FAMLog
FileMaker 15で非推奨になった機能
June 10, 2016
ファイルメーカー社が、2016年5月にFileMaker 15で非推奨になった機能についてFileMaker ナレッジベースで案内しています。
FileMaker Pro 15およびFileMaker Go 15において非推奨となり今後廃止される予定の機能一覧は下記の通りです。
・一部のレイアウトテーマ(濃淡、コントラスト、FileMaker ミレニアム、ガラス、四角形、角丸、半角丸、特殊ファミリーのテーマ)
・画像フォーマット: FPX、QIF、EPS
・32ビットアーキテクチャ
・FileMaker Pro ランタイム
・[許可される向きの設定]スクリプトステップのサポート
上記の内容は今後サポートされなくなる可能性がある項目であり、別のAPI、技術または代替機能を利用するようにソリューションを変更したり、利用環境を更新することが推奨されています。
[関連]FileMaker 14で非推奨になった機能(FAMLog)
FileMaker Pro 14の新機能:上部および下部のナビゲーションパート
March 14, 2016
FileMaker Pro 14では、上部ナビゲーションと下部ナビゲーションというレイアウトパートが新たに追加されています。
これらの新しいレイアウトパートを使うことにより、スクロールしても常にナビゲーションを表示することができ、使いやすいインターフェースを利用者に提供できます。上部および下部のナビゲーションパートは、スクロールすることやズームイン/ズームアウトを行うことはできず、プレビューモードでは印刷および表示されません。
1つのレイアウトで使用できる上部ナビゲーションパートおよび下部ナビゲーションパートはそれぞれ1つだけであり、ナビゲーションパートに追加したフィールドは現レコードのデータを使用します。
[関連]レイアウトパートのタイプについて(FileMaker Pro 14 ヘルプ)
FileMaker Go 14の新機能:オブジェクトフィールドでのメディア再生
March 03, 2016
FileMaker Go 14では、ビデオをフルスクリーンだけでなくオブジェクトフィールドでも再生できるようになっています。
ビデオの再生中でもレイアウトを操作できるようになっていて、バージョン14で追加された新しいスクリプトステップを使うことで、ビデオまたはオーディオの再生を開始/停止するポイントを自動化できます。
新しいAVPlayer関連のスクリプトステップには、ユーザーインタラクションの無効化や、再生コントロールの表示・非表示、再生開始位置などといったオプションが用意されており、従来のバージョンと比べるとビデオやオーディオの再生を細かく制御できるように機能強化されています。
[関連]FileMaker Pro 14の新機能:バージョン14で追加されたスクリプトステップ一覧(FAMLog)
FileMaker Pro 14の改善点:新規レイアウト/レポートアシスタントにおけるカスタムデバイスサイズの選択
February 18, 2016
FileMaker Pro 14では、新規レイアウト/レポートアシスタントにおいてカスタムデバイス用に作成するレイアウトの幅と高さの値を変更できるようになっています。
新規レイアウト/レポートアシスタントを表示するにはいくつか方法があります。その方法の1つとして、レイアウトモードで[レイアウト]メニューの[新規レイアウト/レポート...]を選択すると、新規レイアウト/レポートアシスタントが表示されます。
バージョン14の新規レイアウト/レポートアシスタントでは、タッチデバイスのうちカスタムデバイスを選択すると、レイアウトの幅と高さの値を指定する欄が新たに表示されるようになっています。
[関連]FileMaker Pro 13の新機能:再設計された新規レイアウト/レポートアシスタント(FAMLog)
FileMaker Pro 14の新機能:改良されたカラーパレット
January 12, 2016
FileMaker Pro 14では、レイアウトやレイアウトオブジェクトのスタイル編集に使用されるカラーパレットの機能が強化されています。
バージョン14のカラーパレットでは、現在のテーマに合った色が表示されるようになり、目的とする色の16進値を直接入力または貼り付けることができるようになっています。また、色の収集ツール(虫メガネのボタン)を使用することによって、画面上の色と同じ色を設定することも可能です。
カラーパレットが改良されたことで、レイアウト作成・変更時における色の選択・調整がより簡便になっています。
[関連]FileMaker Pro のカラーパレットの機能強化(FileMaker ナレッジベース)
FileMaker Pro 14の改善点:Starter Solutionの更新
January 07, 2016
FileMaker Pro 14では、Starter Solutionのテンプレートが更新されています。
「イベント」と「プロジェクト」のStarter Solutionについてはデザインが一新されており、「ワークフロー」はよりシンプルになっています。さらに、16種類すべてのStarter SolutionにFileMaker WebDirect対応のレイアウトが追加されています。
なお、Starter Solutionを使用してデータベースファイルを作成するには、[ファイル]メニューの[Starter Solution から新規作成...]を選びます。
FileMaker Pro 開発運用講座 第2版
January 05, 2016
FileMaker Proを使って開発を行うための実用的なノウハウを解説した書籍「FileMaker Pro 開発運用講座 第2版」が2015年10月に発売されています。
この書籍は「FileMaker Pro 開発運用講座」の改訂版で、改訂にあたってFileMaker Pro 14に対応した内容になっています。FileMaker Proでデータベースを構築・運用するにあたり必須となる、データベース構築の基本、レイアウトのコツ、リレーションシップの活用方法などについて解説されています。
セキュリティやRDBMSとの連携、FileMaker Go、FileMaker Serverを利用した運用に関する解説も含まれており、書籍で解説されているサンプルファイルのダウンロードサービスも用意されています。
定価:4,800円(税別)
サイズ:B5
ページ数: 520
著者:高岡 幸生
監修:株式会社ジェネコム
出版社:オーム社
ISBN:978-4-274-21801-9[Amazon.co.jpで購入...]
FileMaker カンファレンス 2015のFMC2Goスケジューラーが公開
November 09, 2015
ファイルメーカー社が、FileMaker カンファレンス 2015用の「FMC2Goスケジューラー」の提供を開始しています。
FMC2Goスケジューラーは、2015年11月25日(水)から11月27日(金)まで開催されるFileMaker カンファレンス 2015のスケジュールをバージョン14のFileMaker Goや、FileMaker ProもしくはFileMaker Pro Advancedで確認できるデータベースです。
FMC2Goスケジューラーは、[情報]画面に「アンロック」ボタンが用意されており、ロックを解除することでスクリプトやレイアウトの中身を解析することも可能となっています。
[関連]「FileMaker カンファレンス 2015」のご案内(FAMLog)
iOS 9では[許可される向きの設定]スクリプトステップは非サポート
October 30, 2015
FileMaker Go 14では、バージョン14で新設された[許可される向きの設定]スクリプトステップを使用して、FileMaker Goの向きとFileMaker Goに表示されるレイアウトの向きを制御できるようになっています。
ただし、[許可される向きの設定]スクリプトステップは、Split ViewおよびSlide OverをサポートするiOS 9を搭載したiPadではサポートされません。Slide Overに対応している機種は、iPad Pro、iPad Air以降およびiPad mini 2以降です。
第4世代iPad以前および初代iPad miniについては、現状iOS 9の環境でも従来通りの動作をしますが、FileMaker Go側でiPadの詳細なモデルを取得する機能を持ち合わせていないこともあり、iOS 9以降ではiPadで[許可される向きの設定]スクリプトステップを使用することが推奨されない状況になっています。
[関連]iOS 9 では[許可される向きの設定]スクリプトステップがサポートされない(FileMaker ナレッジベース)
FileMaker Pro 14の新機能:「ミニマリスト」および「ミニマリストタッチ」テーマ
September 04, 2015
FileMaker Pro 14では、「ミニマリスト」および「ミニマリストタッチ」という名称のレイアウトテーマが新たに追加されています。
「ミニマリスト」および「ミニマリストタッチ」テーマは、スタイルに多くの変更を加えてカスタムテーマとして保存する用途などに利用できます。なお、バージョン14では、「クラシック」テーマがサポート対象外となり、[テーマの変更]ダイアログボックスで「クラシック」に変更および指定できなくなっています。
FileMaker 14では非推奨となったテーマがあり、非推奨になった一部のレイアウトテーマ(濃淡、コントラスト、FileMaker ミレニアム、ガラス、四角形、角丸、半角丸、特殊ファミリーのテーマ)は今後別のテーマに変更することが推奨されます。
[関連]FileMaker 14 - 廃止される機能およびオペレーティングシステム(FileMaker ナレッジベース)