FAMLog


curl 7.88.1が公開

February 24, 2023

curl 7.88.1が公開されています。

curlは、さまざまな通信規格に対応しているデータ転送ソフトウェアであり、Claris FileMakerでも利用されています。バージョン7.88.0が2023年2月中旬に公開されていましたが、不具合の修正が行われているバージョン7.88.1にはセキュリティ修正は特に含まれていません。

なお、Claris FileMaker Pro 19.6.3において、[URL から挿入]スクリプトステップのcURL オプションで-Vもしくは--versionオプションを使用して取得できるlibcurlのバージョン情報は下記の通りです。

[出力例]
libcurl/7.83.0-DEV OpenSSL/3.0.7 zlib/1.2.11
Features: AsynchDNS IPv6 Largefile NTLM NTLM_WB SSL libz TLS-SRP UnixSockets HTTPS-proxy

[関連]curl 7.88.0が公開(FAMLog)

Tag: Apache

Safari 16.3の更新版が公開

February 22, 2023

セキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 16.3の更新版が2023年2月中旬に公開されています。

WebKitの脆弱性(CVE-2023-23529)が修正されたSafari 16.3の更新版はmacOS Big SurおよびmacOS Montereyで利用でき、同時に公開されたmacOS Ventura 13.2.1にもSafari 16.3の更新版が含まれています。

なお、Safari 16.3は2023年1月に公開されていましたが、今回公開されたSafari 16.3の更新版では、ビルド番号がmacOS Big SurのSafari 16.3では16614.4.6.11.6に、macOS MontereyのSafari 16.3では17614.4.6.11.6に変更されています。

[関連]Safari 16.3の提供が開始(FAMLog)、macOS Ventura 13.2.1の提供が開始(FAMLog)

Tag: Security

Claris FileMaker Server 19.6.1の新機能:設定支援インストールでデータベースフィルタリング設定を変更可能に

February 10, 2023

Claris FileMaker Server 19.6.1では、設定支援インストールを使用することでデータベースフィルタリング設定を変更できるようになっています。

[クライアントアプリケーションでのデータベースのフィルタ]オプションが初期状態で有効になったFileMaker Server 19.6.1では、「Assisted Install.txt」ファイルに[Filter Databases]オプションが新たに追加されており、インストール時に当該設定を変更できるようになっています。

インストール時に当該設定を無効にするには、作成したインストーラフォルダ内にある登録ファイル「Assisted Install.txt」ファイルを編集し、「Filter Databases=1」を「Filter Databases=0」に変更した上でインストール作業を行います。

[関連]Claris FileMaker Server 19.6.1の変更点:[クライアントアプリケーションでのデータベースのフィルタ] オプション(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Server 19.6.3の提供が開始

February 06, 2023

Claris FileMaker Server 19.6.3の提供が開始されています。

FileMaker Server 19.6.3では、FileMaker Serverで共有されているデータベースをClaris FileMaker Goで開くと時間がかかる問題や、Claris FileMaker Serverで共有されているデータベースに多数のアカウントが含まれていてネットワーク接続で遅延が発生している場合に初めてデータベースを開くのに時間がかかる問題等が修正されています。

なお、バージョン19.6のFileMaker Serverでは、Windows Server 2022 Standard EditionとWindows Server 2022 Datacenter Editionがサポートされていますが、Windows Server 2016 Standard Edition、Windows Server 2016 Datacenter EditionおよびUbuntu 18.04 LTSはサポート対象外になっています。

[関連]Claris FileMaker Server 19.6.1の提供が開始(FAMLog)、Claris FileMaker Server 19.6.2の提供が開始(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Go 19.6.3の提供が開始

February 03, 2023

Claris FileMaker Go 19.6.3の提供が開始されています。

FileMaker GoはiPadおよびiPhone向けに設計された単一のユニバーサルなアプリケーションで、App Storeからダウンロードできます。バージョン19.6.3では、Claris FileMaker Serverで共有されているデータベースを開くと時間がかかる問題が修正されています。

なお、FileMaker Go 19.6を使用するにはiOS 15以降またはiPadOS 15以降が必要であり、iOS 14およびiPadOS 14はサポート対象外となっています。

[関連]Claris FileMaker Pro 19.6.3の提供が開始(FAMLog)

Tag: FileMaker

Safari 16.3の提供が開始

January 31, 2023

セキュリティ脆弱性の修正を含んだSafari 16.3の提供が開始されています。

WebKitの脆弱性が修正されたSafari 16.3はmacOS Big SurおよびmacOS Montereyで利用でき、同時に公開されたmacOS Ventura 13.2にもSafari 16.3が含まれています。

なお、macOS Catalina用のSafari 16は提供されておらず、実質的にmacOS Big Sur以降にアップグレードすることが推奨される状況になっていると言えます。

[関連]macOS Ventura 13.2の提供が開始(FAMLog)、macOS Monterey 12.6.3およびmacOS Big Sur 11.7.3の提供が開始(FAMLog)

Tag: Security

macOS Monterey 12.6.3およびmacOS Big Sur 11.7.3の提供が開始

January 30, 2023

macOS Monterey 12.6.3およびmacOS Big Sur 11.7.3の提供が開始されています。

macOS Monterey 12.6.3およびmacOS Big Sur 11.7.3ではそれぞれ複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。

なお、Claris FileMaker ProおよびClaris FileMaker Serverはバージョン19.4.1以降で正式にmacOS Montereyに対応するようになっています。FileMaker Serverは、バージョン19.1.2以降であればmacOS Big Surと互換性があり、バージョン19.3.1以降でユニバーサルバイナリとしてAppleシリコン搭載Macに対応しています。

[関連]macOS Ventura 13.2の提供が開始(FAMLog)

Tag: Security

macOS Ventura 13.2の提供が開始

January 27, 2023

macOS Ventura 13.2の提供が開始されています。

macOS Ventura 13.2には多数のセキュリティに関わる修正が含まれています。macOS Venturaに対応しているMacは、iMac(2017以降)、iMac Pro(2017)、MacBook Air(2018以降)、MacBook Pro(2017以降)、Mac Pro(2019以降)、Mac Studio(2022)、Mac mini(2018以降)およびMacBook(2017)です。

なお、Claris FileMaker ProおよびClaris FileMaker Serverはバージョン19.6.1以降でmacOS Venturaでのインストールが正式にサポートされるようになっています。

[関連]Claris FileMaker Pro 19.6.1の提供が開始(FAMLog)、Claris FileMaker Server 19.6.1の提供が開始(FAMLog)

Tag: Security

Claris FileMaker Server 19.6.1の新機能:Admin APIでPKI認証をサポート

January 23, 2023

Claris FileMaker Server 19.6.1では、FileMaker Admin APIで新たにPKI(パブリックキーインフラストラクチャ)での認証がサポートされるようになっています。

バージョン19.6では、FileMaker Serverフォルダの直下にあるToolsフォルダ内にあるAdminAPI_PKIAuthフォルダ内に、プライベートキー、パブリックキーおよびWebトークンの作成に使用できるPythonスクリプトファイルやREADME.txtファイルがインストールされるようになっています。

FileMaker Server Admin Consoleの[管理]ページにある[管理者]タブにおいてFileMaker Admin API用のパブリックキーを追加、編集および削除できますが、PKI認証の使用方法については上述のREADME.txtファイルやClaris FileMaker Server Admin API Reference等を参照する必要があります。

[関連]Claris FileMaker Server 19.6.1の提供が開始(FAMLog)

Tag: FileMaker

Claris FileMaker Server 19.6.1の新機能:LinuxでもカスタムWeb公開 with XMLの利用が可能に

January 20, 2023

Claris FileMaker Server 19.6.1では、FileMaker Server for LinuxでカスタムWeb公開 with XMLがサポートされるようになっています。

バージョン17以降ではFileMaker Server Admin ConsoleにおけるカスタムWeb公開に関する設定項目がなくなっており、バージョン19.6.1でもその点については特に変わりないため、カスタムWeb公開 with XMLを使用するにはfmsadminコマンドを使用して設定を変更する必要があります。

なお、FileMaker Server 19.5.2の提供が開始された際にカスタムWeb公開 with PHPが今後廃止予定であることがClaris ナレッジベースで案内されていましたが、カスタムWeb公開 with XMLについては特に言及されていませんでした。

[関連]Claris FileMaker Server 19.6.1の提供が開始(FAMLog)、カスタムWeb公開 with PHPの利用が非推奨に(FAMLog)

Tag: FileMaker

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