資料が公開(FAMLog)
「Rfm Code Reading #11」のお知らせ
April 11, 2011
2011年4月16日(土)午前9時30分より「Rfm Code Reading #11」を開催します。
RubyとFileMaker ServerのカスタムWeb公開に興味のある方のご参加をお待ちしています。詳細については下記URLのページをご覧ください。
http://d.hatena.ne.jp/matsuo_atsushi/20110410/p1
なお、今回のテーマは「Rfm 1.4のXMLパーサー」です。