FAMLog
FileMaker Mobile 7
June 23, 2004
ファイルメーカー社がFileMaker Mobile 7を2004年7月中旬に日本国内で発売すると発表しています。価格は税込9,345円です。
FileMaker Mobile 7は、Palm OSやPocket PCハンドヘルド用に特別に設計された、FileMaker Pro 7の簡易バージョンです。
FileMaker Mobile 7では、FileMaker Developer 7で作成されたランタイムアプリケーションと同期をとれるようになり、FileMaker Pro 7で作成したスクリプトを同期の前後に実行できる機能などが追加されています。
mod_encoding for Apache2 20040616版
June 17, 2004
mod_encoding for Apache2が改版され、WebDAV Resources JPのWebサイトからダウンロードできるようになっています。
更新内容はCOPYINGの内容が配布ファイルに含まれるようになり、ライセンスが明確になるようにした、とのことです。
mod_encoding for Apache2は、WebDAVで日本語ファイル名のファイルを扱うときに発生する文字化けを解消することを目的とした、Apache 2.0用のモジュールです。
Security Update 2004-06-07
June 09, 2004
AppleからSecurity Update 2004-06-07がリリースされました。Mac OS X (Server) v10.3.4、Mac OS X (Server) v10.2.8用のセキュリティアップデートが用意されています。
このアップデートは一連のURIハンドラの問題に対処したものであり、LaunchServices、DiskImageMounter、Terminalが更新され、v10.3.4用のアップデートでは上記に加えてSafariも更新されます。
書類を開いたり、URLをクリックしたりすることによって、ある特定のアプリケーションが初めて起動する場合に、起動してよいかどうかの意思確認を求めるダイアログが表示されるようになるそうです。また、Safariの「Finder に表示」ボタンは常にFinderウインドウでファイルを表示するようになり、ファイルを開かないようになっています。
7.0v2におけるインスタントWeb公開の改善点
June 04, 2004
FileMaker Pro 7v2およびFileMaker Developer 7v2では、インスタントWeb公開機能にいくつか改善点が見られます。アップデータに含まれる「FM アップデートお読みください.pdf」という名称のPDF書類によると、下記5点が修正されているようです。
・別個のファイルに存在する関連テーブルのフィールドが[レコードのソート]ダイアログボックスに表示されるようになりました。
・閉じたファイルの関連フィールドが含まれるレイアウトが完全に表示されるようになりました。
・オブジェクトフィールドの複数の繰り返しに保存されたピクチャが正しく表示されるようになりました。
・ポータル内のデータの表示と編集に関連して改善が行われています。
・Mac OS XにおいてCPUの使用効率が向上しました。
(2006/01/03追記:「インスタント Web 公開」を「インスタントWeb公開」に記述を変更しました。)
FileMaker 7 インスタントWeb公開の改善点 (7)
May 21, 2004
FileMaker Pro 7のインスタントWeb公開では、FileMaker Proで定義されているアカウントおよびアクセス権セットを使用して、セキュリティを確保できるようになっています。
Web上で公開されたデータベースの表示、編集、ソートおよび検索を行う際には、デスクトップでFileMaker Proを操作するときと同様に、各操作を行うためのアクセス権が必要となります。
なお、バージョン7では「アカウントとアクセス権」で定義された設定が反映されるようになっているので、Web セキュリティデータベースはサポートされなくなっています。
(2006/12/19追記:「インスタント Web 公開」を「インスタントWeb公開」に記述を変更しました。)
FileMaker 7 インスタントWeb公開の改善点 (3)
May 14, 2004
FileMaker 7のインスタントWeb公開では、複数のステップを使用した複雑なスクリプトを実行することができるようになり、70を超えるスクリプトステップがWeb互換としてサポートされるようになっています。
これまではステップ数が多い複雑なスクリプトの実行にはかなりの制限があり、Webで利用できるスクリプトステップは20程度でした。
スクリプト編集時に「Web の互換を区別して表示」にチェックをつけると、Web互換でないスクリプトステップは淡く表示されるようになり、Webユーザーが利用可能なスクリプトであるか確認しやすくなっています。
(2006/12/19追記:「インスタント Web 公開」を「インスタントWeb公開」に記述を変更しました。)
FileMaker 7 インスタントWeb公開の改善点 (2)
May 12, 2004
インスタントWeb公開機能を利用すると、HTMLファイルを用意することなく、手軽にFileMaker ProのデータベースをWeb公開することができます。
FileMaker Pro 7では、インスタントWeb公開のインターフェースのデザインが変更され、FileMaker Proデスクトップアプリケーションにより近い外観と機能を持つようになりました。
任意の数のレイアウトをWeb上で直接公開することができるようになり、Webブラウザーで閲覧した場合にFileMaker Pro上での画面がより再現されるようになっています。
(2006/12/19追記:「インスタント Web 公開」を「インスタントWeb公開」に記述を変更しました。)
FileMaker 7 インスタントWeb公開の改善点
May 11, 2004
FileMaker Pro 7のインスタントWeb公開でまず注目する点として、Webブラウザーで接続した場合に、マルチスレッド化された個々のセッションが維持されるようになりました。
セッションを維持するためにCookieもしくはQUERY_STRINGが利用され、各セッションごとの処理がFileMaker側で記憶されます。例えば、データベースに接続中にWebブラウザーのウインドウを閉じても、再度すぐにアクセスすればさきほどの画面が表示されます。
マルチスレッドで処理をこなせるようになったので、Webユーザーが実行する一部のタスクが他のWebユーザーに影響を及ぼすことがなくなり、基本性能自体も向上しています。
(2006/12/19追記:「インスタント Web 公開」を「インスタントWeb公開」に記述を変更しました。)
FileMaker Pro 7のセキュリティ機能
May 07, 2004
FileMaker 7ではセキュリティモデルも一新され、これまでは通常パスワードのみによるアクセス制御機能でしたが、アカウント名とパスワードを使ってデータベースを保護することができるようになりました。
Webブラウザー経由でデータベースにアクセスするときにも、デスクトップ上で設定したセキュリティレベルが適用されるようになっており、以前のバージョンに比べると全体的に洗練されている印象を受けます。
権限があれば、アカウントの追加や削除、パスワードの変更等もスクリプトでできるようになっており、管理面での利便性も向上しています。
Preview of Mac OS X v10.4 "Tiger"
May 06, 2004
今年のWorldwide Developers Conferenceは2004年6月28日から7月2日までの間、サンフランシスコのMoscone Westで開催されます。
AppleのCEO、Steve Jobsによる基調講演は2004年6月28日午前10時(米国西部時間)から行われ、Mac OS Xの次期メジャーリリースとなるコードネーム「Tiger(タイガー)」のプレビューが披露される予定となっています。
どうやら次のバージョンはMac OS X v10.4となるようですね。