FAMLog
FileMaker Pro 11の変更点 (1)
January 06, 2011
FileMaker Pro 11では、新規にアクセス権セットを作成した際、[利用できるメニューコマンド]の初期値が[すべて]から[最小]に変更されています。
[最小]の場合には、データベースファイルの開閉と作成、データベースウインドウの切り替え、スクリプトの実行、FileMaker Pro ヘルプの参照、および環境設定オプションの変更を行うメニューコマンドを除くすべてのメニューコマンドが無効になります。
なお、アクセス権セットを新規に作成するには、[ファイル]メニューの[管理]サブメニューから[セキュリティ...](FileMaker Pro 10の場合には[アカウントとアクセス権...])を選択し、[アクセス権セット]タブで[新規...]をクリックします。
Clam AntiVirus Daemonのバージョン確認方法
December 24, 2010
Clam AntiVirus Daemonのバージョンを確認するには、clamdコマンドで-Vもしくは--versionオプションを使用します。
Mac OS X Server v10.6.5では、Clam AntiVirus Daemonのバージョン情報は次のように表示されます。
$ clamd -V
ClamAV 0.96.1/11043/Wed May 19 11:32:53 2010
なお、現時点におけるClam AntiVirusの最新安定バージョンはバージョン0.96.5です。
SQLiteのバージョン確認方法
December 20, 2010
SQLiteのバージョンを確認するには、sqlite3コマンドで-versionオプションを使用します。
Mac OS X v10.6.5では、SQLiteのバージョン情報は次のように表示されます。
[実行例]
$ sqlite3 -version
3.6.12
なお、現時点におけるSQLiteの最新安定バージョンはバージョン3.7.4です。
PHP 5.2.16が公開
December 17, 2010
「PHP 5.2.16」が公開されています。
今月公開されたPHP 5.2.15でopen_basedir関連で問題が発生していたため、その問題を修正したバージョン5.2.16が急遽公開された模様です。PHP 5.2.16はPHP 5.2系統における最後のバージョンとなる予定であるため、今後はバージョン5.3系統へのアップグレードが推奨されています。
なお、PHP 5.2系統からPHP 5.3系統にバージョンアップする場合には、事前にバージョン5.2からの移行ガイドを参照する必要があります。
FileMaker Pro 11 Advancedの改善点:スクリプトデバッガ
December 15, 2010
FileMaker Pro 11 Advancedでは、スクリプトの内容を1ステップずつ確認できるデバッグツールであるスクリプトデバッガの機能が強化されています。
バージョン11では、ボタンやカスタムメニュー項目から呼び出されるスクリプトをデバッグできるようになっています。
スクリプトデバッガのウインドウ内にある[コールスタック]一覧において、ボタンのあるレイアウト名やファイル名、メニュー項目名を容易に識別できるようになり、より利便性が向上しています。
なお、スクリプトデバッガはFileMaker Pro Advancedのみで利用できる機能であり、通常版のFileMaker Proでは使用できません。
FileMaker Pro 11の新機能:インスタントWeb公開のステータスツールバー
December 14, 2010
FileMaker Pro 11では、バージョン10から導入されたステータスツールバーがインスタントWeb公開機能においても利用できるようになっています。
バージョン10のインスタントWeb公開ではステータスツールバーが実装されていませんでしたが、バージョン11においてFileMaker Proでデータベースを扱うときと同じようなユーザーインターフェースに統一されています。
なお、バージョン11のインスタントWeb公開機能ではFileMaker グラフもサポートされており、インスタントWeb公開を利用してグラフをWeb上に公開することも可能です。
[関連]FileMaker 11 インスタントWeb公開で利用できるWebブラウザー(FAMLog)
PHP 5.3.4とPHP 5.2.15が公開
December 13, 2010
「PHP 5.3.4」と「PHP 5.2.15」が公開されています。
PHP 5.3.4とPHP 5.2.15ではセキュリティ脆弱性および多数の不具合が修正されています。PHP 5.2.15はPHP 5.2系統における最後のバージョンとなる予定であるため、今後はバージョン5.3系統へのアップグレードが推奨されています。
なお、PHP 5.2系統からPHP 5.3系統にバージョンアップする場合には、事前にバージョン5.2からの移行ガイドを参照する必要があります。
Mac OS Xでネットワークタイムサーバーの設定を確認する
December 09, 2010
Mac OS Xにおいて、ネットワークタイムサーバーの設定を確認する方法の1つにsystemsetupコマンドを使用する方法があります。
コマンドラインインターフェースでネットワークタイムサーバーの設定を確認するには次のように入力します。
[実行例]
$ sudo systemsetup -getusingnetworktime
Network Time: On
$ sudo systemsetup -getnetworktimeserver
Network Time Server: time.asia.apple.com
なお、systemsetupコマンドを使用して、ネットワークタイムサーバーの設定を変更することも可能です。
APPLE-SA-2010-12-07-1 QuickTime 7.6.9
December 08, 2010
アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだ「QuickTime 7.6.9」が配布されています。
QuickTime 7.6.9では、15件の脆弱性が修正されており、細工されたファイルを開くことで任意のコードが実行されたり、アプリケーションが異常終了する恐れのある脆弱性が修正されています。
対象となるOSは、Mac OS X v10.5.8、Mac OS X Server v10.5.8、
Windows 7、Windows VistaおよびWindows XP SP2以降です。なお、Snow Leopardについてはバージョン10.6.5で脆弱性が解消されているとのことです。
FileMaker Server 11で管理サーバーを停止する方法
December 06, 2010
FileMaker Server 11では、fmsadminコマンドを使用してAdmin Console用の管理サーバーを停止することができます。
Mac OS Xにおいて管理サーバーを停止させるには、fmsadminグループに属するユーザーでfmsadminコマンドを使用し、Terminalで次のように入力します。
[実行例]
$ fmsadmin stop adminserver -y
なお、管理サーバーを起動するには、Terminalで次のように入力します。
[実行例]
$ fmsadmin start adminserver
[関連]FileMaker Server 11の新機能:fmsadmin RESTARTコマンド(FAMLog)