FAMLog
FMClipboardBrokerが公開
June 04, 2010
株式会社キー・プランニングが、FileMaker Proのクリップボード・データを編集可能にするツール「FMClipboardBroker」を発表しています。
FMClipboardBrokerを使うと、FileMaker Proのクリップボード・データをXMLファイルとして出力したり、XMLファイルからクリップボードのデータに変換できます。なお、データ形式により必要となるFileMaker製品のバージョンが異なっています。
FMClipboardBrokerは、フリーウェアとして公開されており、Mac OS X v10.5.8およびMac OS X v10.6.3で動作が確認されています。
(2019/01/15追記:「クリッポボードのデータに変換」を「クリップボードのデータに変換」に修正しました。)
「Rfm Code Reading #7」のお知らせ
May 28, 2010
2010年6月5日(土)午前9時30分より「Rfm Code Reading #7」を開催します。
RubyとFileMaker ServerのカスタムWeb公開に興味のある方のご参加をお待ちしています。詳細については下記URLのページをご覧ください。
http://d.hatena.ne.jp/matsuo_atsushi/20100528/p1
なお、今回のテーマは「Rfm::Result::ResultSetクラス」です。
FileMaker Pro 11の新機能:バージョン11で追加されたスクリプトトリガ一覧
May 21, 2010
FileMaker Pro 11では、3種類のスクリプトトリガが新たに実装されています。
バージョン11で追加されたスクリプトトリガ一覧は下記の通りです。
・OnLayoutExitスクリプトトリガ
・OnObjectValidateスクリプトトリガ
・OnViewChangeスクリプトトリガ
OnViewChangeスクリプトトリガは、ビュー(フォーム形式、リスト形式、表形式のいずれか)が切り替えられるときにスクリプトを起動します。
OnLayoutExitスクリプトトリガは、レイアウトから抜ける前にスクリプトを起動します。なお、FileMaker Pro 11では、OnLayoutExitスクリプトトリガが追加されたことに伴い、OnLayoutLoadスクリプトトリガはOnLayoutEnterに名称が変更されています。
[関連]OnObjectValidateスクリプトトリガ(FAMLog)
第57回「FileMaker Fun Night!」イベントレポートが公開
May 17, 2010
セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。
2010年3月20日に行われた第57回のイベントレポートが追加されており、FileMaker ProとFileMaker Serverの各種Tipsが紹介されています。
次回は、「テキスト書式を自在に扱おう」というテーマで2010年6月19日(土)18:00-19:30に同イベントが開催される予定になっています。なお、同イベントは参加費および事前申し込みは共に不要です。
Get(ウインドウモード)関数
May 13, 2010
FileMaker Proの「Get(ウインドウモード)関数」は、関数が評価されたときのウインドウモードを示す数値を返します。
この関数の戻り値は次の通りで、現在のデータベースファイルで複数のウインドウが開いている場合、一番手前のウインドウの結果のみが返されます。
・0:ブラウズモード
・1:検索モード
・2:プレビューモード
・3:印刷中
・4:レイアウトモード
なお、FileMaker Pro Advancedのデータビューアから関数を評価して、現在のウインドウがレイアウトモードになっている場合には「4」を返します。
FileMaker Pro 11の新機能:インスペクタ
May 12, 2010
FileMaker Pro 11では、レイアウトオブジェクトの設定を一箇所で変更できるインスペクタが新たに利用できるようになっています。
インスペクタは、レイアウトモードにおいて[表示]メニューの[インスペクタ]を選択することで表示されます。レイアウトオブジェクトの編集作業が以前より効率化され、レイアウトモードで行う大半の編集作業をインスペクタ上で行うことができます。
なお、インスペクタをすでに表示させている状態で[表示]メニューの[新規インスペクタ]を選択すると、複数のインスペクタウインドウを開くことができます。
FileMaker Pro 11の新機能:マージ変数
May 11, 2010
FileMaker Pro 11では、新たにマージフィールドで変数を使用できるようになり、レイアウトモードにおいて[挿入]メニューに[マージ変数]というメニュー項目が追加されています。
レイアウト上にグローバルフィールドや計算フィールドなどの代わりにマージ変数を配置することで、データベーススキーマをよりシンプルにできます。
なお、マージ変数で利用しているグローバル変数が未定義の場合には、ブラウズモードにおいてマージ変数としてレイアウト上に配置している文字列がそのまま表示されてしまうので、事前に何らかの値を設定しておくとよいでしょう。
(2010/07/08追記:バージョン11.0v2でレイアウト上に空のマージ変数が表示されてしまう問題が解決されています。)
FileMaker Pro 11 Advancedの新機能:カスタム関数のコピー&ペーストとインポート
May 10, 2010
FileMaker Pro 11 Advancedでは、カスタム関数のコピー&ペーストとインポートが新たに可能になりました。
独自の関数を作成できるカスタム関数はFileMaker Developer 7で追加された機能ですが、FileMaker Pro 11 Advancedを使用するとファイル間でもカスタム関数のコピー&ペースト、およびインポートが可能になります。
なお、上記機能はFileMaker Pro 11 Advancedのみで利用できる機能です。カスタム関数はFileMaker ProとFileMaker Pro Advancedの両方で使用できますが、カスタム関数の作成や編集などにはFileMaker Pro Advancedが必要です。
Apache Tomcat 5.5.29が公開
April 28, 2010
「Apache Tomcat 5.5.29」が公開されています。
Tomcat 5.5.29では、4点の脆弱性が修正されています。
なお、FileMaker ServerおよびFileMaker Server Advanced(バージョン9、10、11)のWeb公開機能とAdmin Console用管理サーバーではTomcat 5.5系列が使われていて、バージョン11ではTomcat 5.5.27が使用されています。
FileMaker Server 11の新機能:fmsadmin RESTARTコマンド
April 22, 2010
FileMaker Server 11では、FileMaker Server Admin Consoleが応答しない場合に、コマンドラインインターフェースで管理サーバーのプロセスを再起動できるようになっています。
fmsadminコマンドを使って管理サーバーを再起動するには、RESTARTコマンドを使用します。
[使用例]
$ fmsadmin restart adminserver
なお、バージョン11では、RESTARTコマンドだけでなくAUTORESTARTコマンドも新たに追加されています。
(2010/09/16追記:FileMaker Server 11.0v2において「fmsadmin restart server」コマンドでデータベースサーバーが再起動しない問題が修正されています。)