FAMLog
FileMaker Server 12の動作環境として今後推奨されないOSの一覧
March 12, 2013
ファイルメーカー社が、2013年2月にFileMaker Server 12の動作環境として今後推奨されないOS(オペレーティングシステム)の一覧をFileMaker ナレッジベースで案内しています。
FileMaker Server 12の動作環境として今後推奨されないオペレーティングシステムの一覧は下記の通りです。
・Mac OS X 10.6 (Snow Leopard)
・Windows Server 2008 Standard Edition SP2
・Windows Server 2003
・Windows 7(32ビットのみ。64ビットは引き続きサポートされます)
さらに、今後推奨されない技術・機能一覧も下記の通り挙げられています。
・32ビットのプラグイン(64ビットのプラグインは引き続きサポートされます)
・2台のマシンでのFileMaker Web公開の展開(詳細については『FileMaker Server 12 入門ガイド』の25ページ「2台のコンピュータ代替(Two-machine alternative)」を参照。)
・3台のマシンでのFileMaker Web公開の展開(『FileMaker Server 12 入門ガイド』の25ページを参照。)
上記の内容から、今後のFileMaker Serverでは32ビットは非推奨となり、64ビットのみをサポートするようになることが推測されます。また、現在FileMaker Serverのバージョン10を利用している場合には、バージョンアップを検討すべき時期に入ったと言えるでしょう。
[関連]FileMaker 12 - Deprecated Features and Operating Systems(FileMaker Knowledge Base)、FileMaker Server 11 および FileMaker Server 11 Advanced の動作環境(FileMaker ナレッジベース)
APPLE-SA-2013-03-04-1 Java for OS X 2013-002 and Mac OS X v10.6 Update 14
March 05, 2013
「Java for OS X 2013-002」と「Java for Mac OS X 10.6 Update 14」が公開されています。
各アップデートにはセキュリティ上の修正が含まれており、既に悪用が確認されている脆弱性が修正されています。臨時に公開された今回のアップデートにより、Java SE 6がバージョン1.6.0_43にアップデートされます。
なお、Mac OS Xに内蔵されているマルウェア感染防止機能で使用する定義ファイルが更新されると、古いバージョンのJavaを使用できない制限がかかるようになります。Mac OS X Snow Leopardの場合には、FileMaker Server Admin Consoleを使用する際にJava for Mac OS X 10.6 Update 14を適用する必要があります。
[関連]Java SE 6のサポート終了予定日(FAMLog)、APPLE-SA-2013-03-06-1 OS X: Java Web plug-in blocked(Apple)
(2013/03/15追記:関連記事へのリンクを追加しました。)
Java SE 7 Update 13とJava SE 6 Update 39が公開
February 05, 2013
Java SE 7 Update 13とJava SE 6 Update 39が公開されています。
Java SE 7 Update 13とJava SE 6 Update 39では複数の脆弱性が修正されており、できる限り早くアップデートすることが強く推奨されています。
なお、Mac OS X Snow LeopardだけでなくOS X LionおよびOS X Mountain Lionにおいても、OSに内蔵されているマルウェア感染防止機能で使用する定義ファイルが更新されており、古いバージョンのJavaやJavaプラグインは使わずに最新版への更新が推奨される状況になっています。
[関連]APPLE-SA-2013-02-01-1 Java for Mac OS X v10.6 Update 12(FAMLog)
APPLE-SA-2013-02-01-1 Java for Mac OS X v10.6 Update 12
February 04, 2013
「Java for Mac OS X 10.6 Update 12」が公開されています。
Java for Mac OS X 10.6 Update 12にはセキュリティ上の修正が含まれています。今回のアップデートにより、Mac OS X Snow LeopardにおいてJava SE 6がバージョン1.6.0_39に更新されます。
なお、2013年2月1日頃から、Mac OS Xに内蔵されているマルウェア感染防止機能で使用する定義ファイルが更新されると、古いバージョンのJavaを使用できない制限がかかるようになり、Mac OS X Snow LeopardでFileMaker Server Admin Consoleを起動できなくなる問題が発生していました。この問題は、Java for Mac OS X 10.6 Update 12を適用することで解消されます(2013年2月4日現在)。
Sequel Pro 1.0が公開
January 31, 2013
OS Xで動作するMySQL管理ツールである「Sequel Pro 1.0」が公開されています。
Sequel Proは、MySQLデータベースを管理できるMac用アプリケーションです。バージョン1.0では、ライセンスが従来のGPLv2からMITライセンスに変更されています。アプリケーションアイコンが刷新されており、日本語やスウェーデン語、およびフランス語に対応した他、Retinaディスプレイ向けのアイコンが追加されています。
Sequel Pro 1.0はMac OS X Leopard以降で動作し、バージョン1.1ではMac OS X Snow Leopard以降の対応となる予定となっています。
APPLE-SA-2012-11-01-2 Safari 6.0.2
November 06, 2012
アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだ「Safari 6.0.2」が配布されています。
Safari 6.0.2は、OS X Mountain Lion v10.8.2、OS X Lion v10.7.5およびOS X Lion Server v10.7.5に対応しており、2点の脆弱性が修正されています。
Mac OS X Snow LeopardおよびWindows用のSafariについてはバージョン6の登場以降更新版が公開されていないため、これらのOSではSafariの使用を停止して他のWebブラウザーに移行することが推奨される状況になっています。
APPLE-SA-2012-09-19-3 Safari 6.0.1
September 25, 2012
アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだ「Safari 6.0.1」が配布されています。
Safari 6.0.1では多数の脆弱性が修正されています。Safari 6.0.1は、OS X Mountain Lion v10.8.2に同梱されている他、OS X Lion v10.7.5およびOS X Lion Server v10.7.5でも利用可能です。
なお、Mac OS X Snow LeopardおよびWindows用のSafariについては、バージョン6の登場以降更新版が公開されておらず、脆弱性が修正されていない状態となっています。
[関連]APPLE-SA-2012-07-25-1 Safari 6.0(FAMLog)
PHP 5.3.17とPHP 5.4.7が公開
September 21, 2012
「PHP 5.3.17」と「PHP 5.4.7」が公開されています。
PHP 5.3.17とPHP 5.4.7では不具合の修正が行われており、今回のリリースでは特にセキュリティ上の修正は含まれていません。
なお、Windows版のFileMaker Server 12はPHP 5.3.8が、OS X版のFileMaker Server 12はPHP 5.3.6が必要と明記されています。FileMaker Server 12.0v2では、Mac OS X Snow Leopardの場合はPHP 5.3.8、OS X Lionの場合はPHP 5.3.10、OS X Mountain Lionの場合はPHP 5.3.13がインストールされ、PHP 5.2系統はサポートされていません。
APPLE-SA-2012-09-17-1 Apple Remote Desktop 3.5.3
September 18, 2012
「Apple Remote Desktop 3.5.3 Admin」が公開されています。
Apple Remote Desktop 3.5.3 Adminでは、1件の脆弱性が修正されています。バージョン3.5.2で[すべてのネットワークデータを暗号化]を設定している状態でサードパーティ製のVNCサーバーに接続すると、実際には通信の暗号化が行われていない脆弱性が修正され、SSHトンネリングを利用するように改善されています。
上記の脆弱性はOS X Lion以降で利用できるApple Remote Desktop Admin 3.6.1ではすでに修正されていたものであり、約1ヶ月遅れでMac OS X Snow Leopard向けの修正が公開されたことになります。
[関連]APPLE-SA-2012-08-20-1 Apple Remote Desktop 3.6.1(FAMLog)
APPLE-SA-2012-07-25-1 Safari 6.0
July 30, 2012
アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだ「Safari 6.0」が配布されています。
Safari 6では多数の脆弱性が修正されています。Safari 6はOS X Mountain Lionに同梱されている他、OS X Lion v10.7.4およびOS X Lion Server v10.7.4でも利用可能です。
Mac OS X Snow LeopardおよびWindows用のSafari 6は現時点で用意されておらず、さらにAppleのWebサイトからWindows版のSafariをダウンロードできなくなっています。