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FileMaker Server 7 Advanced Development License

September 03, 2004

FileMaker, Inc.が、2004年8月30日(米国時間)にFileMaker Developer 7のユーザー向けライセンスプログラム「FileMaker Server 7 Advanced Development License」を新たに発表していました。

この発表により、今後FileMaker Developer 7に、FileMaker Server 7 Advancedの開発・テスト用ライセンスおよびソフトウェアが含まれることになります。ただし、現在のところ、このライセンスプログラムについて日本のファイルメーカー社からは特に何も発表されていません。

開発・テスト用のFileMaker Server 7 Advancedでは、FileMaker Proクライアントは同時に3クライアントまで、FileMaker Pro以外のクライアント(Webブラウザーやその他のプログラム)は同時に3クライアントまでアクセスが許可されます。

Tag: FileMaker

FileMaker Server 7で共有ファイルの表示のフィルタが可能に

August 26, 2004

FileMaker Server 7では、ユーザーアカウント名とパスワードに基づいて、FileMaker Proの「共有ファイルを開く」ダイアログに表示されるデータベースのリストをフィルタする機能が追加されています。

「各ユーザがアクセスを許可されているデータベースのみを表示する」設定にした場合、表示されるデータベースの一覧は、ホストされた各データベースに対するクライアントのアクセス権によって決まります。

「すべてのデータベースを表示する」を選択した場合は、FileMaker Serverでホストされているすべてのデータベースがクライアントに表示されます。

なお、上記の設定は、FileMaker Serverでホストされるデータベースの表示のみ適用されます。FileMaker Proを使用してピアトゥピアでホストされているデータベースは制御されません。

Tag: FileMaker

FileMaker Server ローカル管理

August 20, 2004

FileMaker Server 7でシステム起動時の自動起動設定を途中で変更する場合には、FileMaker Server Adminを利用します。

FileMaker Server Adminを起動して、「サーバー」メニューの「FileMaker Server ローカル管理...」で、FileMaker Server Adminを起動しているコンピュータと同じコンピュータにインストールされているFileMaker Serverの自動起動設定を変更できます。

FileMaker Server ローカル管理ダイアログボックスで、「すべての FileMaker Server プロセスを開始」を選ぶと、FileMaker ServerとFileMaker Server Helperがシステム起動時に自動起動します。

「FileMaker Server Helper プロセスのみ開始」を選ぶと、FileMaker Server Helperデーモンのみシステム起動時に自動起動されます。

「FileMaker Server プロセスを起動しない」を選択すると、FileMaker ServerとFileMaker Server Helperは共に自動的に起動されません。なお、FileMaker Server Helperデーモンが起動していないと、リモート管理でFileMaker Serverの起動ができないので、注意が必要です。

Tag: FileMaker

FileMaker Server Adminでできること

August 17, 2004

FileMaker Server 7では、旧バージョンで使用されていたクライアントリモート管理プラグインがFileMaker Server Adminに置き換えられており、FileMaker Server Adminを使うと以下の操作を行うことができます(FileMaker Server 7 管理者ガイドより)。

・FileMaker Serverのプロパティを設定する
・FileMaker Proデータベースファイルを開いて(ホストして)、ネットワーク上のクライアントが利用できるようにする
・各データベースにアクセスしているクライアントの数など、ホストされているファイルの情報を表示する
・接続しているクライアントにメッセージを送信する
・ホストされたFileMaker Proデータベースを閉じて、クライアントが利用できないようにする
・ホストされたすべてのデータベースから、選択したクライアントの接続を解除する
・ホストされたデータベースを一時停止または再開する
・ホストされたデータベースをバックアップするためのタスクスケジュールを作成する
・システムイベントとイベントログを表示する
・FileMaker Serverを起動または停止する

Tag: FileMaker

TELWatcher Professional 2.2

July 26, 2004

キー・プランニングが電話とデータベースを連動させるCTI製品「TELWatcher Professional」の新バージョン2.2を2004年7月26日より発売すると発表しています。

バージョン2.2では、新たにターミナルアダプタ2機種(MN-128シリーズ、ALEXシリーズ)とアナログ回線対応のナンバーディスプレイアダプタ2機種(アロハPC1、FS-A01)に対応し、着信した回線番号が通知されない場合に自動的に補正する機能である「契約者回線番号設定」が追加されています。

Mac版およびWindows版がありますが、ファイルメーカーPro 5.0、5.5、6.0のいずれかのバージョンがインストールされていることが動作条件となっており、現在のところFileMaker Pro 7には対応していないようです。

Tag: FileMaker

mod_security 1.8.3

July 08, 2004

mod_security 1.8.3がリリースされています。mod_security 1.8.2で見つかっていた問題点が修正された、バージョン1.8系列のメンテナンスリリースです。

不正な形式のURLエンコーディングを正しくエラーとして扱わない場合がある問題、FreeBSDにおいてApacheの子プロセスが初期化されるたびにエラーログにwarningが表示される問題、およびログのエスケープ処理が古いバージョンのApache 2.0(例えばApache 2.0.40)で機能しない問題の3点が修正されています。

また、更新履歴によるとmod_security 1.8dev2でchroot機能におけるセキュリティ上の改善点が含まれているため、バージョン1.7.6およびそれ以前を利用している場合にはバージョン1.8以降にバージョンアップしておくとよいようです。

Tag: Apache

Mac OS X v10.4 "Tiger" Sneak preview : Automator

July 06, 2004

Mac OS X v10.4 "Tiger"では、繰り返しの多い複雑な作業をプログラミングなしで簡素化するのを助けてくれる自動処理アシスタント「Automator」が新機能として追加されます。

Automatorの作業工程は「ワークフロー」と呼ばれ、ドラッグ&ドロップ、ポイント&クリックといった操作で簡単に作ることができます。

作成したワークフローを実行するだけで同じ作業を何度でも自動的に処理することができて、作成したワークフローは別のMacでも実行できます。Automatorは万人向けのAppleScriptという位置づけのものと言えるでしょう。

(2006/01/03追記:リンク先のURLを一部変更しました。)

Tag: Mac

mod_security 1.8

June 16, 2004

mod_security 1.8がリリースされています。

mod_securityはWebサーバーへの侵入の検知および防御を目的としたApacheのモジュールです。オープンソースのソフトウェアで、ライセンスは基本的にGPLですが、商用ライセンスも別途用意されているようです。

リクエストデータのフィルタリングやログ処理が可能で、設定次第で細かい処理ができるようになります。Apache 1.3および2.0に対応したモジュールがそれぞれ用意されています。

Tag: Apache

非アクティブなWebアカウントの接続解除

June 14, 2004

FileMaker Pro 7のインスタントWeb公開において、Webユーザーのセッションがタイムアウトするまでデータベースとの接続を維持できる時間を任意に指定することができます。

具体的には、インスタントWeb公開の詳細オプションの「非アクティブなアカウントの接続を解除するまでの時間」という設定項目において、アイドル状態のWebユーザーを接続解除するまでの時間(1〜60分)を指定します。デフォルトでは15分です。

WebユーザーがWebブラウザーからリクエストの送信を行わない場合、セッションはアイドル状態と見なされます。また、WebユーザーがWebブラウザーのウインドウを閉じた場合、別のWebサイトに移動した場合、またはログアウトボタンをクリックせずにWebブラウザーを終了した場合も、セッションはアイドル状態になります。

Webユーザーがデータベースから適切にログアウトしていない可能性がある場合は、セッションがタイムアウトまでの時間を短く指定します。または、Webユーザーを自動的にログオフさせるスクリプトボタンを作成することもできます。

(2007/01/03追記:「インスタント Web 公開」を「インスタントWeb公開」に記述を変更しました。)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 7で同時Web接続数が最大数に達した場合

June 11, 2004

FileMaker Pro 7のインスタントWeb公開では、最大5Webユーザーが同時に接続することができます。

同時接続のWebユーザーが最大数に達した場合には、それ以上のWebユーザーがデータベースにアクセスしようとすると、Webブラウザーにエラーメッセージが表示されます。

このような場合には、データベースに接続中のWebユーザーがログアウトするか、セッションがタイムアウトするまで待つか、またはデータベースからWebユーザーを接続解除する必要があります。

(2007/01/03追記:「インスタント Web 公開」を「インスタントWeb公開」に記述を変更しました。)

Tag: FileMaker

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