FAMLog


Mac OS X版KP-Backup 1.0とJ2SE 5.0 Release 4

April 27, 2006

株式会社キー・プランニングが、Mac OS X版のKP-Backup 1.0はJava 2 Standard Edition (J2SE) 5.0 Release 4を適用した環境には対応していないと案内しています。

Java 2 Standard Edition (J2SE) 5.0 Release 4をインストールすると、J2SE 1.4.2に代わってJ2SE 5.0の環境が優先されるように自動的に設定が変更されるため、アップデートの適用だけで非互換の問題が生じるとのことです。KP-Backup 1.0を利用している場合には、J2SE 5.0 Release 4をインストールしないように注意する必要があります。

KP-Backupは、次回のマイナーアップデートもしくはメジャーアップデートで、J2SE 5.0 Release 4への対応が行われるようです。

[関連]J2SE 5.0 Release 4(FAMLog)

(2006/06/30追記:KP-Backup 1.0.2でJ2SE 5.0 Release 4に対応しています。)

Tag: FileMaker

J2SE 5.0 Release 4

April 19, 2006

アップルからMac OS X v10.4.5以上で動作する「J2SE 5.0 Release 4」が配布されています。

Java 2 Platform Standard Edition (J2SE) 5.0 Release 4には、内部バージョン番号が1.5.0_06であるJavaが含まれています。このアップデートを適用すると、J2SE 1.4.2に代わってJ2SE 5.0が優先的に使用されるようになるため、FileMaker Server AdvancedのWeb公開エンジンの動作に影響を与える可能性があります。

Windows版のWeb公開エンジンではJ2SE 1.4.2が動作条件として明記されていることもあり、このアップデートの適用は少し様子を見たほうがいいかもしれません。

[関連]Mac OS X 10.4.5 or later: J2SE 5.0 Release 4 アップデートをインストール後の、Java の問題(アップル)

(2006/04/21追記:関連項目を追加しました。)

Tag: Mac

FileMaker Web News:第5回 2006年4月号

April 14, 2006

書籍「FileMaker Server カスタムWebテクニック」に関する出版後の情報を補足することを主目的とした「FileMaker Web News」第5回目をお届けします。

■FileMaker 8.0v1および8.0v2を利用する際の問題点

FileMaker 8 製品ラインのバージョン8.0v1における問題点が修正されたバージョン8.0v2のアップデータが2005年末に公開されましたが、バージョン8.0v2ではいくつか別の問題点が確認されています。それらの問題点を解決するための8.0v3 アップデータが近々リリースされる予定のようですが、アップデータの配布時期については現時点では不明です。なお、バージョン8.0v1と8.0v2で確認されている問題点については、ファイルメーカー株式会社のWebサイトで確認することができます。

[関連]FileMaker 8.0v1 および FileMaker 8.0v2 の運用(ファイルメーカーテクニカルサポートインフォメーション)

■FileMaker Developer Conference 2006の登録受付が開始

FileMaker, Inc.が、今年8月13日から17日にかけて開催される「FileMaker Developer Conference 2006」の登録受付を開始したと発表しています。今年は「FileMakerソリューションのWeb展開(Bringing FileMaker Solutions to the Web)」というテーマが掲げられていて、Web公開およびPHP関連のセッションが多数用意されています。

[関連]FileMaker Developer Conference 2006(FAMLog)

(2008/03/15追記:カテゴリーをBookからNewsに変更しました。)

Tag: News

FileMaker 8 インスタントWeb公開の新機能と改善点 (6)

April 13, 2006

FileMaker 8のインスタントWeb公開機能では、FileMakerのレイアウトで定義されているタブ順の設定が反映されるようになっています。

バージョン8では、内部的にHTMLのtabindex属性が使われることで、Webブラウザーにおいても、フィールドを移動する際のタブ順設定が反映されるようになりました。

ボタンおよびタブコントロールもタブで移動することが一応可能ですが、インスタントWeb公開では、WindowsのInternet Explorer 6.0でのみ使用可能であり、その他のWebブラウザーではこの機能がサポートされていません。また、Windows版Internet Explorerを使用しても、FileMakerのレイアウトで定義した順番が、ボタンおよびタブコントロールにも反映されるわけではないという制限事項があります。

その他にも、フィールドへの入力が禁止されていない限り、タブ順から除外したフィールドにも移動できることや、ステータスエリアもタブ順に含まれるため、ステータスエリアを使用できないようにする必要が生じる場合もある、などといった注意点があります。

Tag: FileMaker

第9回「FileMaker Fun Night!」イベントレポート

April 11, 2006

セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。

2006年4月8日に行われた第9回のイベントレポートが追加されており、リレーションシップやFileMaker Server利用時のグローバルフィールドに関する話題を中心として、FileMakerでデータベース構築を行う際の定番的な落とし穴とその回避方法が紹介されています。

次回は、「開発事例シリーズ2 よくある業務系」というテーマで、2006年5月14日(日)17:00-18:00に同イベントが開催される予定になっています。

(2007/01/07追記:リンク先のURLを一部変更しました。)

(2021/01/20追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。)

Tag: FileMaker

Boot Camp Public Beta

April 07, 2006

アップルが、IntelベースのMacでWindows XPの利用を可能にする「Boot Camp(ブートキャンプ)」のパブリックベータソフトウェアを2006年4月5日に発表しています。

Boot Campを使用すると、Microsoft Windows XPのインストールディスクを持っているユーザーは、IntelベースのMacにWindows XPをインストールできるようになります。インストールが完了すると、ユーザーはコンピュータを再起動してMac OS XまたはWindows XPのいずれかを立ち上げることができます。

Boot Campのパブリックベータは、期間限定の試用版としてライセンスされるプレビューソフトウェアであり、www.apple.com/macosx/bootcamp/からダウンロードすることができます。Boot Campの製品版は、今後発表されるMac OS X v10.5 “Leopard”(レパード)の一機能として提供される予定です。

Tag: Mac

FileMaker Developer Conference 2006

April 04, 2006

FileMaker, Inc.が、今年8月13日から17日にかけてフロリダ州オーランドのJW Marriott Orland Grande Lakes Resortで開催される「FileMaker Developer Conference 2006」の登録受付を開始したと発表しています。

11年目を迎える今年のFileMaker Developer Conferenceでは、過去最多の60以上のセッションが用意され、基礎トラック(Fundamentals Track)、上級トラック(Advanced Track)、Web公開トラック(Web Publishing Track)およびワークショップトラック(Workshop Track)の4トラックに分けて実施される予定になっています。

今年は「FileMakerソリューションのWeb展開(Bringing FileMaker Solutions to the Web)」というテーマが掲げられており、Web公開およびPHP関連のセッションも多数用意されています。

Tag: FileMaker

FileMaker 8 インスタントWeb公開の新機能と改善点 (5)

April 03, 2006

FileMaker 8のインスタントWeb公開機能では認証方式が変更され、Basic認証(基本認証)からフォームベースの認証方式に変更されました。

Web経由でデータベースに接続するために認証が要求される場合には、ログイン情報を入力するためのフォームが用意されたページが表示されるようになり、アカウント名にISO 8859-1(Latin-1)文字セット以外の文字も使用できるようになっています。

従来のバージョン7ではBasic認証を利用していたことで、Webブラウザーがアカウント名とパスワードを記憶していたため、インスタントWeb公開において[ログアウト]スクリプトステップが意図した通りに機能しない場合がありました。フォームベース認証に変更されたことでその点も解消され、より望ましい形で[ログアウト]スクリプトステップが機能するようになったと言えます。

Tag: FileMaker

FileMaker 8 インスタントWeb公開の新機能と改善点 (4)

March 30, 2006

FileMaker 8のインスタントWeb公開機能では、データベースホームページを独自のページに置き換えることができるようになっています。

この機能は、バージョン7ではサポートされていませんでしたが、バージョン8で再びサポートされるようになりました。

データベースホームページを置き換える場合には、「iwp_home.html」という名前のHTMLファイルをFileMaker Pro 8(もしくはFileMaker Pro 8 Advanced)の「Web」フォルダの中に配置します。なお、FileMaker Server 8 Advancedを使用している場合には、「FileMaker Server」フォルダ内にある「Web Publishing」フォルダの中の「IWP」フォルダに配置します。

Tag: FileMaker

FileMaker 8 インスタントWeb公開の新機能と改善点 (3)

March 29, 2006

FileMaker Pro 8 Advancedの新機能の1つに「ポップアップヘルプ」がありますが、この機能もインスタントWeb公開で使用できます。

ポップアップヘルプは、レイアウト上の任意のオブジェクトに設定することができ、カーソルをオブジェクトの上に置いたときに、決まった文字列や計算式の結果を表示することができます。

ただし、ポップアップヘルプの内容は、Webページが読み込まれたときに更新される仕様になっているため、画面遷移なしでは内容は更新されません。

Tag: FileMaker

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