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FileMaker製品のWindows 10対応状況

August 06, 2015

ファイルメーカー社が、FileMaker製品のWindows 10対応状況をFileMaker ナレッジベースで案内しています。

FileMaker Pro 14とFileMaker Pro 14 AdvancedはWindows 10をサポートしますが、Office 365を使用してメールを送信すると“不明なエラー: -1”が生成される問題があるとのことです。Windows 10のMicrosoft EdgeでFileMaker WebDirectを使用した場合には、データの確定後に改行コードが無視される、フィールド内でデータの削除ができない、オブジェクトフィールドへのファイルのドラッグアンドドロップができないなどといった複数の問題が現時点で確認されています。

FileMaker Server 14は元々Windows 7やWindows 8.1をサポートしておらず、Windows 10もサポートしません。なお、FileMaker 13およびそれ以前の製品は、Windows 10上でテストされておらず、Windows 10上での動作がサポートされていません。

[関連]Windows 10 と FileMaker 14 製品の互換性(FileMaker ナレッジベース)、Windows 10 と、FileMaker 13 以前の製品との互換性(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 14で名称が変更されたスクリプトステップ

August 04, 2015

FileMaker Pro 14では一部のスクリプトステップの名称が変更されています。

バージョン14では、[スクリプトアニメーション設定]スクリプトステップは[レイアウトオブジェクトアニメーション設定]に、[スクリプトの管理を開く]スクリプトステップは[スクリプトワークスペースを開く]に名称が変更されました。

なお、バージョン14では[QuickTime を挿入]スクリプトステップは削除されました。[QuickTime を挿入]スクリプトステップの代わりに[オーディオ/ビデオを挿入]スクリプトステップを使用するように変更する必要があります。

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 14の新機能:ボタンバー

July 30, 2015

FileMaker Pro 14では「ボタンバー」と呼ばれるレイアウトオブジェクトが新たに導入されています。

ボタンのグループを作成するボタンバーは、水平または垂直に配置でき、ボタンまたはポップオーバーボタン(または両者の組合せ)を表示するためのレイアウトオブジェクトです。各ボタンのアクティブ状態を表示でき、各ボタンに処理(単一コマンドまたはスクリプト)を割り当てることができるので、ナビゲーションやカスタムツールバーとして使用することができます。

ウインドウのサイズを変更すると、各ボタンのサイズもそれに比例して自動的に調整されます。なお、ボタンバーオブジェクトには、最大で50個のセグメント/ボタンを組み込むことができます。

[関連]FileMaker Pro のボタンバーの概要(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 14のFileMaker WebDirectで利用できるWebブラウザー

May 29, 2015

FileMaker Server 14では、FileMaker WebDirectでサポートされているWebブラウザーが一部変更されています。

バージョン14では、Safari 6.1およびSafari 7がサポート対象外となり、Chromeはバージョン38以上への対応となっています。FileMaker Server 14のFileMaker WebDirectでサポートされているWebブラウザーは次の通りです。

・OS Xの場合:Safari 8.x、Chrome 38以上
・Windowsの場合:Internet Explorer 10.x、Internet Explorer 11.x、Chrome 38以上
・iOSの場合:iOS 8.1上のMobile Safari 8.x
・Androidの場合:Android 4.4.x対応のChrome 38以上

FileMaker WebDirectをモバイルブラウザーで実行する場合、オブジェクトフィールドはコンテンツの表示のみをサポートします。オブジェクトデータの挿入、エクスポート、および編集はサポートされません。また、一部のダイアログボックスはタッチ操作用に最適化されていません。

[関連]FileMaker Server 13.0v2のFileMaker WebDirectで利用できるWebブラウザー(FAMLog)、FileMaker Server 14の新機能:FileMaker WebDirectでモバイルタブレットをサポート(FAMLog)

Tag: FileMaker

INTER-Mediator 5.1を公開

May 27, 2015

INTER-Mediator 5.1」を2015年5月22日に公開しました。

INTER-Mediatorは、予算規模の小さな組織でも業務システムの開発を円滑にできることを目指して開発された、MITライセンスで提供されるWebアプリケーションフレームワークです。HTMLへの属性追加と設定ファイルを作成するだけで、データベースと連動するWebアプリケーションを開発できます。

バージョン5.1では、FileMaker Serverでオブジェクトフィールドへのファイルのアップロードをサポートしました。この機能を利用する場合、FileMaker Server 13もしくはFileMaker Server 14が必要です。

Tag: FileMaker

FileMaker Server 14の新機能:FileMaker WebDirectでモバイルタブレットをサポート

May 19, 2015

FileMaker Server 14のFileMaker WebDirectでは、モバイルタブレットのWebブラウザーからFileMakerソリューションを利用できるようになっています。

バージョン13のFileMaker WebDirectはモバイルデバイスをサポートしていませんでしたが、バージョン14ではiPad上のMobile SafariおよびAndroidタブレット上で動作するGoogle Chromeを新たにサポートするようになっています。

なお、FileMaker WebDirectをモバイルブラウザーで実行する場合、オブジェクトフィールドはコンテンツの表示のみをサポートし、一部のダイアログボックスはタッチ操作用に最適化されていないといった制限事項があります。

[関連]FileMaker Server 14 の動作環境(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 13の改善点:ODBCおよびJDBCでのオブジェクトフィールド

May 12, 2015

FileMaker 13では、ODBCまたはJDBC経由でオブジェクトフィールドにファイルを挿入する際に、ファイル名を指定するとファイル拡張子からファイルタイプが推定および認識されるようになっています。

バイナリデータを使用するには、 シングルクォーテーションでファイル名を囲んでファイル名を割り当てるか、PutAs()関数を使用します。

[使用例]
INSERT INTO "テーブル名" ("オブジェクト名") VALUES (? AS 'ファイル名.ファイル拡張子')

なお、オブジェクトフィールドでは、引数化されたステートメントを準備し、アプリケーションからデータをストリームしていない限り、INSERT処理を行うことができるのはテキストのみです。

[関連]FileMaker 13 SQLリファレンスガイド(FileMaker)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 13の新機能:充実したインスペクタのデザイン属性

March 09, 2015

FileMaker Pro 13では、インスペクタでコントロールできるレイアウトオブジェクトのデザイン属性が増えています。

バージョン13では、インスペクタの[外観]タブで下記をはじめとした多くの要素を新たに調整できるようになっています。

・外側/内側の影
・パディング
・テキストの基線
・全画面の背景、色、グラデーションのサポートを含むレイアウト背景

なお、インスペクタは、レイアウトモードにおいて[表示]メニューの[インスペクタ]を選択することで表示・非表示を切り替えることができます。

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 13ではオブジェクトフィールドへのサウンドの挿入は非サポート

February 27, 2015

FileMaker Pro 13では、オブジェクトフィールドへのサウンド録音をサポートするメニューコマンドが取り除かれています。

オーディオ/ビデオの挿入とQuickTimeファイルのサポートは継続されていますが、「QuickTime を挿入」コマンドを使用したQuickTimeメディアファイルタイプのオブジェクトフィールドへの挿入のサポートは将来廃止される見込みとなっています。今後は「オーディオ/ビデオを挿入」を利用することが推奨されます。

また、OS Xにおける「サウンドを挿入」コマンドを使用して録音されたサウンド再生のサポートも今後廃止される予定となっています。

[関連]FileMaker Proで今後廃止されるAPI、技術または機能(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Proで今後廃止されるAPI、技術または機能

February 09, 2015

ファイルメーカー社が、2013年12月にFileMaker Pro 13で非推奨になった機能についてFileMaker ナレッジベースで案内していましたが、FileMaker Pro 13v4 アップデータ公開時(2014年11月)にその内容を一部更新しています。

FileMaker Pro 13において非推奨となり今後廃止される予定の機能一覧は下記の通りです(2015年2月現在)。

・「QuickTime を挿入」コマンドを使用したQuickTimeメディアファイルタイプのオブジェクトフィールドへの挿入のサポート
・レコードをPDFとして保存する場合([ファイル]メニュー > [レコードの保存/送信] > [PDF...]を選択、または[レコードを PDF として保存]スクリプトステップ使用した場合)のAcrobat 5とAcrobat 6の互換性のサポート
・ビットマップフォントのサポート
・WindowsにおけるQuickTimeのサポート
・OS Xにおける「サウンドを挿入」コマンドを使用して録音されたサウンド再生のサポート
・OS XにおけるBentoデータのサポート
・一部レイアウトテーマのサポート(詳細はFileMaker ナレッジベースを参照

上記の内容はFileMaker Pro 13の次バージョンから削除される可能性があるため、別のAPI、技術または製品の代替機能を使用するようにソリューションを移行することが推奨されています。

[関連]FileMaker Pro 13で非推奨になった機能(FAMLog)

Tag: FileMaker

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