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Safari 16.4の提供が開始

April 03, 2023

セキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 16.4の提供が2023年3月下旬に開始されています。

複数の脆弱性が修正されたSafari 16.4はmacOS Big SurおよびmacOS Montereyで利用でき、同時に公開されたmacOS Ventura 13.3にもSafari 16.4が含まれています。

なお、macOS Catalina用のSafari 16は提供されていないため、macOS Big Sur以降にアップグレードすることが推奨される状況になっていると言えます。

[関連]macOS Ventura 13.3の提供が開始(FAMLog)、macOS Monterey 12.6.4およびmacOS Big Sur 11.7.5の提供が開始(FAMLog)

Tag: Security

macOS Monterey 12.6.4およびmacOS Big Sur 11.7.5の提供が開始

March 31, 2023

macOS Monterey 12.6.4およびmacOS Big Sur 11.7.5の提供が開始されています。

macOS Monterey 12.6.4およびmacOS Big Sur 11.7.5ではそれぞれ複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。

なお、Claris FileMaker ProおよびClaris FileMaker Serverはバージョン19.4.1以降で正式にmacOS Montereyに対応するようになっています。FileMaker Serverは、バージョン19.1.2以降であればmacOS Big Surと互換性があり、バージョン19.3.1以降でユニバーサルバイナリとしてAppleシリコン搭載Macに対応しています。

[関連]macOS Ventura 13.3の提供が開始(FAMLog)

Tag: Security

OpenSSL 3.1系列のサポート終了予定日

March 17, 2023

OpenSSL 3.1系列は2025年3月14日にサポートが終了する予定となっています。

現時点でのOpenSSLの最新安定バージョンは、今月公開されたバージョン3.1.0です。OpenSSLはバージョン3.0.0でライセンスが変更されており、OpenSSL 3.0.0以降ではApache License, Version 2.0に変更されています。

バージョン1.1.1系統は2023年9月11日にサポートが終了する予定となっているため、今後はバージョン3.0系統もしくはバージョン3.1系統へのアップグレードが推奨されます。なお、長期サポート版(LTS)であるOpenSSL 3.0系統は2026年9月7日までサポートされる予定となっています。

[関連]OpenSSL 1.1.1系列のサポート終了予定日(FAMLog)、OpenSSL 3.1.0が公開(FAMLog)

Tag: Security

FileMaker プラットフォームはClaris Studio データソースに接続不可

March 15, 2023

FileMaker プラットフォームはClaris Studio データソースに接続できない仕様になっています。

Claris プラットフォームの1つとして位置付けられているClaris Studioが今後日本国内で販売開始される予定となっていますが、Claris Studio データソースに接続するにはClaris プラットフォームが必要であり、Claris プラットフォームを利用するはClaris ID アカウントが必要になります。

なお、2023年3月15日時点ではClaris ProやClaris Studioは日本国内では正式に販売が開始されていない状況です。

[関連]Claris Goの提供が開始(FAMLog)、Claris プラットフォームではClaris IDが必要(FAMLog)

Tag: Claris

Claris プラットフォームではClaris IDが必要

March 13, 2023

Claris プラットフォームの各製品を使用するにはClaris IDが必要です。

2023年3月現在、Claris プラットフォームでサポートされている認証方式はClaris ID アカウントのみとなっていて、ファイルアカウントや外部 IdP アカウント、OAuth アカウント、外部サーバーアカウントは現在のところサポートされていない状況となっています。

なお、Claris プラットフォームが今後日本国内で正式に販売が開始される予定となっていますが、2023年3月13日時点ではClaris ProやClaris Studioは日本国内では正式に販売が開始されていない状況です。

[関連]Claris Goの提供が開始(FAMLog)、Claris プラットフォームではファイル形式が変更(FAMLog)

Tag: Claris

Claris ServerではカスタムWeb公開 with PHPは利用不可

March 10, 2023

Claris ServerではカスタムWeb公開 with PHPはサポートされていません。

FileMaker Server 19.5.2の提供が開始された際にカスタムWeb公開 with PHPが今後廃止予定であることがClaris ナレッジベースで案内されており、最新版のFileMaker ServerではすでにインストーラーにPHPが添付されなくなっている状況となっています。

一方、FileMaker Server 19.6.1ではLinuxでもカスタムWeb公開 with XMLがサポートされるようになっており、カスタムWeb公開 with XMLの扱いについては特に言及されていませんでした。

[関連]カスタムWeb公開 with PHPの利用が非推奨に(FAMLog)、Claris FileMaker Server 19.6.1の新機能:LinuxでもカスタムWeb公開 with XMLの利用が可能に(FAMLog)

Tag: Claris

Claris GoはFileMaker Serverに接続不可

March 08, 2023

Claris クライアントはClaris ホストとのみ動作する仕様となっているため、Claris GoはFileMaker Serverには接続できません。

Claris Proで作成されたファイルを開くことができるClaris GoはClaris Serverに接続できます。Claris Go 40.2.1を利用するにはiOS 15以降もしくはiPadOS 15以降が必要であり、使用するにあたってはClaris ID アカウントも必要になります。

なお、Claris プラットフォームが今後日本国内で正式に販売が開始される予定となっていますが、2023年3月8日時点ではClaris ProやClaris Studioは日本国内では正式に販売が開始されていない状況です。

[関連]Claris Goの提供が開始(FAMLog)、Claris プラットフォーム動作環境(Claris ナレッジベース)

Tag: Claris

Claris FileMaker Server 19.6.1の改善点:Admin Console上での証明書署名要求 (CSR)の作成

March 06, 2023

Claris FileMaker Server 19.6.1では、FileMaker Server Admin Console上で証明書署名要求 (CSR)とプライベートキーを作成する際に、既存のプライベートキーファイルを置き換えるかどうか選択できるようになっています。

Admin Consoleの[構成]>[SSL 証明書]タブにおいて[CSR を作成]ボタンを押すとCSRファイル(serverRequest.pem)とプライベートキーファイル(serverKey.pem)を作成するダイアログボックスが表示されます。

そのダイアログボックスにおいて必要な情報を入力した後に[作成]ボタンを押した際に、すでにCSRファイルとプライベートキーファイルが作成されていた場合、従来のバージョンでは「serverCustom.pem」ファイルと「serverKey.pem」ファイルを削除している状態でなければ作成処理を進めることができませんでした。バージョン19.6.1では、プライベートキーファイルを置き換えるかどうか確認されるようになっており、証明書の更新手続きを考慮した改善が図られています。

[関連]Claris FileMaker Server 19.3.1の新機能:Admin Console上での証明書署名要求 (CSR)の作成(FAMLog)

Tag: FileMaker

FAMLog News Archive:第99回 2023年春号

February 28, 2023

■Claris FileMaker 19.6.3の提供が開始(2023年2月)

Claris FileMaker 19.6.3の提供が2023年2月に開始されました。バージョン19.6.3では、Claris FileMaker Serverで共有されているデータベースに多数のアカウントが含まれていてネットワーク接続で遅延が発生している場合に初めてデータベースを開くのに時間がかかる問題が修正されています。

[関連]Claris FileMaker Pro 19.6.3の提供が開始(FAMLog)、Claris FileMaker Go 19.6.3の提供が開始(FAMLog)、Claris FileMaker Server 19.6.3の提供が開始(FAMLog)

■FMDataAPI Ver.29が公開(2022年12月)

Claris FileMaker Data APIをPHPで利用するためのクラスであるFMDataAPIのバージョン29が2022年12月に公開されました。FMDataAPIはMITライセンスで提供されるオープンソースソフトウェアであり、FMDataAPI Ver.29ではHTTP/2でFileMaker Server 19の最新版に接続できない場合がある互換性の問題が改善されています。

[関連]FMDataAPI Ver.29が公開(FAMLog)

Tag: News

Claris FileMaker Server 19.3のサポート終了予定月

February 27, 2023

Claris FileMaker Server 19.3は2023年7月にサポートが終了する予定となっています。

2023年2月27日現在、Claris FileMaker ProおよびClaris FileMaker Serverの最新バージョンはそれぞれバージョン19.6.3です。FileMaker 19.3は2023年7月にサポートが終了する予定となっているため、2023年8月以降においてサポートされるFileMaker製品はバージョン19.4以降となります。

なお、FileMaker製品のサポートポリシーは2019年末頃から変更されており、提供開始日から2年経過すると当該バージョンのサポートを終了するようになっています。

[関連]Claris の新しいサポートポリシー(Claris ナレッジベース)、Claris FileMaker Server 19.2のサポート終了予定月(FAMLog)

Tag: FileMaker

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