FAMLog


2017年10月「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング」発表資料

October 24, 2017

2017年10月21日に行われた「FileMaker Pro 東京ユーザーズミーティング(FM-Tokyo)」で発表した資料を公開しました。

・ダウンロード:「INTER-Mediator開発における継続的インテグレーション」(PDF形式/ファイルサイズ:約950KB)

「CI-for-INTER-Mediator.pdf」のSHA-256メッセージダイジェスト:
a540ed8ae400a0bd99979b188686d6d0a8f3840c13ea91d797919e3612843b4e

■関連リンク

INTER-Mediator

https://github.com/INTER-Mediator/INTER-Mediator



(2022年5月1日追記:スライドへのリンクをSlideShareからドクセルに変更しました。)

Tag: FileMaker

FileMaker Server 16.0.3 アップデータが公開

October 13, 2017

ファイルメーカー社が「FileMaker Server 16.0.3 アップデータ」を公開しています。

FileMaker Server 16.0.3では、空のデータストリームを読み込むと FileMaker Serverが停止する問題や、特定の状況で再接続中にレコードを確定するとレコードが壊れることがある問題が修正されています。JavaについてはJava 8 Update 144に更新されます。

このアップデータを適用する前に、あらかじめWeb公開エンジンとデータベースサーバー、FileMaker Server Admin Console等を終了させておく必要があります。アップデート方法の詳細については、FileMaker ナレッジベースの記事を必ず参照するようにしてください。

[関連]FileMaker Go 16.0.3が公開(FAMLog)、FileMaker Pro 16.0.3 アップデータが公開(FAMLog)

Tag: FileMaker

Apache Tomcat 8.0.47とApache Tomcat 7.0.82が公開

October 04, 2017

Apache Tomcat 8.0.47とApache Tomcat 7.0.82が公開されています。

Apache Tomcat 8.0.47およびApache Tomcat 7.0.82では、readonlyパラメーターをfalseに設定し、HTTP PUTリクエストを受付可能としている場合に、細工したリクエストを受けることで、遠隔から任意のコードが実行される可能性があるセキュリティ脆弱性(CVE-2017-12617)が修正されています。また、Tomcat Native Libraryがバージョン1.2.14に更新されています。

FileMaker Server 13、FileMaker Server 14、FileMaker Server 15およびFileMaker Server 16のWeb公開機能とAdmin Console用管理サーバーではTomcat 7.0系列が使用されていて、バージョン16.0.2ではApache Tomcat 7.0.77が使用されています。

[関連]Apache Tomcat 8.5.23が公開(FAMLog)、Apache Tomcat における脆弱性に関する注意喚起(JPCERT コーディネーションセンター)

(2017/10/14追記:「バージョン16.0.2ではApache Tomcat 7.0.78が使用されています」を「バージョン16.0.2ではApache Tomcat 7.0.77が使用されています」に変更・修正しました。)

Tag: Apache

Apache Tomcat 8.5.23が公開

October 03, 2017

Apache Tomcat 8.5.23が公開されています。

Apache Tomcat 8.5.23では、readonlyパラメーターをfalseに設定し、HTTP PUTリクエストを受付可能としている場合に、細工したリクエストを受けることで、遠隔から任意のコードが実行される可能性があるセキュリティ脆弱性(CVE-2017-12617)が修正されています。Apache Tomcatはバージョン9.0系統の開発も進められており、現在Apache Tomcat 9.0.1 (beta)が公開されている状況です。

なお、2017年10月3日時点では、CVE-2017-12617を修正したApache Tomcat 7.0系列の新バージョンは公開されていない状態です。

[関連]Apache Tomcat における脆弱性に関する注意喚起(JPCERT コーディネーションセンター)、Apache Tomcat 7.0.81ではセキュリティ脆弱性が修正済み(FAMLog)、Apache Tomcat 8.0.47とApache Tomcat 7.0.82が公開(FAMLog)

(2017/10/04追記:CVE-2017-12617を修正したApache Tomcat 8.0.47とApache Tomcat 7.0.82が公開されていたため、関連記事を追加・更新しました。)

Tag: Apache

APPLE-SA-2017-09-25-9 macOS Server 5.4

September 29, 2017

macOS Server 5.4ではFreeRADIUSのセキュリティ脆弱性が修正されています。

macOS Server 5.4では、プロファイルマネージャの機能が強化され、APFSボリュームに対応しています。キャッシュサーバー、Time Machineサーバー、およびファイル共有の詳細オプションは、macOSの標準機能になっています。

macOS Server 5.4を利用するにはmacOS High Sierra 10.13以降が必要です。価格は2,400円で、OS X Server v4.0以降からのアップデートは無料です。ただし、Serverアプリケーションのデータを移行できるのは、OS X Server 5.0.15以降からとなっています。

[関連]APPLE-SA-2017-09-25-1 macOS High Sierra 10.13(FAMLog)

Tag: Security

FileMaker Master Book 上級編(バージョン16対応)

September 25, 2017

FileMaker 16に対応した「FileMaker Master Book 上級編」が無料でダウンロードできるようになり、冊子版の販売も開始されています。

FileMaker 16 プラットフォームに対応したFileMaker Master Book 上級編は、FileMaker Serverの運用管理やFileMaker Cloudの導入、ODBCや外部SQLデータソース機能(ESS)を用いた他システムとの連携、セキュリティ、Active DirectoryやOAuth 2.0を用いた外部認証、Webサービスとの連携についての実践的な知識とテクニックの習得を目的とした上級レベルの内容となっています。

FileMaker Master Book 上級編の冊子版はFileMaker Storeでは2,800円(税別)で販売され、ダウンロード版については無料でPDFファイルをダウンロードできます。

[関連]FileMaker Master Book 中級編(バージョン16対応)(FAMLog)

Tag: FileMaker

Ruby 2.4.2、Ruby 2.3.5およびRuby 2.2.8が公開

September 15, 2017

Ruby 2.4.2Ruby 2.3.5およびRuby 2.2.8が公開されています。

Ruby 2.4.2、Ruby 2.3.5およびRuby 2.2.8では、複数のセキュリティ脆弱性(CVE-2017-0898、CVE-2017-10784、CVE-2017-14033、CVE-2017-14064、CVE-2017-0899、CVE-2017-0900、CVE-2017-0901、CVE-2017-0902)が修正されています。現在のところ、Ruby 2.4.2とRuby 2.3.5においてlibgmpおよびjemallocと正しくリンクできないという非互換性が発見されているので要注意です。

なお、Ruby 2.2系列は現在セキュリティメンテナンスフェーズにあり、このフェーズ中は重大なセキュリティ上の問題への対応のみが行われます。現在の予定では、2018年3月末頃を目処に、Ruby 2.2系列のセキュリティメンテナンスならびに公式サポートが終了する見込みとなっています。

[関連]RubyGems 2.6.13が公開(FAMLog)

Tag: Ruby

FileMaker Pro 16で取り除かれた機能

September 11, 2017

FileMaker Pro 16では一部の機能が削除されています。バージョン16で削除された機能の一覧は次の通りです。

・[許可される向きの設定]スクリプトステップ
・External()関数
・一部のレイアウトテーマ(濃淡、コントラスト、FileMaker ミレニアム、ガラス、四角形、角丸、半角丸、特殊ファミリーのテーマ)
・表示倍率コントロール領域
・fmscriptdisabled拡張アクセス権
・OS X Yosemite v10.10のサポート

FileMaker Pro 16では、表示倍率コントロール、ステータスツールバーコントロール、およびモードポップアップメニューが含まれている表示倍率コントロール領域が、ドキュメントウインドウの左下から取り除かれているので要注意です。拡大表示または縮小表示を実行するには、[表示]メニュー、キーボードショートカット、または[ズームの設定]スクリプトステップを使用します。

また、fmscriptdisabled拡張アクセス権がバージョン16で取り除かれたため、ActiveXやApple eventsでデータベースにアクセスできるようにするにはfmextscriptaccess拡張アクセス権を使用する必要があります。

[関連]FileMaker Pro 15で取り除かれた機能(FAMLog)、FileMaker Pro 16で非推奨になった機能(FAMLog)、FileMaker Server 16で非推奨になった機能(FAMLog)、FileMaker Pro 16で取り除かれたレイアウトテーマ(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 16で取り除かれたレイアウトテーマ

September 08, 2017

FileMaker Pro 16では、以前から廃止予定となっていた、次のレイアウトテーマが取り除かれました。

・濃い、淡い(濃淡ファミリーのテーマ)
・ブラック、ブルー、グリーン、レッド(コントラストファミリーのテーマ)
・クールブラウン、クールグレー、クールグレータッチ、ウォームブルー、ウォームブロンズ、ウォームグリーン(FileMaker ミレニアムファミリーのテーマ)
・オニキス、オニキスタッチ、パープル、シルバー(ガラスファミリーのテーマ)
・竹、アイス、松、シェル、ストーン(四角形ファミリーのテーマ)
・宇宙、砂漠、フォレスト、オーシャン、オーシャンタッチ、スカイ(角丸ファミリーのテーマ)
・ビーチ、峡谷、草原、ストーン、川、川タッチ(半角丸ファミリーのテーマ)
・エレクトリック、レトロ、ウェーブ、ウェーブタッチ(特殊ファミリーのテーマ)

なお、旧バージョンのFileMaker Proで作成した、取り除かれたテーマを使用するレイアウトではFileMaker Pro 16で引き続きそのテーマが使用され、[テーマの変更]ダイアログボックスに表示されるようになっています。

[関連]FileMaker 14で非推奨になった機能(FAMLog)、FileMaker 15で非推奨になった機能(FAMLog)、FileMaker 16 - 廃止される機能およびオペレーティングシステム(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

FAMLog News Archive:第78回 2017年秋号

September 07, 2017

■FileMaker Cloudが日本で利用可能に(2017年7月)

日本でFileMaker Cloudを利用できるようになったことが2017年7月に発表されました。FileMaker Cloudは、AWS Marketplaceを通じて提供され、Amazon Web Services(AWS)のクラウド上で動作するクラウドサービスです。なお、FileMaker Cloudでは、残念ながらカスタムWeb公開機能はサポートされていません。

[関連]FileMaker Cloudが日本で利用可能に(FAMLog)

■FileMaker Server 16.0.2 アップデータが公開(2017年7月)

FileMaker Server 16.0.2 アップデータが2017年7月に公開されました。セキュリティ更新が含まれるバージョン16.0.2では、JavaについてはJava 8 Update 131に、Apache TomcatについてはApache Tomcat 7.0.77に更新されます。

[関連]FileMaker Server 16.0.2 アップデータが公開(FAMLog)

(2017/10/14追記:「Apache TomcatについてはApache Tomcat 7.0.78に更新されます」を「Apache TomcatについてはApache Tomcat 7.0.77に更新されます」に変更・修正しました。)

Tag: News

このページの上へ