FAMLog
FileMaker Server 11とアンチウィルスソフトウェア
February 23, 2012
FileMaker Serverでホストされているデータベースファイルは、アンチウィルスソフトウェアのスキャン対象から除外するように設定する必要があります。
データベースファイルのスキャンが必要な場合は、バックアップ先のフォルダをスキャンするようにアンチウィルスソフトウェアの設定を変更します。
なお、バックアップの実行中にアンチウィルスソフトウェアによるスキャンが実施されると、データベースのバックアップが正常に行われない可能性があります。そのため、できる限りデータベースのバックアップが完全に終了してからスキャンが行われるようにバックアップスケジュールを設定する必要があります。
[関連]アンチウィルスソフトウェアによって、ファイルが損傷を受けることがある(FileMaker ナレッジベース)
FileMaker Server 11の変更点 (5)
July 07, 2011
FileMaker Server 11では、バックアップフォルダや追加データベースフォルダの検証機能が強化され、混乱を回避するための制限が新たに設けられています。
バージョン11では、追加データベースフォルダにデフォルトデータベースフォルダ(Macの場合は「/Library/FileMaker Server/Data/Databases/」)の親フォルダまたは子フォルダを指定することができなくなっています。親フォルダや子フォルダを指定して[検証]ボタンを押すと、「無効なパス」と表示されます。
バックアップフォルダについても同様で、バックアップフォルダの親フォルダまたは子フォルダを指定することはできません。
FileMaker Go 1.1.2の新機能:テンポラリフォルダへの保存と出力ファイルの上書き
May 20, 2011
2010年11月に登場したFileMaker Go 1.1.2では、テンポラリフォルダへの保存ならびに出力ファイルの上書きが可能になりました。
[フィールド内容のエクスポート]や[レコードを PDF として保存]などのスクリプトステップを使用して、テンポラリフォルダにファイルを出力できるようになっています。
また、出力ファイル名を指定してスクリプトを実行した場合、出力ファイルが上書きされるようになっています。
FileMaker Go 1.1の新機能:フィールド内容のエクスポート
May 16, 2011
2010年9月に登場したFileMaker Go 1.1では、フィールド内容をエクスポートできるようになりました。
FileMaker Goでは複数レコードのエクスポートはサポートされておらず、現在のレコードに保存されている単一のフィールドの内容だけエクスポートできます。エクスポートしたフィールド内容に関しては、メール送信、表示および保存を行うことができ、ツールメニューを使ってフィールド内容を保存すると[Files on Device(デバイス上のファイル)]のリストに追加されます。
なお、FileMaker Go 1.1.2で、スクリプトを用いてテンポラリフォルダにファイルを保存できるようになっています。
APPLE-SA-2010-11-22-1 iOS 4.2
November 25, 2010
iOS 4.2 ソフトウェア・アップデートの提供が開始されています。iOS 4.2では多数の脆弱性が修正されています。
iOS 4.2は、マルチタスク、フォルダ、統合インボックス、Game Center、AirPlayそしてAirPrintなど、iOS 4.0、4.1そして4.2の100以上の新機能をiPadでも利用できるようにするものです。iOS 4.2 ソフトウェア・アップデートの対象機種は、iPad、iPhone 3G、iPhone 3GS、iPhone 4、および第2世代以降のiPod touchです。
なお、iOS 4.2を搭載したiPhone 4、iPad、第4世代のiPod touchでは、新たにMobileMeの「iPhone(iPad、iPod touch)を探す」機能を無料で使えるようになっています。
FileMaker Server 11の新機能:強化された使用状況表示
October 13, 2010
FileMaker Server 11では、サーバーに接続している各クライアントについて詳しい使用状況の情報を表示できるようになっています。
バージョン11では、Admin Consoleの[使用状況]ペインに新たに[クライアント]タブが追加されており、サーバーパフォーマンスの監視や、FileMaker Serverのパフォーマンスに関する問題の原因診断に役立ちます。クライアントの使用状況は、[使用状況]ペインの[クライアント]タブが表示されている間のみ収集されます。
さらに、[[クライアント]タブが選択されている場合にクライアントの使用状況をログに保存]をチェックすると、ClientStats.logという名前のログファイルがFileMaker ServerのLogsフォルダ内に作成されます。別のタブまたはペインを選択するか、Admin Consoleを停止すると、FileMaker Serverは上記のチェックを自動的に解除します。
APPLE-SA-2010-09-20-1 Security Update 2010-006
September 22, 2010
AppleからSecurity Update 2010-006が公開されています。
Security Update 2010-006では、リモートからパスワード認証を回避してAFP(Apple Filing Protocol)の共有フォルダに接続できてしまうセキュリティ脆弱性が修正されています。
ファイル共有機能は標準構成では無効になっていますが、上記の問題点についてはMac OS X v10.6以前のバージョンには影響ないとのことです。
FileMaker Pro 11の新機能:レイアウトフォルダ
June 23, 2010
FileMaker Pro 11では、「レイアウトフォルダ」と呼ばれるレイアウト管理機能が新機能として追加されています。
新しい[レイアウトの管理]ダイアログボックスでは、レイアウトをグループ化するフォルダの作成、レイアウトの追加や複製、削除などができるようになっています。さらに、フィルタ機能によりレイアウトをすぐに探し出せるようになり、数多くのレイアウトを管理しやすいように改善されています。
グループ化されたレイアウトは、レイアウトポップアップメニューでは階層メニューとして表示されます。
ODBC Administrator Tool for Mac OS X Snow Leopard
August 31, 2009
AppleのWebサイトでMac OS X Snow Leopard用の「ODBC Administrator Tool for Mac OS X」が公開されています。
Mac OS X Leopardではユーティリティフォルダに「ODBC アドミニストレータ」アプリケーションがありましたが、Mac OS X Snow Leopardには標準で組み込まれていません。
Mac版のFileMaker ProでODBCを利用する場合および外部SQLデータソースに接続する場合には、ODBC Administrator Toolをダウンロードして使用する必要があります。
ScriptMaster 3.1
August 28, 2009
360Worksが無償で利用可能なFileMakerプラグインであるScriptMasterの新バージョン「ScriptMaster 3.1」を公開しています。
ScriptMasterは、Javaプラットフォーム用のスクリプト言語であるGroovyを使用してScriptMasterのモジュールを記述することにより、FileMaker Proでさまざまな機能拡張を行うことができます。
バージョン3.1では、Mac OS X Snow Leopardに対応しています。新機能として、フォルダの作成、およびフォルダやファイルの削除ができるモジュールが追加されています。
[関連]ScriptMaster 3(FAMLog)