FAMLog
Ruby 2.0.0-p0が公開
February 25, 2013
Ruby 2.0系列の安定版である「Ruby 2.0.0-p0」が2013年2月24日に公開されています。
Ruby 2.0.0では、キーワード引数やDTraceがサポートされ、デフォルトのスクリプトエンコーディングがUTF-8に変更されています。その他にも、Rubyへの要求の多様化・大規模化に対応するため、数多くの新機能や改良が加えられています。
Ruby 1.9からRuby 2.0への移行は、Ruby 1.8からRuby 1.9への移行より苦労する点は少ないものの、iconvが削除されている点や、ABI互換性がなくなっている点など、非互換がいくつか存在するので注意が必要です。
Java SE 7 Update 15とJava SE 6 Update 41が公開
February 21, 2013
Java SE 7 Update 15とJava SE 6 Update 41が公開されています。
Java SE 7 Update 15とJava SE 6 Update 41では複数の脆弱性が修正されており、できる限り早くアップデートすることが強く推奨されています。
なお、Java SE 6は今回で公式アップデートが終了し、2013年2月以降はJava SE 6が公式ダウンロード・サイトでアップデートされることはないとのことです。
[関連]Java SE 6のサポート終了予定日(FAMLog)
Ruby on Rails 3.2.12、Ruby on Rails 3.1.11およびRuby on Rails 2.3.17が公開
February 19, 2013
Ruby on Rails 3.2.12、Ruby on Rails 3.1.11およびRuby on Rails 2.3.17が公開されています。
Rails 3.2.12、Rails 3.1.11およびRails 2.3.17では、Active Recordのattr_protectedメソッドに存在した脆弱性が修正されています。また、Rails 3.0およびRails 2.3のActive Recordにおける任意のコードを実行される脆弱性や、JSON gemに存在したDoS脆弱性およびSQLインジェクションにつながる恐れのある脆弱性も修正されています。
なお、Rails 3.0系統を利用している場合にはパッチを適用するか、バージョン3.1系統以降へのアップグレードを検討する必要があります。
(2013/12/16追記:「Ruby on Rails 3.1.11およびがRuby on Rails 2.3.17」を「Ruby on Rails 3.1.11およびRuby on Rails 2.3.17」に修正しました。)
MacBook Pro Retinaディスプレイモデルがアップデート
February 15, 2013
アップルが、MacBook Pro Retinaディスプレイモデルを新しいプロセッサーにより高速化し、エントリーモデルの価格を引き下げることを発表しています。
新しいMacBook Pro Retinaディスプレイモデルは、13インチの下位モデルを除きプロセッサーが0.1GHz高速化されています。税込価格は、13インチモデルが138,800円から、15インチモデルが198,800円からとなっています。
同時にMacBook AirおよびRetinaディスプレイモデルではないMacBook Proについては価格が変更され、値上げされています。また、MacBook Proの15インチ・2.6GHzモデルが販売終了になっています。
FileMaker Server 11.0v5 アップデータが公開
February 14, 2013
ファイルメーカー社が「FileMaker Server 11.0v5 アップデータ」を公開しています。また、アップデータと同時にインストーラも公開されています。
FileMaker Server 11.0v5 アップデータは、FileMaker Server 11またはFileMaker Server 11 Advancedをバージョン11.0v5(11.0.5.510)に更新するものです。バージョン11.0v5では、ストレス状況下においてデータベースサーバーが応答を停止してクライアントが切断できなくなる問題や、管理者がクライアントを切断してもクライアントが接続を保持し続けてしまうデッドロック問題などが修正されています。OS X Mountain Lionとの互換性が改善されて、OS X Mountain LionでもWeb公開機能を利用できるようになった他、OS XではインストールされるPHPのバージョンが更新されています。
アップデータを適用する際には、あらかじめFileMaker ServerとWeb公開エンジン、FileMaker Server Admin Console等を終了させておく必要があります。アップデート方法や変更点の詳細については、アップデータに含まれるドキュメント「FMS 11 Update Read Me (Japanese).pdf」に記載されています。
(2013/03/13追記:「OS Xではバージョン5.3系統のPHPをインストールするようになっています」を「OS XではインストールされるPHPのバージョンが更新されています」に記述を変更しました。)
OpenSSL 1.0.1d、OpenSSL 1.0.0kおよびOpenSSL 0.9.8yが公開
February 13, 2013
通信暗号化ライブラリとして広く利用されているOpenSSLの新バージョン「OpenSSL 1.0.1d」、「OpenSSL 1.0.0k」および「OpenSSL 0.9.8y」が公開されています。
これらのバージョンではセキュリティ脆弱性の修正が行われています。
なお、その後OpenSSL 1.0.1eが公開されており、バージョン1.0.1系統を利用している場合には、バージョン1.0.1dではなくバージョン1.0.1eを使用する方がよいでしょう。
Ruby 1.9.3-p385が公開
February 08, 2013
「Ruby 1.9.3-p385」が公開されています。
Ruby 1.9.3-p385では、RDoc で生成したHTMLドキュメントにおけるクロスサイトスクリプティング(XSS)脆弱性が修正されています。
なお、Rubyはバージョン2.0系統の開発も進められており、現在リリース候補版であるRuby 2.0.0-rc2が公開されている状況です。
APPLE-SA-2013-02-04-1 OS X Server v2.2.1
February 07, 2013
OS X Server v2.2.1では、深刻なセキュリティ脆弱性が修正されています。
OS X Serverは、OS X Mountain Lionにサーバー機能を追加するソフトウェアです。バージョン2.2.1では、プロファイルマネージャやWiki Serverで使用されているRuby on Railsの深刻なセキュリティ脆弱性が修正されており、すぐにアップデートを行うことが強く推奨されます。
OS X Serverは、Mac App Storeで購入してOS X Mountain Lionに追加できます。価格は1,700円で、OS X Server v2.0以降からのアップデートは無料です。
Ruby on Rails 3.0.20とRuby on Rails 2.3.16が公開
February 06, 2013
Ruby on Rails 3.0.20とRuby on Rails 2.3.16が2013年1月に公開されています。
Ruby on Railsは、Rubyで記述されたオープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。Rails 3.0.20とRails 2.3.16では、認証を回避されたり、任意のコードが実行される恐れのある脆弱性、およびサービス運用妨害(DoS)につながる脆弱性が修正されています。
とても危険なセキュリティ脆弱性が修正されているため、Rails 3.0系統およびRails 2.3系統を使用している場合には、すぐにアップデートを行うように推奨されています。
Java SE 7 Update 13とJava SE 6 Update 39が公開
February 05, 2013
Java SE 7 Update 13とJava SE 6 Update 39が公開されています。
Java SE 7 Update 13とJava SE 6 Update 39では複数の脆弱性が修正されており、できる限り早くアップデートすることが強く推奨されています。
なお、Mac OS X Snow LeopardだけでなくOS X LionおよびOS X Mountain Lionにおいても、OSに内蔵されているマルウェア感染防止機能で使用する定義ファイルが更新されており、古いバージョンのJavaやJavaプラグインは使わずに最新版への更新が推奨される状況になっています。
[関連]APPLE-SA-2013-02-01-1 Java for Mac OS X v10.6 Update 12(FAMLog)