FAMLog
ODBC Administrator Tool for Mac OS X Snow Leopard
August 31, 2009
AppleのWebサイトでMac OS X Snow Leopard用の「ODBC Administrator Tool for Mac OS X」が公開されています。
Mac OS X Leopardではユーティリティフォルダに「ODBC アドミニストレータ」アプリケーションがありましたが、Mac OS X Snow Leopardには標準で組み込まれていません。
Mac版のFileMaker ProでODBCを利用する場合および外部SQLデータソースに接続する場合には、ODBC Administrator Toolをダウンロードして使用する必要があります。
ScriptMaster 3.1
August 28, 2009
360Worksが無償で利用可能なFileMakerプラグインであるScriptMasterの新バージョン「ScriptMaster 3.1」を公開しています。
ScriptMasterは、Javaプラットフォーム用のスクリプト言語であるGroovyを使用してScriptMasterのモジュールを記述することにより、FileMaker Proでさまざまな機能拡張を行うことができます。
バージョン3.1では、Mac OS X Snow Leopardに対応しています。新機能として、フォルダの作成、およびフォルダやファイルの削除ができるモジュールが追加されています。
[関連]ScriptMaster 3(FAMLog)
Mac OS X Snow Leopardは2009年8月28日に発売
August 24, 2009
アップルが、「Mac OS X Snow Leopard」を2009年8月28日にApple直営店およびApple製品取扱販売店で発売すると発表しています。
Mac OS X Snow LeopardとMac OS X Server Snow Leopardの価格は次の通りです。IntelベースのMacでMac OS X Tigerを使用している場合には、Mac OS X Snow Leopard、iLife ’09そしてiWork ’09を含むMac Box Setを購入する必要があります。
・Mac OS X Snow Leopard:税込3,300円
・Mac OS X Snow Leopard ファミリーパック:税込5,600円
・Mac Box Set:税込18,800円
・Mac Box Set ファミリーパック:税込24,800円
・Mac OS X Server Snow Leopard(Unlimitedクライアント版):税込53,800円
なお、Mac OS X Snow Leopardの利用には、Intelプロセッサーと最低1GBのRAMを搭載したMacが必要です。
RubyCocoa 1.0.0
July 27, 2009
「RubyCocoa 1.0.0」が公開されています。
RubyCocoaは、RubyからObjective-Cオブジェクトを扱うためのブリッジであり、Mac OS Xのアプリケーションを開発するためのフレームワークです。
RubyCocoa 1.0.0では、Ruby 1.8.7に対応し、Mac OS X Leopard用のビルド構成が改善された他、多数の不具合が修正されています。
[関連]Mac OS X LeopardはRubyCocoaを標準搭載(FAMLog)
Mac OS X LeopardでStopFold 0.3を使用する
July 07, 2009
Apple純正メールソフトMailの行自動折り返しを無効にするプラグイン「StopFold」をMac OS X Leopardで利用するには、ターミナルで以下のコマンドを実行する必要があります。
defaults write com.apple.mail EnableBundles YES
defaults write com.apple.mail BundleCompatibilityVersion 3
上記以外については、インストール方法はMac OS X v10.4のときと違いはありません。
StopFoldが適切にインストールされているかを確認するには、「コンソール」アプリケーションを起動して、Mailを起動した後に「StopFold: Ready.」というメッセージがコンソールメッセージに表示されていることを確認します。
[関連]StopFold 0.3(FAMLog)
Mac OS X LeopardでMailのインラインプレビュー機能を無効にする
July 06, 2009
Mac OS X LeopardにおいてMailで添付ファイルのインラインプレビュー機能を無効にするには、ターミナルで次のように入力します。
defaults write com.apple.mail DisableInlineAttachmentViewing -bool true
上記コマンドを実行後にMailを再起動することで、メールに添付された画像ファイルやPDFファイルの内容を自動的に表示する機能を無効にできます。
なお、元の状態に戻す場合には、ターミナルで次のように入力した後にMailを再起動します。
defaults delete com.apple.mail DisableInlineAttachmentViewing
Mac OS X Snow Leopardは2009年9月に発売
June 11, 2009
Appleが、「Mac OS X Snow Leopard」と「Mac OS X Server Snow Leopard」を2009年9月に出荷を開始すると発表しています。
Mac OS X Snow LeopardとMac OS X Server Snow Leopardの希望小売価格は次の通りです。Mac OS X Leopardユーザー向けには29ドルで提供され、Mac OS X Tigerユーザー向けにはMac OS X Snow LeopardとiLife '09、iWork '09が含まれたMac Box Setが169ドルで用意されるとのことです。
・Mac OS X Snow Leopard:29ドル
・Mac OS X Snow Leopard Family Pack:49ドル
・Mac Box Set:169ドル
・Mac Box Set Family Pack:229ドル
・Mac OS X Server Snow Leopard(無制限クライアントライセンス付):499ドル
Mac OS X Snow Leopardの利用には、Intelプロセッサーと最低1GBのRAMを搭載したMacが必要です。Mac OS X Server Snow Leopardでは、上記の条件に加えて、最低2GBのRAMと10GBのハードディスク空き容量が必要です。
ディレクトリに設定されているACLの設定を確認する
April 22, 2009
Mac OS X Leopardでアクセス制御リスト(ACL)を標準で利用できるようになりましたが、ディレクトリに設定されているACLの内容を確認する方法の1つに、lsコマンドの-ledオプションを使用する方法があります。
(使用例)
$ ls -led /Library/
drwxrwxr-x+ 53 root admin 1802 2 11 00:07 /Library/
0: group:everyone deny delete
任意のディレクトリ内にあるファイル群のACLを確認したい場合には-dオプションは不要ですが、任意のディレクトリに設定されているACLを表示したい場合には-dオプションをつけると確認しやすくなります。
[関連]Mac OS X LeopardではACLを標準で利用可能(FAMLog)
Nehalemを採用したXserveの新モデルが登場
April 08, 2009
アップルが、「Xserve」の新モデルを発表しています。
今回発表された新しいXserveは、消費電力あたりの性能を最大89%高め、アイドル時の電力消費を19%削減しています。128GBのソリッドステートドライブ(SSD)をオプションで追加することも可能です。
新しいXserveは2009年4月7日より順次販売が開始されます。標準構成は、1基の2.26GHzクアッドコア インテル Xeon 5500シリーズプロセッサー、3GBの1066MHz DDR3 ECC RAM、1基の160GB SATA Apple Drive Module、2基のオンボードGigabit Ethernet、Mini DisplayPort出力搭載の内蔵グラフィックカード、2基のFireWire 800ポートおよび3基のUSB 2.0ポート、そしてMac OS X Server Leopardの無制限クライアントライセンス版などを含み、メーカー希望小売価格は税込338,800円となっています。
FileMaker Pro 10の動作環境
January 09, 2009
Mac版FileMaker Pro 10およびFileMaker Pro 10 Advancedの動作環境は、Mac OS X v10.4.11もしくはMac OS X Leopardとなっています。
FileMaker Pro 9では256MBのRAMが動作に必要でした。バージョン10ではPowerPC G3を搭載したMacが動作環境の対象から外され、Mac OS X v10.4.11で動作させる場合には256MB以上、Mac OS X Leopardで動作させる場合には512MB以上のRAMが必要です。
Windows版FileMaker Pro 10およびFileMaker Pro 10 Advancedの動作環境は、Windows XP(Service Pack 3)およびWindows Vista(Service Pack 1)となっています。Windows版では800×600以上ではなく1024×768以上の解像度のビデオアダプターとディスプレイが新たに必要になっていて、Windows XPの場合にはPentium III 700MHz以上のプロセッサーが要求されるようになっています。
また、FileMaker Pro 10 Advancedの製品パッケージに含まれるメディアは、CD-ROMではなくDVD-ROMで供給されるように変更されている点が注意点と言えます。