FAMLog


FileMaker Pro 8の新機能:バージョン8で追加された関数一覧

March 20, 2006

FileMaker 8では、新しい関数が追加され、ファイルの場所と名前を計算するパス関数や、取得、論理、テキストおよび書式設定の関数などが新設されています。

バージョン8で追加された関数一覧は下記の通りです。

・Get ( デスクトップパス )
・Get ( ドキュメントパス )
・Get ( FileMakerパス )
・Get ( 環境設定パス )
・Get ( システムドライブ )

・Get ( ホストIPアドレス )
・Get ( 開いているレコード数 )
・Get ( レコードのオープン状態 )
・Get ( カスタムメニューセット名 )
・Get ( 検索条件除外状態 )
・Get ( スクリプトの結果 )
・Get ( システム書式使用状態 )
・Get ( テキスト定規表示 )
・Get ( ツールバーの表示状態 )
・Get ( ウインドウのズームレベル )
・GetAsBoolean
・GetNthRecord
・GetValue

・TextColorRemove
・TextFontRemove
・TextFormatRemove
・TextSizeRemove

(2020/01/18追記:リンク先のページがなくなっていたので、関連リンクを削除しました。)

(2022/04/19追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 関数・スクリプトサンプル活用辞典 Ver8対応

February 28, 2006

FileMaker Pro 8の関数とスクリプトの実例サンプルを満載した書籍「FileMaker Pro 関数・スクリプトサンプル活用辞典 Ver8対応」がソーテック社から発売されています。

この書籍は「FileMaker Pro 関数・スクリプトサンプル活用辞典 Ver7対応」のバージョン8対応版です。関数とスクリプトを組み合わせた数々のテクニックが紹介されていて、リファレンス代わりにも使えます。また、購入者向けにサンプルファイルのダウンロードサービスも用意されています。

定価:2,604円(税込)
サイズ:A5
ページ数: 464
著者:野澤 直樹・胡 正則
出版社:ソーテック社
ISBN:4-88166-510-3[Amazon.co.jpで購入...

(2007/01/08追記:リンク先のURLを変更しました。)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 8の新機能:スクリプト結果の指定と取得

February 22, 2006

FileMaker Pro 8およびFileMaker Pro 8 Advancedでは、新たにスクリプトの結果を指定したり、その結果を取得することができるようになっています。

[現在のスクリプト終了]スクリプトステップでオプションとしてスクリプトの結果を計算式で指定できるようになり、その結果を取得するための「Get ( スクリプトの結果 ) 関数」がバージョン8で新たに追加されています。

上記のスクリプトステップと[スクリプト実行]スクリプトステップを活用すると、スクリプト内で実行されるサブスクリプトの結果を取得することができ、スクリプトの応用範囲をさらに広げることができます。

(2007/01/07追記:リンク先のURLを変更しました。)

(2022/04/19追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 8の新機能:スクリプト変数

December 27, 2005

FileMaker Pro 8では、新たにスプリプトや計算式でグローバル変数やローカル変数を使用できるようになりました

バージョン8で新たに追加された[変数を設定]スクリプトステップや、Let関数(Let関数はバージョン7から利用可)を使用すれば、ローカル変数またはグローバル変数に指定した値を格納することができます。ローカル変数の名前には接頭語として「$」を、グローバル変数の名前には接頭語として「$$」を使用します。

[変数を設定]スクリプトステップはWeb互換です。ローカル変数の値はスクリプト終了時に消去され、グローバル変数の値はファイルが閉じられるときに消去されます。

(2005/12/28追記:バージョン7から使えるLet関数が、バージョン8で追加された関数であると誤解されないように一部記述を修正しました。)

(2007/01/07追記:リンク先のURLを変更しました。)

(2008/10/09追記:当初リンクしていたページがなくなっていたので、リンク先のURLを再度変更しました。)

Tag: FileMaker

FileMaker Server カスタムWebテクニック:正誤表

November 24, 2005

FileMaker Server カスタムWebテクニック」正誤表

・書籍の帯
(誤)FileMaker Advanced
(正)FileMaker Server Advanced

・31ページ
(誤)Appendix(92ページ〜)
(正)付録(192ページ〜)

67ページ
(誤)検索処理に用いられるクエリー引数
(正)スクリプトの実行に用いられるクエリー引数

(誤)[表2-2]検索用クエリー引数
(正)[表2-2]スクリプト実行用クエリー引数

・76ページ
(誤)XSLTを使用したカスタムWeb公開において、スクリプトでグローバルフィールドを使用する場合には、XSLTデータベースセッションのオプション設定を有効にする必要があります。
(正)XSLTを使用したカスタムWeb公開において、グローバルフィールドの値をリクエスト間で保持しながら、スクリプトでグローバルフィールドを使用する場合には、XSLTデータベースセッションのオプション設定を有効にした上でセッション拡張関数を利用する必要があります。

・78ページ
(誤)name属性が指定したテーブル名であるrelatedsetエレメントノード
(正)table属性が指定したテーブル名であるrelatedsetエレメントノード

・119ページ
(誤)「11:57:46」という形式の日付を取得
(正)「11:57:46」という形式の時刻を取得

・137ページ
(誤)セッションには複数のオブジェクトを保存することができて、セッションのオブジェクトには、文字列、数字、論理値、またはノードセットを保存できます。
(正)セッションには複数のオブジェクトを保存することができ、各オブジェクトには任意の文字列を保存できます。
[関連]fmxslt:set_session_object関数の引数(FAMLog)

・140ページ
(誤)データベースセッションはXSLTを使用したカスタムWeb公開でのみ利用できます。
(正)データベースセッションオプションは、XSLTを使用したカスタムWeb公開のみにおいて、有効もしくは無効にすることを選択できます。

・168ページ
(誤)なお、Web経由でグローバルフィールドを使用するためには、セッション拡張関数を利用する必要があります。
(正)なお、Web経由でグローバルフィールドの値をリクエスト間で保持するためには、XSLTデータベースセッションのオプション設定を有効にした上でセッション拡張関数を利用する必要があります。

・177ページ
(誤)system-property('vendor-url')
(正)system-property('xsl:vendor-url')

・185ページ、187ページ
(誤)C:¥Program Files¥FileMaker Server 7¥Web Publishing¥publishing-engine¥cwpe¥WEB-INF¥lib
(正)C:¥Program Files¥FileMaker¥FileMaker Server 7¥Web Publishing¥publishing-engine¥cwpe¥WEB-INF¥lib

[最終更新日:2008/10/07]

(2006/03/14追記:データベースセッションオプションとグローバルフィールドに関する記述についての修正分を追加しました。)

(2006/12/07追記:リンク先のURLを変更しました。)

(2007/02/24追記:137ページのfmxslt:set_session_object関数に関する記述についての修正分を追加しました。)

(2008/09/09追記:78ページのrelatedsetエレメントノードに関する記述についての修正分を追加しました。)

(2008/09/23追記:119ページ、177ページ、185ページおよび187ページの修正分を追加しました。)

(2008/10/07追記:67ページのスクリプト実行用クエリー引数に関する記述についての修正分を追加しました。)

Tag: Book

FileMaker Server カスタムWebテクニック:目次

November 23, 2005

FileMaker Server カスタムWebテクニック」目次

第1章 イントロダクション
・1.1 FileMakerの特色
・1.2 FileMaker 7の製品ライン
・1.3 FileMakerのWeb公開機能の歴史
・1.4 カスタムWeb公開機能の主な変更点
・1.5 FileMaker Server 7 Advancedの新機能
・1.6 FileMaker Server 7 AdvancedのWeb公開機能
・1.7 Web公開に使用するソフトウェア
・1.8 FileMaker Server 7 AdvancedのWeb公開の仕組み

第2章 データの取得と処理
・2.1 Web公開エンジンの情報の取得
・2.2 データベース情報の取得
・2.3 データベース処理の実行
・2.4 オブジェクトデータの表示
・2.5 クライアント情報の取得

第3章 出力結果の調整
・3.1 出力方法の指定と調整
・3.2 文字列の加工と操作
・3.3 数値演算
・3.4 条件分岐
・3.5 日付と時刻の処理
・3.6 エラー処理

第4章 Web公開エンジンが備える機能の活用
・4.1 メールの送信
・4.2 Cookieの利用
・4.3 セッション拡張関数
・4.4 ヘッダー関数の活用
・4.5 ログの利用
・4.6 その他のテクニック

第5章 セキュリティ
・5.1 FileMaker Server 7 Advancedのセキュリティ機能
・5.2 Webアプリケーション開発における注意点

第6章 XSLT機能の拡張
・6.1 Javaによる機能拡張
・6.2 JavaScriptによる機能拡張

付録A FileMaker Server 7 Advancedをインストールする前の準備
・A.1 FileMaker Server Advancedの製品概要
・A.2 インストール前の確認事項

付録B FileMaker Server Advancedのインストールと設定
・B.1 FileMaker Serverのインストール
・B.2 FileMaker Serverのライセンスキーを確認
・B.3 FileMaker Serverのバージョンを確認
・B.4 FileMaker Serverのアップデート
・B.5 FileMaker Serverの設定を変更
・B.6 Web公開エンジンおよび管理コンソールのインストール
・B.7 FileMaker Server ID(識別子)とパスコードの設定
・B.8 Web公開エンジンの設定

付録C データベース公開のための設定
・C.1 拡張アクセス権の設定
・C.2 ファイルを所定のフォルダに配置
・C.3 FileMaker Server Adminでファイルを開く

(2006/12/07追記:リンク先のURLを変更しました。)

Tag: Book

FileMaker Server カスタムWebテクニック

November 18, 2005

株式会社ビー・エヌ・エヌ新社からFileMaker Server AdvancedのXSLTを使用したカスタムWeb公開機能について解説した初の書籍「FileMaker Server カスタムWebテクニック」が2005年11月21日に発売されます。

本書は、FileMaker Server 7 AdvancedによるXSLTを使用したカスタムWeb公開について解説した書籍で、カスタムWeb公開用のXSLTスタイルシート開発において知っておくべき基本的情報や役立つTipsを、シンプルなサンプルをまじえて解説しています。

FileMakerのデータベースからどのようにデータを取得して処理させるのか、Webページの出力結果をどのように調整するのか、などといった基本的事項を中心に説明しています。さらに、FileMaker XSLT拡張関数の使用法やセキュリティ上最低限注意すべき点、マニュアルには記載されていないXSLTの機能を拡張する方法についても解説し、FileMaker Server AdvancedでカスタムWebサイトを開発する方にとって必携の1冊となっています。

定価:3,990円(税込)
サイズ:B5変型
ページ数: 264
著者:松尾 篤(まつお あつし)
出版社:ビー・エヌ・エヌ新社
ISBN:4-86100-289-3[Amazon.co.jpで購入...
書籍の詳細:書籍「FileMaker Server カスタムWebテクニック」のご案内

[関連ページ]
目次
立ち読み
サンプルファイル
正誤表(2008/10/7更新)
・補足情報(2章6章
関連リンク

(2006/12/07追記:リンク先のURLを一部変更しました。)

(2010/06/02追記:関連ページを本ページに追加しました。)

Tag: Book

FileMaker Pro 8の英語版製品ドキュメント (3)

October 24, 2005

FileMaker Pro 8とFileMaker Pro 8 Advancedに関する新しい製品ドキュメントのPDFファイルが、FileMaker, Inc.のWebサイトから入手できるようになっています。

新たに追加されていた製品ドキュメントは次の通りで、関数およびスクリプトステップのリファレンス、およびチュートリアルのPDFファイルがダウンロードできるようになっています。また、チュートリアルで説明に使用されるデータベースファイルも同ページから配布されています。

FileMaker Pro Tutorial(PDF)
FileMaker 8 Functions Reference(PDF)
FileMaker 8 Script Steps Reference(PDF)

[関連]FileMaker Pro 8の英語版製品ドキュメント (1)FileMaker Pro 8の英語版製品ドキュメント (2)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 8はFileMaker Pro 7のファイルフォーマットを踏襲

October 07, 2005

FileMaker Pro 8のデータファイルフォーマットは、バージョン7のファイルフォーマットを踏襲しています。同じファイルフォーマットであるため、FileMaker Pro 8はFileMaker 7のデータベースファイルを変換することなくそのまま開くことが可能です。

ただし、FileMaker Pro 8では新しい関数や機能が数多く追加されているため、FileMaker Pro 8の新機能を利用して作成されたデータベースファイルをFileMaker Pro 7(もしくはFileMaker Developer 7)で開いた場合には、該当部分が正常に動作しないことが推測されます。

FileMaker Pro 8で開いたり、作成したデータベースファイルを、FileMaker Pro 7を使ってレイアウトやデータベース定義に関連する部分を変更しないことが推奨されるでしょう。

Tag: FileMaker

Mac版GN-Byte

September 28, 2005

株式会社ジーネクストが、FileMaker 7以降で利用できなくなったバイト関数群を外部関数として利用することを可能にするFileMakerプラグイン「GN-Byte」のMac版を2005年9月26日から無償で配布しています。

GN-Byteは、FileMaker 7以降で利用できなくなったLeftb、Rightb、Lengthb、Middleb、PositionbおよびReplacebの各関数を、外部関数として利用できるようにするプラグインです。

今回新たにMac版が提供されるようになりましたが、同時にWindows版もFileMaker 7ネイティブ版に対応したものが配布されています。

Tag: FileMaker

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