FAMLog
FileMaker Server 10の新機能:XML APIで値一覧の第二フィールドをサポート
February 23, 2010
FileMaker Server 10のXML APIでは、値一覧の2番目のフィールドの値を取得できるようになっています。
以前のバージョンでは、FileMaker Proの値一覧の定義で第二フィールドが指定されていても、第二フィールドの値および第二フィールドのみの値を取得できませんでした。FileMaker Server 10のPHP Site Assistantでは、この問題が解決されています。
また、FileMaker Server 10のFileMaker API for PHPには、FileMaker_LayoutクラスにgetValueListTwoFieldsメソッドとgetValueListsTwoFieldsメソッドが加わっています。
getValueListメソッドとgetValueListsメソッドは引き続き使用できますが、将来未対応になる可能性があり、代わりにgetValueListTwoFieldsメソッドとgetValueListsTwoFieldsメソッドの使用が推奨されています。
[関連]FileMaker Server 10 での PHP Site Assistant の変更(ファイルメーカーテクニカルサポートインフォメーション)
PHP 5.3.1
November 20, 2009
「PHP 5.3.1」が公開されています。
PHP 5.3.1では、1つのリクエストでアップロードできるファイル数を設定するmax_file_uploadsディレクティブがphp.iniに追加され、デフォルト値は20と定義されています。tempnam関数でセーフモード設定が無視される脆弱性の修正なども含まれており、PHP 5.3.0を利用している場合にはPHP 5.3.1へアップデートする必要があります。
なお、PHPの最新安定バージョンはバージョン5.3.1ですが、いくつか互換性のない変更点や考慮すべき新機能が存在するため、現在PHP 5.2系統を利用している場合にはPHP 5.2.11を利用するとよいでしょう。
Time Capsuleに2TBモデルが登場
July 31, 2009
アップルが、「Time Capsule(タイムカプセル)」に、新しく2TBモデルを追加しています。
ハードディスクドライブを内蔵したTime Capsuleは、フル機能の802.11n Wi-Fiベースステーションとして利用できる他、バックアップ装置として活用することもできます。
新しく追加された2TBモデルの価格は50,800円であり、1TBモデルの価格は30,800円に値下げされています。
FileMaker Server 10の新機能:SMTPサーバーを使用したメール送信
May 25, 2009
FileMaker Server 10では、[メールを送信]スクリプトステップで電子メールのメッセージを送信する機能が新たにサポートされています。
[メールを送信]スクリプトステップのオプションにおいて、[送信経由]の値を「SMTP サーバー」にして、メールサーバーやユーザー情報を入力することで、SMTPサーバーを使用してメールを送信できます。
バージョン10で[メールを送信]スクリプトステップはFileMaker Server互換およびWeb互換になりましたが、オプションで電子メールクライアントではなくSMTPサーバーを利用するように指定する必要があります。なお、本機能を使用してメッセージを送信した場合、文字エンコーディングとしてはUTF-8が使用されます。
[関連]FileMaker Pro 10の新機能:SMTPサーバーを使用したメール送信(FAMLog)
FileMaker Pro 10の新機能:外部SQLデータソースのアップデート
May 20, 2009
FileMaker Pro 10では、外部SQLデータソースにライブ接続できる機能がアップデートされ、バージョン10では新たに以下のSQLデータベースへの接続がサポートされています。
・Microsoft SQL Server 2008
・Oracle 11g
・MySQL 5.1 Community Edition
ODBCデータソースのテーブル内のフィールドを使用して値一覧を定義できるようになったほか、Windows版でMicrosoft SQL ServerをODBCデータソースとして利用する場合にODBCデータソースシングルサインオンを有効化できるようにもなっています。
FileMaker Pro 10 5パック
April 01, 2009
2点のパッケージ製品「FileMaker Pro 10 5パック」と「FileMaker Pro 10 Advanced アップグレード」が本日より販売が開始されています。
FileMaker Pro 10の通常製品4本分の値段で5本分使える「FileMaker Pro 10 5パック」の希望小売価格は税込159,600円、「FileMaker Pro 10 Advanced アップグレード」の希望小売価格は税込36,540円です。
従来、FileMaker Pro Advancedのアップグレード製品はFileMaker Customer Centerでのみ購入できましたが、アップグレード対象製品の正規ライセンスがあれば、今後はソフトウェア販売店で購入できるようになりました。アップグレード対象製品は、FileMaker Pro 9/8.5/8 Advanced、またはFileMaker Pro 10/9/8.5/8です。
FileMaker Pro 10の新機能:ダイナミックレポート
February 23, 2009
FileMaker Pro 10では、ダイナミックレポートと呼ばれる機能が新機能として追加されています。
この機能により、ブラウズモードでデータを変更する際に、再計算された集計値をリアルタイムに表示させることができます。従来では、小計パートにある集計フィールドの値はソート実行時にプレビューモードでしか表示されませんでしたが、バージョン10ではブラウズモードでも表示されるようになっています。
グループ化されたデータの集計値が再評価されるだけでなく、レコードも再度並び替えが行われ、レポートが動的に更新されるようになっています。
FileMaker Pro 10の新機能:SMTPサーバーを使用したメール送信
February 05, 2009
FileMaker Pro 10では、電子メールクライアントソフトウェアを使用せずに、FileMaker Proから直接電子メールのメッセージを送信できる機能が追加されています。
[ファイル]メニューの[メールを送信...]を選択するか、スクリプトを使用することで、電子メールメッセージを送信できます。[メールを送信]ダイアログボックスにおいて、[送信経由]の値を「電子メールクライアント」ではなく「SMTP サーバー」にして、メールサーバーやユーザー情報を入力することで、SMTPサーバーを使用してメールを送信できます。
なお、本機能を使用してメッセージを送信した場合、文字エンコーディングとしてはUTF-8が使用されます。
第42回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開
January 08, 2009
セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。
2008年12月20日に行われた第42回のイベントレポートが追加されており、FileMakerにおける入力値の自動化や索引、およびFileMaker ServerのAuto Update機能に関する情報などが紹介されています。
次回は、「FileMaker 10のすべて~最新版新機能を一挙解説~」というテーマで2009年1月24日(土)17:30-19:30に同イベントが開催される予定になっています。なお、同イベントは参加費および事前申し込みは共に不要です。
(2009/01/13追記)次回のテーマが「FileMaker最新情報!」から「FileMaker 10のすべて~最新版新機能を一挙解説~」に更新されていました。
FileMaker Pro 10が発売
January 06, 2009
ファイルメーカー社が、数々の受賞歴を誇るデスクトップデータベースソフトウェアの新製品「FileMaker Pro 10」を、本日より日本国内で発売すると発表しています。
同時に、FileMaker Pro 10 製品ラインを構成する4つの新製品が、以下の価格にて本日より日本国内で同時発売されると発表しています。
・FileMaker Pro 10:税込39,990円
・FileMaker Pro 10 Advanced:税込60,900円
・FileMaker Server 10:税込134,400円
・FileMaker Server 10 Advanced:税込399,000円
各製品の税込価格は、FileMaker Server 10 Advanced以外は、従来のバージョン9と同じです。FileMaker Server Advancedのみ値上がりしており、バージョン9では税込336,000円だったものが、バージョン10では税込399,000円となっています。