FAMLog
Mac OS X Update 10.4.6
April 06, 2006
Appleから「Mac OS X 10.4.6」アップデート(PowerPCベースMac用、IntelベースMac用)および「Mac OS X Server 10.4.6」アップデートがリリースされています。
Mac OS X v10.4.6の主な改良点は下記の通りです。
・各種のネットワーク環境におけるログインと認証
・AFPファイル共有でのファイルアクセスとバイトレンジロック機能
・プロキシサーバーの自動構成ファイル使用時のネットワークアクセス
・IPSecを使用したCisco VPNサーバーとの接続
・Bluetoothのワイヤレス機器の使用
・iWork '06やMicrosoft Officeの書類のSpotlight検索
・ネットワークホームディレクトリ使用時のWord書類の自動保存
・iPhoto 6用のAutomatorワークフローの作成
・.Macや携帯電話とのアドレスデータ、カレンダーの同期処理
・iDiskボリュームのマウント、マウント解除の処理
・他社製アプリケーションやデバイスとの互換性
・以前に、単体で実施されたセキュリティアップデートデート
なお、Mac OS X v10.4.6へのシステムソフトウェアアップデートを行うと、PowerPCベースのMacの場合は、インストール後の再起動が1度ではなく2度行われます。
FileMaker 8 インスタントWeb公開の新機能と改善点 (5)
April 03, 2006
FileMaker 8のインスタントWeb公開機能では認証方式が変更され、Basic認証(基本認証)からフォームベースの認証方式に変更されました。
Web経由でデータベースに接続するために認証が要求される場合には、ログイン情報を入力するためのフォームが用意されたページが表示されるようになり、アカウント名にISO 8859-1(Latin-1)文字セット以外の文字も使用できるようになっています。
従来のバージョン7ではBasic認証を利用していたことで、Webブラウザーがアカウント名とパスワードを記憶していたため、インスタントWeb公開において[ログアウト]スクリプトステップが意図した通りに機能しない場合がありました。フォームベース認証に変更されたことでその点も解消され、より望ましい形で[ログアウト]スクリプトステップが機能するようになったと言えます。
カスタムデータベースホームページに関するTips
March 31, 2006
FileMaker 8のインスタントWeb公開において、データベースホームページを独自のページに置き換えている場合に、ステータスエリアが表示されたままカスタムデータベースホームページが表示されてしまうことがあります。
上記の現象は、ユーザーがスクリプトによってログアウトしたり、セッションがタイムアウトした場合に発生しますが、これを防ぐには「iwp_home.html」ファイルのヘッダセクションに下記のJavaScriptを追加します。
if ( window != window.top ) top.location = "/fmi/iwp/cgi?-home";
なお、上記のtop.locationの値には他の任意のURLを指定することもできます。
第7回「FileMaker Fun Night!」発表資料
February 13, 2006
2006年2月12日に行われた、セブンズドア主催のFileMakerユーザー向けイベント「FileMaker Fun Night!」(第7回)で発表した資料を公開しました。
・ダウンロード:「FileMaker 8 Web公開活用テクニック導入編」(PDF形式/ファイルサイズ:約3.4MB)
デモでは、ファイルメーカー株式会社のWebサイトで配布されている純正ソリューション「Web商品カタログ」のデータベースを使用しました。
■関連リンク
・Web商品カタログ(ファイルメーカー株式会社)
http://www.filemaker.co.jp/solutions/solution_webcatalog.html
・FileMaker Server 8 ベンチマークパフォーマンス(ファイルメーカー株式会社)
http://www.filemaker.co.jp/products/fms/benchmark.html
・FileMaker Solutions Alliance(ファイルメーカー株式会社)
http://www.filemaker.co.jp/developers/membership.html
・FileMaker Solutions(ファイルメーカー株式会社)
http://www.filemaker.co.jp/solutions/solutions.html
・FMPro.jp
http://www.fmpro.jp/
・sevensdoor.com
http://www.sevensdoor.com/
・FAMLog
http://famlog.filemaker.ne.jp/
(2021/01/20追記:リンク先のページがなくなっていたので、一部リンクを削除しました。)
インテル Core Duo搭載iMac & MacBook Pro
January 11, 2006
アップルが、「インテル Core Duo プロセッサー」を搭載した、新しい「iMac」と「MacBook Pro」を発表しています。
新しいiMacとMacBook Proは、「iSight」カメラを内蔵し、「Apple Remote」コントローラーと「Front Row」ソフトウェアが付属します。また、MacBook Proの新型電源アダプタでは、マグネット着脱式電源コネクタである「MagSafe(マグセーフ)」を採用しています。
Mac OS X v10.4.4が搭載され、アップルのデジタルライフスタイル統合アプリケーションの最新版である「iLife ’06」も含まれています。この製品には、iPhoto、iMovie HD、iDVD、GarageBandの最新バージョンと、写真やブログ、Podcastを含んだWebサイトを作成し、.Mac上で公開することが極めて簡単にできる、iLifeの新しいアプリケーション「iWeb」が含まれます。また、iLife ’06のアプリケーションはすべてUniversalアプリケーションであり、新しいインテルベースのMac上でネイティブに動作します。
新しいiMacは本日より順次販売が開始され、税込価格は、1.83GHz・17インチモデルが159,800円、2.0GHz・20インチモデルが209,900円となっています。また、新しい15インチのMacBook Proは2月より順次出荷され、税込価格は、1.67GHzモデルが249,800円、1.83GHzモデルが309,800円となっています。
(2006/02/15追記:249,800円のモデルは当初発表の1.67GHzに代わり1.83GHzのインテル Core Duo プロセッサーを搭載し、309,800円のモデルは同1.83GHzに代わり2.0GHzのインテル Core Duo プロセッサーを搭載するように変更されています。)
(2006/05/16追記:2006年5月16日に15インチMacBook Proのプロセッサースピードが改訂され、249,800円のモデルは1.83GHzに代わり2.0GHzのインテル Core Duo プロセッサーを搭載し、309,800円のモデルは同2.0GHzに代わり2.16GHzのインテル Core Duo プロセッサーを搭載するように変更されています。)
FileMaker Pro 8の新機能:フィールドリストフィルタ
January 10, 2006
FileMaker Pro 8では、「フィールドリストフィルタ」と呼ばれる機能が新機能として追加されています。
この機能により、レコードのソートやフィールド内容の全置換、レコードのエクスポートを実行するときなどで、対象となるフィールドを選択する際に、表示されているレイアウトで使われているフィールドのみが最初に表示されるようになります。
例えば、[レコードのソート...]を実行すると、[レコードのソート]ダイアログボックスが表示されますが、FileMaker Pro 7では現在のテーブルに含まれるフィールドがすべて表示されていました。FileMaker Pro 8では、現在のレイアウトで使われているフィールドのみが抽出されて表示されるようになったため、対象フィールドを選択しやすくなっています。
(2007/01/07追記:リンク先のURLを変更しました。)
FileMaker Pro 8の新機能:Fast Send
December 29, 2005
FileMaker Pro 8では、「Fast Send」と呼ばれる機能が新機能として追加されています。
バージョン8では、新しいファイル保存時のオプション機能が追加され、[レコードのエクスポート...]を選んで表示されるファイル保存ダイアログにおいて[ファイルを添付した電子メールの作成]チェックボックスにチェックをつけてファイルを保存すると、そのファイルを添付した電子メールを作成することができます。電子メールは、Email Mergeと同様に、外部の電子メールソフトを利用して送信される仕様になっています。
上記の手順以外に、任意のフィールドにカーソルを移動させ、[フィールド内容のエクスポート...]をクリックすれば、そのフィールドのコンテンツをメッセージに自動的に添付することもできます。
なお、新しいファイル保存時のオプション機能は、上記以外に[ファイルを自動的に開く]オプションもあります。
(2007/01/07追記:リンク先のURLを変更しました。)
FileMaker Pro 8の新機能:Layout Alignment Tools
December 20, 2005
FileMaker Pro 8では、「Layout Alignment Tools」と呼ばれる機能が新機能として追加されています。
FileMaker Pro 7およびそれ以前のバージョンでは、レイアウトモードでオブジェクトの整列や均等配置を行う場合に、基本的に整列設定を行ってから整列を行うという手順を踏む必要がありました。FileMaker Pro 8およびFileMaker Pro 8 Advancedでは、オブジェクトの整列および均等配置を行う機能が改良され、整列設定ダイアログを呼び出す必要がなくなっています。
バージョン8では、レイアウトモードの[配置]メニューにおいて、従来の[整列]および[整列設定...]の代わりに、[整列]、[等間隔]および[サイズ変更]というメニュー項目になっていて、それぞれにサブメニュー項目が含まれるようになっています。同様に、レイアウトモードで使用できる[配置]用のツールバーもボタンが変更、追加されています。
(2007/01/07追記:リンク先のURLを変更しました。)
FileMaker Pro 8の新機能:テーブルのインポート
December 19, 2005
FileMaker Pro 8では、「テーブルのインポート」機能が新機能として追加されています。
FileMaker Pro 7から1つのファイルに複数のテーブルを格納できるようになりましたが、バージョン7では新しいデータを取り込むためにあらかじめテーブルを作成しておく必要がありました。FileMaker Pro 8およびFileMaker Pro 8 Advancedでは、データをインポートする際に新規テーブルをその場で作成できるようになっていて、複数のテーブルを1つのデータベースファイルに統合しやすくなっています。
さらに、FileMaker Pro 8 Advancedであれば、データベース定義ダイアログの[テーブル]タブに[コピー]、[ペースト]および[インポート...]ボタンがあるので、より手軽にテーブルをインポートできるようになっています。
(2007/01/07追記:リンク先のURLを変更しました。)
FileMaker Web News:第1回 2005年12月号
December 15, 2005
書籍「FileMaker Server カスタムWebテクニック」に関する出版後の情報を補足することを主目的として、今月より月1回ペースで「FileMaker Web News」をお届けします。
■FileMaker Server 7v4 アップデータ
「FileMaker Server 7v4 アップデータ」が2005年11月下旬に公開されました。これにより、FileMaker Server 7の最新版はバージョン7v4(7.0v4)となっています。
[関連]FileMaker Server 7v4 アップデータ(FAMLog)
■FileMaker Server Advancedを活用した純正ソリューション
ファイルメーカー社から、FileMaker Server Advancedを活用したソリューション「FileMaker Solution Web商品カタログ」と「FileMaker Solution Webキャンペーン応募」が相次いで公開されました。これらはXSLTを使用したカスタムWeb公開のサンプルソリューションであり、FileMaker Server Advancedを利用し始める前に読んでおきたいドキュメントもPDFファイルとして同梱されています。
[関連]FileMaker Solution Web商品カタログ(FAMLog)、FileMaker Solution Webキャンペーン応募(FAMLog)
■FileMaker Server 8が国内で発売
「FileMaker Server 8」が2005年12月13日に国内で発売されました。通常版のFileMaker Server 7と同様に、FileMaker Server 8にはWeb公開機能が含まれていません。バージョン8でカスタムWeb公開機能をフル活用するには、Web公開機能のあるFileMaker Server 8 Advanced(2006年1月発売予定)の発売を待つ必要があります。
[関連]FileMaker Server 8が販売開始(FAMLog)
(2007/01/07追記:リンク先のURLを一部変更しました。)
(2008/03/15追記:カテゴリーをBookからNewsに変更しました。)