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Mac OS Xにおいてコマンドラインでパッケージをインストールする

December 29, 2008

Mac OS XおよびMac OS X Serverでコマンドラインを使用してパッケージをインストールするには、installerコマンドを使用します。

installerコマンドでは、-pkgもしくは-packageオプションでインストールパッケージ名を、-targetもしくは-tgtオプションで対象ボリュームを指定します。

[実行例]
$ sudo installer -pkg DeveloperTools.mpkg -target /
$ sudo installer -pkg QuickTime755_Leopard.pkg -target "/Volumes/Macintosh HD"

installerコマンドの詳細はmanページに記載されていて、下記のコマンドで参照できます。

$ man installer

Tag: Mac

Windows版FileMaker Server 9とJava 6 Update 10は非互換

December 19, 2008

Windows版FileMaker Server 9はJava 6 Update 10と非互換であり、2008年12月現在下記のような問題があります。

・FileMaker Server 9をインストールする前にJava 6 Update 10がインストールされていると展開アシスタントが起動しない

・Java 6 Update 10がインストールされている環境でFileMaker Server Admin Consoleを正常に利用できない

一時的な次善策として、Java 6 Update 10ではなくJava 6 Update 7を利用すると回避できる旨がFileMaker Knowledge Baseで案内されています。

[関連]FileMaker Server 9 and Java 6 Update 10 on Windows(FileMaker Knowledge Base)

Tag: FileMaker

FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版:第2章の変更点

November 20, 2008

書籍「FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版」は、2005年11月に発行された「FileMaker Server カスタムWebテクニック」に大幅に加筆修正を加え、構成を変更した改訂版です。

第2章の「FileMaker Server 9のセットアップ」では、前著の付録で解説していたFileMaker Server 7 Advancedのセットアップ手順を、FileMaker Server 9に基づいた内容に一新しました。バージョン8.0v4以前とバージョン9では、インストール手順や管理ツールが異なっているため、バージョン9を利用する前提の内容となっています。

さらに、数多くのスクリーンショットとファイアウォールの設定に関する記述を新たに追加し、Mac版についてはMac OS X LeopardおよびMac OS X Server Leopardに基づいた内容に更新しました。

Tag: Book

FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版:目次

October 27, 2008

FileMaker Server カスタムWebテクニック改訂版」目次

第1章 イントロダクション
・1.1 FileMakerの特長
・1.2 FileMakerによるWeb公開の手法とその種類
・1.3 FileMakerの製品構成
・1.4 FileMakerのWeb公開機能の歴史
・1.5 バージョン6以前のカスタムWeb公開との違い
・1.6 バージョン7以降におけるカスタムWeb公開の新機能と改善点
・1.7 カスタムWeb公開技術の概要
・1.8 カスタムWeb公開に使用するソフトウェア
・1.9 カスタムWeb公開の仕組み

第2章 FileMaker Server 9のセットアップ
・2.1 FileMaker Serverをインストールする前の確認事項
・2.2 FileMaker Serverのインストール
・2.3 データベース公開のための設定

第3章 データの取得と処理
・3.1 Web公開エンジンの情報の取得
・3.2 データベース情報の取得
・3.3 データベース処理の実行
・3.4 オブジェクトフィールドのデータの表示
・3.5 クライアント情報の取得

第4章 出力結果の調整
・4.1 出力方法の指定と調整
・4.2 文字列の加工と操作
・4.3 数値演算
・4.4 条件分岐
・4.5 日付と時刻の処理
・4.6 エラー処理

第5章 Web公開エンジンが備える機能の活用
・5.1 メールの送信
・5.2 Cookieの利用
・5.3 セッション拡張関数
・5.4 ヘッダー関数の活用
・5.5 ログの利用
・5.6 その他の機能

第6章 セキュリティ
・6.1 FileMaker Server 9のセキュリティ機能
・6.2 Webアプリケーション開発における注意点

第7章 XSLT機能の拡張
・7.1 Javaによる機能拡張
・7.2 スクリプト言語による機能拡張

付録
・付録A FileMakerデータベースのエラーコード番号
・付録B FileMaker XSLT拡張関数のエラーコード番号

(2008/11/21追記:「1.2 FileMakerによるWeb公開」を「1.2 FileMakerによるWeb公開の手法とその種類」に修正しました。)

Tag: Book

FileMaker 9.0 SSL 証明書アップデータ

October 23, 2008

ファイルメーカー社が「FileMaker 9.0 SSL 証明書アップデータ」を配布しています。

FileMaker ProおよびFileMaker Pro Advanced(バージョン7、8、8.5、9)を2008年9月23日以降にインストールもしくはアップデートを実行すると、SSLによる暗号化通信を使用するように設定されているFileMaker Serverに接続できない問題が発生します。FileMaker Pro 9およびFileMaker Pro 9 Advancedの場合には、今回公開されたFileMaker 9.0 SSL 証明書アップデータを使用することで上記の問題が解決されます。

同時に、Mac版のFileMaker Server 9およびFileMaker Server 9 Advanced向けの「FileMaker Server 9.0 SSL 証明書アップデータ」も公開されています。

[関連]FileMaker Pro を 2008年9月23日以降にインストールすると、不正なSSL証明書ファイルが生成される(ファイルメーカーテクニカルサポートインフォメーション)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 9のライセンスを更新する

September 30, 2008

FileMaker Server 9の評価版からアップグレードする場合や、FileMaker Server 9からFileMaker Server 9 Advancedにアップグレードする場合には、FileMaker Serverのライセンスキーを更新する必要があります。

FileMaker Server 9のライセンスを更新するには、FileMaker Server Admin Consoleを使用します。Admin Consoleを起動し、[ヘルプ]メニューの[FileMaker Server ライセンスの更新]を選んで表示されるダイアログボックスにおいて、ユーザー名やライセンスキーなどの必要な情報を入力して、[更新]ボタンを押します。

「ODBC/JDBC クライアント接続」および「IWP 接続」の値が「許可」になっていれば、FileMaker Server Advancedのライセンスに更新されたことが確認できます。なお、FileMaker Server 9からFileMaker Server 9 Advancedにアップグレードする場合には、必要なファイルはすでにインストールされているため、アップグレードのために追加インストールを行う必要はありません。

Tag: FileMaker

APPLE-SA-2008-09-16 Apple Remote Desktop 3.2.2

September 18, 2008

Apple Remote Desktop 3.2.2 Client」および「Apple Remote Desktop 3.2.2 Admin」が公開されています。

Apple Remote Desktop 3.2.2では、1件の脆弱性が修正されており、Security Update 2008-005がインストールされていない場合にローカルユーザーに権限昇格を許す脆弱性が修正されています。

対象となるOSは、Mac OS X v10.3.9以降およびMac OS X Server v10.3.9以降です。

Tag: Security

FileMaker Server 9のバージョン確認方法

August 22, 2008

FileMaker Server 9のバージョン情報は、FileMaker Server Admin Console 開始ページにある「現在のインストールバージョン」の値で確認できます。

現時点では、FileMaker Server 9の最新版はバージョン9v3(9.0.3.326)です。バージョンが9v1(9.0.1.132および9.0.1.140)や9v2(9.0.2.151)である場合には、バージョン9v3(9.0.3.325および9.0.3.326)に更新することが推奨されます。

最新アップデータの有無についてはFileMaker Server Admin Console 開始ページで確認することもできますが、正常に確認できない場合もあるので、ファイルメーカー株式会社のWebサイトで配布されているアップデータの最新バージョンも確認するようにしましょう。

Tag: FileMaker

FMTouch

August 06, 2008

FMWebschoolが、iPhoneおよびiPod touchでFileMaker Proデータベースのデータを扱えるアプリケーション「FMTouch」を発表しています。

FMTouchは、App Storeで購入が可能で、価格は11,500円です。iPhone 2.0 ソフトウェアアップデートを適用したiPhoneとiPod touchで動作します。

FileMaker ProデータベースのデータをiPhoneやiPod touchに入れて、インターネットに接続していなくてもデータの閲覧や編集が可能です。デスクトップで作成したFileMaker ProデータベースのレイアウトはiPhoneに最適化された形で調整・表示され、iPhoneとデスクトップ間でデータベースの同期を行うことができます。

事前の初期設定でFileMaker Pro 8 AdvancedまたはFileMaker Pro 9 Advancedでデータベースデザインレポートのファイルを作成しておく必要があります。また、同期のためにはFileMaker Pro 8またはFileMaker Pro 9が必要で、別途FMTouch Syncプラグインをインストールしておく必要があります。

[関連]FileMakerデータベースがiPhoneで利用可能に(ITmedia News)

(2008/8/15追記:当初の価格は11,500円でしたが、2008年8月11日時点では価格は8,000円になっています。)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 9 Advancedでサポートされているクライアント

June 30, 2008

FileMaker Server 9およびFileMaker Server 9 Advancedでサポートされているクライアントには、以下のものがあります。

・FileMaker Pro 7、8、8.5および9
・FileMaker Server Web公開エンジンを使用してデータにアクセスするWebユーザー
・FileMaker ODBC/JDBCクライアントドライバを使用するプログラム(FileMaker Server Advancedのライセンスが必要)

なお、FileMaker Server 9からFileMaker Server 9 Advancedにアップグレードするには、FileMaker Server 9 Advancedのライセンスキーが必要ですが、ソフトウェアを再インストールする必要はありません。

Tag: FileMaker

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