FAMLog


FileMaker Server 12の新機能:カスタムWeb公開ログ

August 28, 2013

FileMaker Server 12では、カスタムWeb公開機能に関するログファイルであるwpe.logファイルが生成されるようになっています。

wpe.logファイルには、アプリケーションエラー、使用状況エラーおよびシステムエラーを含む、あらゆるWeb公開エンジンに関するエラーの記録が含まれます。なお、Admin Consoldeで[カスタム Web 公開用のログを有効にする]オプションを無効にすると、wpe.logファイルにはログが記録されません。

FileMaker Server 12のカスタムWeb公開では、以前のバージョンで使用されていたwpc_access_log.txtとpe_application_log.txtファイルは、wpe.logファイルに置き換えられています。バージョン12では、wpc_access_log.txtとpe_application_log.txtファイルはインスタントWeb公開向けのログファイルとなっています。

なお、wpe.logファイルは下記の場所に保存されます。

(Mac)
/Library/FileMaker Server/Logs/wpe.log

(Windows)
<ドライブ>:¥Program Files¥FileMaker¥FileMaker Server¥Logs¥wpe.log

Tag: FileMaker

PHP 5.4.19とPHP 5.5.3が公開

August 27, 2013

PHP 5.4.19とPHP 5.5.3が公開されています。

PHP 5.4.19とPHP 5.5.3では、OpenSSL拡張モジュールのセキュリティ脆弱性が修正されています。また、PHP 5.4.19ではZTSを有効にした状態でコンパイルに失敗する問題も修正されています。

なお、PHP 5.3系統は今後積極的な不具合修正は行われない予定となっており、OpenSSL拡張モジュールの脆弱性修正がPHP 5.3系統で行われるのかどうかは現時点では不明です。

[関連]PHP 5.5.7、PHP 5.4.23およびPHP 5.3.28が公開(FAMLog)

(2013/12/16追記:関連記事へのリンクを追加しました。)

Tag: Apache

INTER-Mediator 3.8が公開

August 22, 2013

新居雅行氏がPDOおよびFileMaker Server対応のWebアプリケーションフレームワーク「INTER-Mediator 3.8」を公開しています。

バージョン3.8では、MediaAccessクラスがネイティブ認証(データベースエンジンのアカウントでの認証)に対応し、FileMaker Serverでネイティブ認証利用時にparams.phpにユーザー名およびパスワードを設定する必要がなくなっています。その他にも、ナビゲージョンのカスタマイズができるようになり、ポストオンリーモードでバリデーション機能が有効になるなど、たくさんの変更点があります。

Cookie周りの処理も改善されており、HTTPS利用時にCookieにsecure属性が付加されるようになった他、ネイティブ認証利用時にCookieに保存していたパスワードが暗号化して保存されるように変更されています。

Tag: FileMaker

FileMaker Server 12の改善点:[スクリプト一時停止/続行]スクリプトステップ

August 21, 2013

FileMaker 12では、[スクリプト一時停止/続行]スクリプトステップがFileMaker Server スクリプトスケジュールでサポートされるようになっています。

このスクリプトステップは、指定した時間または無期限にスクリプトを一時停止し、ユーザーが現在のウインドウで他のタスクを実行できるようにします。

[スクリプト一時停止/続行]スクリプトステップは、FileMaker 11まではFileMaker Server スケジュールスクリプトではサポートされていませんでしたが、バージョン12ではサーバーサイドでも使用できるように改善されています。

[関連]スクリプト一時停止/続行(FileMaker Pro 12 ヘルプ)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 12の改善点:バックアップの効率向上

August 20, 2013

FileMaker Server 12では、バックアップ機能の効率化が図られており、データベースファイルが変更されていない場合にはハードリンクを利用したバックアップ処理を実行するようになっています。

ハードリンクを使用することにより、前回のバックアップから変更されていないデータベースファイルのバックアップスケジュールに関するパフォーマンスが改善されています。内容が変更されていない場合のバックアップ処理がハードリンクを利用することにより効率化され、変更されていないデータベースファイルについて無駄なディスクスペースを取らないように改善されています。

バージョン12では、オブジェクトデータを外部に保存するオプションが追加されたり、プログレッシブバックアップ機能が新たに利用できるようになっており、FileMaker Server 12を用いる大規模データセットのバックアップが、これまで以上に速く、そして効率的になっています。

Tag: FileMaker

PHP 5.5.2が公開

August 19, 2013

PHP 5.5.2」が公開されています。

PHP 5.5.2では、多数の不具合修正が行われている他、OpenSSL拡張モジュールのSSLクライアントに中間者攻撃を許してしまう脆弱性と、セッション固定の脆弱性が修正されています。

なお、下位互換性のない変更点や推奨されなくなる機能があるため、PHP 5.5系統に移行する場合には事前に移行ガイドを参照してからアップグレードを行う必要があります。

[関連]PHP 5.4.18が公開(FAMLog)

Tag: Apache

PHP 5.4.18が公開

August 16, 2013

PHP 5.4.18」が公開されています。

PHP 5.4.18では、多数の不具合修正が行われている他、PHP 5.3系統ではPHP 5.3.27で修正された、XMLパーサーのセキュリティ脆弱性が修正されています。また、OpenSSL拡張モジュールのSSLクライアントに中間者攻撃を許してしまう脆弱性も修正されています。

なお、PHP 5.3系統は今後積極的な不具合修正は行われない予定となっており、OpenSSL拡張モジュールの脆弱性修正がPHP 5.3系統で行われるのかどうかは現時点では不明です。

[関連]JVNDB-2013-003349 PHP の ext/xml/xml.c におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性(JVN iPedia - 脆弱性対策情報データベース)、Issue 18709: SSL module fails to handle NULL bytes inside subjectAltNames general names (CVE-2013-4238)(Python tracker)

Tag: Apache

FileMaker Go 12の新機能:FileMaker グラフの機能強化

August 12, 2013

FileMaker Go 12では、FileMaker Pro 12と同様にグラフ機能が強化されており、積み重ね縦棒グラフ、積み重ね横棒グラフ、正負縦棒グラフ、散布図およびバブルグラフの5種類のグラフを新たに利用できるようになっています。

FileMaker Proと同様に、グラフで利用しているデータが変更されると、FileMaker Goでもその変更内容が自動的にグラフに反映されます。

グラフはFileMaker Pro 12もしくはFileMaker Pro 12 Advancedでグラフインスペクタを使用して変更することができ、バージョン12では10種類のグラフ形式を利用できます。

[関連]FileMaker Pro 12の新機能:FileMaker グラフの機能強化(FAMLog)

Tag: FileMaker

第7回カスタムWeb勉強会開催のお知らせ

August 09, 2013

2013年8月24日(土)午前10時より「第7回カスタムWeb勉強会」を開催します。

FileMaker ServerのカスタムWeb公開、FileMaker API for PHP、FX.php、FMCakeMix、INTER-MediatorやRfm等に興味・関心のある方のご参加をお待ちしています。詳細および参加申込については下記URLのページをご覧ください。

http://www.famlog.jp/cwpstudy/7

なお、同日午後にはFM-Tokyo(FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング)のオフラインミーティングが国立オリンピック記念青少年総合センターで開催される予定となっています。

Tag: FileMaker

FileMaker Go 12の新機能:動画や音声等のサポート

August 08, 2013

2012年4月に登場したFileMaker Go 12では、オブジェクトフィールドにiPadやiPhoneで記録した動画や音声を直接追加できるようになっています。また、その動画や音声をFileMaker Go上で直接再生することもできます。

バージョン12では、オブジェクトフィールド周りの機能が改良されており、オブジェクトフィールドをタップして次の操作を行うことができます。

・写真の追加と撮影
・動画の追加と撮影
・署名の挿入
・オーディオの録音
・iTunesライブラリの項目追加
・ファイルの表示、再生および追加
・データの置換とエクスポート(メールで送信/保存)
・データの削除

なお、写真または動画の撮影については、カメラが搭載されているデバイスでのみ利用可能です。

Tag: FileMaker

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