FAMLog


APPLE-SA-2010-12-07-1 QuickTime 7.6.9

December 08, 2010

アップルから、セキュリティ脆弱性の修正を含んだ「QuickTime 7.6.9」が配布されています。

QuickTime 7.6.9では、15件の脆弱性が修正されており、細工されたファイルを開くことで任意のコードが実行されたり、アプリケーションが異常終了する恐れのある脆弱性が修正されています。

対象となるOSは、Mac OS X v10.5.8、Mac OS X Server v10.5.8、
Windows 7、Windows VistaおよびWindows XP SP2以降です。なお、Snow Leopardについてはバージョン10.6.5で脆弱性が解消されているとのことです。

Tag: Security

Mac OS X Snow LeopardにおけるmDNSResponderに関する注意点

November 10, 2010

Mac OS X Snow LeopardではmDNSResponderプロセスを無効にするとDNSによる名前解決ができなくなります。

Mac OS X v10.6では、Bonjour機能のほかに、ユニキャストDNS(Domain Name System)にmDNSResponderプロセスを使用します。

ネットワーク環境によっては管理者がBonjourのサービス告知を送信しないように設定する場合がありますが、バージョン10.6ではmDNSResponderプロセスを無効にするとホスト名を決定できなくなるので要注意です。

[関連]Mac OS X v10.6:mDNSResponder を無効にすると DNS も無効になる(アップル)

Tag: Mac

Mac OS Xの次期メジャーバージョンはMac OS X Lion

October 28, 2010

アップルが、Mac OS Xの次期メジャーバージョンとなるMac OS X Lionを来夏に出荷する予定であると2010年10月20日(米国時間)に発表しています。

Mac OS X Lionには、Mac App StoreやLaunchpad、フルスクリーンアプリケーションのシステムワイドでのサポート、Mission Controlと呼ばれる新機能などが含まれる予定となっています。

なお、Mac App Storeは今回の発表後90日以内にMac OS X Snow Leopardで利用できるようになり、来夏Lionが出荷されるときにはLionに含まれる予定であるとのことです。

Tag: Mac

MacRuby 0.7が公開

October 07, 2010

Mac OS Xのコア技術を用いたRuby実装であるMacRubyの新バージョン「MacRuby 0.7」が公開されています。

MacRuby 0.7では、Cocoa対応が強化され、安定性および速度が向上しています。さらに、Ruby 1.9.2への対応が開始され、RubySpecを使った互換性テストでは90%パスするようになり互換性も向上しています。

MacRuby 0.7の公式パッケージはMac OS X Snow Leopardにのみ対応しており、Mac OS X Leopardおよびそれ以前のバージョンはサポートされていないので注意が必要です。

Tag: Ruby

fmsadminグループに属するユーザーの一覧を確認する

September 30, 2010

Mac OS Xにおいて、fmsadminグループに属するユーザーの一覧を確認する方法の1つにdsclコマンドを使用する方法があります。

コマンドラインインターフェースでfmsadminグループのユーザー一覧を確認するには次のように入力します。

[実行例]
$ dscl . -read /Groups/fmsadmin GroupMembership
GroupMembership: fmserver famlog

なお、fmserverという名前のユーザーおよびfmsadminという名前のグループは、FileMaker Serverのインストール時に作成されます。

[関連]Mac OS X LeopardではNetInfoが廃止(FAMLog)

Tag: Mac

FMS Control 1.0が公開

September 27, 2010

Mac OS XでFileMaker Server 11の起動や停止ができる「FMS Control 1.0」が公開されています。

FMS Controlを利用すると、システム環境設定から各種デーモンの起動や停止ができます。FMS Control 1.0を動作させるには、Mac OS X v10.6.4(Snow Leopard)とFileMaker Server(FileMaker Server Advanced)のバージョン11.0v2が必要です。

なお、FMS Control 1.0は、修正BSDライセンスで提供されているソフトウェアです。

Tag: FileMaker

デザインを一新してユニボディ構造を採用したMac miniが発売

June 15, 2010

アップルが、デザインを一新してユニボディ構造を採用したMac miniを発表しています。

新たにHDMIポートおよびSDカードスロットを搭載した新しいMac miniは、電源を内蔵することで外部電源アダプターの必要性がなくなり、さらに従来モデルよりメモリーの拡張が簡単になっています。新しいMac miniの税込価格は68,800円です。

Mac OS X Snow Leopard Serverを搭載したMac miniも同様にデザインが一新され、従来モデルより速い2.66GHzのインテル Core 2 Duo プロセッサーと7200rpmで動作する2基の500GBハードディスクドライブを搭載し、税込価格は104,900円から98,800円に値下げされています。

Tag: Mac

FileMaker Pro 11の動作環境

March 16, 2010

Mac版FileMaker Pro 11およびFileMaker Pro 11 Advancedの動作環境は、Mac OS X v10.5.7以降となっています。

バージョン11ではMac OS X v10.4.11が動作環境の対象から外され、Mac OS X Leopardで動作させる場合には512MB以上、Mac OS X Snow Leopardで動作させる場合には1GB以上のRAMが必要です。

Windows版FileMaker Pro 11およびFileMaker Pro 11 Advancedの動作環境は、Windows XP(Service Pack 3)、Windows Vista(Service Pack 2)およびWindows 7となっています。Windows VistaおよびWindows 7で動作させる場合には512MB以上ではなく1GB以上のRAMと1GHz以上のプロセッサーが要求されます。

また、FileMaker Pro 11の製品パッケージに含まれるメディアは、CD-ROMではなくDVD-ROMで供給されるように変更されている点が注意点と言えます。

[関連]FileMaker Pro 10の動作環境(FAMLog)

Tag: FileMaker

Mac OS Xでカーネルエクステンションの一覧を取得する

February 05, 2010

Mac OS Xでカーネルエクステンションの一覧をコマンドで取得するにはkextfindコマンドを使用します。

kextfindコマンドはMac OS X Leopardで導入されたコマンドであり、コマンドラインインターフェースでカーネルエクステンションの一覧を表示させるには次のように入力します。

[使用例]
$ kextfind -print
$ kextfind -loaded -print

kextfindコマンドにはオプションが多数用意されており、特定の条件に合致した項目のみ表示させることができます。例えば、-loadedオプションをつけると、ロードされているカーネルエクステンションの一覧の取得が可能です。

kextfindコマンドの詳細はmanページに記載されていて、下記のコマンドで参照できます。

$ man kextfind

Tag: Mac

MacRuby 0.5

February 02, 2010

Objective-CベースのRuby実装であるMacRubyの新バージョン「MacRuby 0.5」が公開されています。

MacRubyは、Ruby 1.9をベースとしており、RubyからMac OS XおよびObjective-Cの機能を利用できます。

MacRuby 0.5では、HotCocoaおよびGrand Central Dispatchがサポートされ、Mac OS X Snow Leopardに対応しています。

Tag: Ruby

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