FAMLog
Claris FileMaker Server 2025のサポート終了予定月
July 27, 2025
Claris FileMaker Server 2025は2027年7月にサポートが終了する予定となっています。
2025年7月現在、Claris FileMaker ProおよびClaris FileMaker Serverの最新バージョンはそれぞれClaris FileMaker 2025です。2025年7月時点においてサポートされるFileMaker製品はFileMaker 2023、FileMaker 2024もしくはFileMaker 2025となっています。FileMaker 2023は2025年12月に、FileMaker 2024は2026年6月に、FileMaker 2025は2027年7月にサポートが終了する予定となっています。
なお、FileMaker製品のサポートポリシーは2019年末頃から変更されており、提供開始日から2年経過すると当該バージョンのサポートを終了するようになっています。
[関連]Claris のサポートポリシー(Claris ナレッジベース)、Claris FileMaker Server 2024のサポート終了予定月(FAMLog)
FAMLog Software Update News 2025-07 (2)
July 13, 2025
・Claris FileMaker 2025:Claris FileMaker 2025の提供が2025年7月上旬に開始されていました。
・Apache HTTP Server 2.4.64:2025年7月上旬に公開されたApache HTTP Server 2.4.64では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。
・Apache Tomcat 9.0.107、Apache Tomcat 10.1.43およびApache Tomcat 11.0.9:2025年7月上旬に公開されていたApache Tomcat 9.0.107、Apache Tomcat 10.1.43およびApache Tomcat 11.0.9では、 複数の脆弱性が修正されていた旨が2025年7月10日に公表されていました。
FAMLog Software Update News 2025-05 (2)
May 11, 2025
・PHP 8.3.21およびPHP 8.4.7:2025年5月上旬に公開されたPHP 8.3.21およびPHP 8.4.7では不具合の修正が行われています。
・libxml2 2.13.8およびlibxml2 2.14.2:2025年4月中旬に公開されていたlibxml2 2.13.8およびlibxml2 2.14.2では複数のセキュリティ脆弱性(CVE-2025-32414およびCVE-2025-32415)が修正されています。なお、FileMaker Pro 2024でXerces XML パーサライブラリが libxml2に置き換えられていました。
・libxslt 1.1.43:2025年3月中旬に公開されていたlibxslt 1.1.43では複数のセキュリティ脆弱性(CVE-2024-55549およびCVE-2025-24855)が修正されています。なお、FileMaker Pro 2024でXalan XSLT プロセッサライブラリがlibxsltに置き換えられていました。
Claris FileMaker Server 2024のサポート終了予定月
June 16, 2024
Claris FileMaker Server 2024は2026年6月にサポートが終了する予定となっています。
2024年6月現在、Claris FileMaker ProおよびClaris FileMaker Serverの最新バージョンはそれぞれClaris FileMaker 2024です。2024年6月時点においてサポートされるFileMaker製品はFileMaker 19.5、FileMaker 19.6、FileMaker 2023もしくはFileMaker 2024となっています。FileMaker 19.5は2024年6月に、FileMaker 19.6は2024年12月に、FileMaker 2023は2025年12月にサポートが終了する予定となっています。
なお、FileMaker製品のサポートポリシーは2019年末頃から変更されており、提供開始日から2年経過すると当該バージョンのサポートを終了するようになっています。
[関連]Claris のサポートポリシー(Claris ナレッジベース)、Claris FileMaker Server 2023のサポート終了予定月(FAMLog)
(2025-07-27追記:ナレッジベースの記事においてサポート終了時期が更新されていたため、「FileMaker 2023は2025年5月にサポートが終了する予定」を「FileMaker 2023は2025年12月にサポートが終了する予定」に変更しました。)
FAMLog Software Update News 2024-06 (2)
June 09, 2024
・Claris FileMaker 2024:Claris FileMaker 2024の提供が2024年6月上旬に開始されていました。
・PHP 8.1.29、PHP 8.2.20およびPHP 8.3.8:2024年6月上旬に公開されたPHP 8.1.29、PHP 8.2.20およびPHP 8.3.8ではセキュリティ脆弱性の修正が行われています。
・OpenSSL 3.0.14、OpenSSL 3.1.6、OpenSSL 3.2.2およびOpenSSL 3.3.1:2024年6月上旬に公開されたOpenSSL 3.0.14、OpenSSL 3.1.6、OpenSSL 3.2.2およびOpenSSL 3.3.1ではセキュリティ脆弱性の修正が行われています。
・WordPress 6.5.4:WordPress 6.5.4が2024年6月上旬に公開されていました。
macOS Sonoma 14.4.1の提供が開始
March 26, 2024
macOS Sonoma 14.4.1の提供が開始されています。
Javaを含むアプリが突然終了することがある問題が修正されているmacOS Sonoma 14.4.1ではCoreMediaおよびWebRTCのセキュリティ脆弱性(CVE-2024-1580)が修正されています。macOS Sonomaに対応しているMacは、iMac(2019以降)、iMac Pro(2017)、MacBook Air(2018以降)、MacBook Pro(2018以降)、Mac Pro(2019以降)、Mac Studio(2022以降)およびMac mini(2018以降)です。
Claris ナレッジベースによると、Claris FileMaker Pro 2023(20.2)およびClaris FileMaker Pro 2023(20.3)はmacOS Sonomaと互換性があるとのことです。FileMaker Pro 2023(20.3)でmacOS Sonomaとの互換性に関する既知の問題が一部修正されていましたが、一部は未解決のままとなっています。
[関連]Claris FileMaker 2023(バージョン20.3)の提供が開始(FAMLog)、Claris FileMaker Pro 20.3.2、Claris FileMaker Server 20.3.2およびClaris FileMaker Server 19.6.4の提供が開始(FAMLog)
(2024-03-29追記:「macOS Sonoma 14.4.1では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています」を「macOS Sonoma 14.4.1ではCoreMediaおよびWebRTCのセキュリティ脆弱性(CVE-2024-1580)が修正されています」に変更しました。)
Claris FileMaker Cloud 2.20.1.5の提供が開始
March 25, 2024
Claris FileMaker Cloud 2.20.1.5の提供が開始されています。
FileMaker Cloudは、Claris FileMakerで個別のビジネス課題を解決するツールセットを構築・運用できる、Claris純正クラウドサービスです。FileMaker Cloud 2.20.1.5では、Admin Consoleの[バックアップ]でバックアップをダウンロードできるようになっています。Admin Consoleの [バックアップ]>[削除されたファイル]で、削除されたファイルの暗号化パスワードを復元して表示することもできます。
FileMaker Cloud 2.20は、Claris FileMaker 19.4.2、19.5、19.6.3および20のクライアントと互換性(相互運用性)があります。
[関連]FileMaker Cloud リリースノート(Claris)、Claris FileMaker 2023 動作環境(Claris ナレッジベース)
Claris FileMaker 2023(バージョン20.3.1)の新機能:HTTPS トンネリング
March 22, 2024
Claris FileMaker 2023(バージョン20.3.1)では、HTTPS トンネリングを使用してClaris FileMaker ProとClaris FileMaker Server間の通信ができるようになっています。
5003番ポートではなく標準の443番ポートを経由した通信になるため、既存のファイアウォールルールとの互換性を維持でき、別途ポートを開ける必要がなくなります。
HTTPS トンネリングはプレビュー機能として搭載されています。この機能を利用するには、Ubuntu 22.04 LTS上にインストールされたFileMaker Serverが必要です。さらに、有効なSSLサーバー証明書がFileMaker Serverにインストールされている場合にのみ機能するようになっています。
[関連]Claris FileMaker 2023(バージョン20.3)の提供が開始(FAMLog)、Claris FileMaker 2023 (バージョン 20.3) の新機能をご覧ください。(Claris ナレッジベース)、FileMaker Pro と FileMaker Server 間で HTTPS トンネリングを使用する(Claris ナレッジベース)
macOS Sonoma 14.4の提供が開始
March 11, 2024
macOS Sonoma 14.4の提供が開始されています。
macOS Sonoma 14.4では複数のセキュリティ脆弱性が修正されています。すでに悪用された可能性のある脆弱性(CVE-2024-23225およびCVE-2024-23296)も修正されていることから、macOS Sonomaを使用している場合にはmacOS Sonoma 14.4に更新することが推奨されます。
Claris ナレッジベースによると、Claris FileMaker Pro 2023(20.2)およびClaris FileMaker Pro 2023(20.3)はmacOS Sonomaと互換性があるとのことです。FileMaker Pro 2023(20.3)でmacOS Sonomaとの互換性に関する既知の問題が一部修正されていましたが、一部は未解決のままとなっています。
[関連]Safari 17.4の提供が開始(FAMLog)、Claris FileMaker 2023(バージョン20.3)の提供が開始(FAMLog)、Claris FileMaker Pro 20.3.2、Claris FileMaker Server 20.3.2およびClaris FileMaker Server 19.6.4の提供が開始(FAMLog)
Claris FileMaker Pro 20.3.2、Claris FileMaker Server 20.3.2およびClaris FileMaker Server 19.6.4の提供が開始
February 26, 2024
Claris FileMaker Pro 2023 バージョン20.3.2、Claris FileMaker Server 2023 バージョン20.3.2およびClaris FileMaker Server 19.6.4の提供が開始されています。
FileMaker Pro 20.3.2、FileMaker Server 20.3.2およびFileMaker Server 19.6.4には重要なセキュリティ修正が含まれているとのことです。さらに、FileMaker Pro 20.3.2では、macOS Sonomaでモードの変更またはファイルを再度開くとカスタムツールバーがデフォルトにリセットされる問題と、FileMakerまたはODBC外部データソースが追加されているファイルでリレーションシップグラフにClaris Studio データソースのテーブルを追加できない問題も修正されています。
なお、バージョン20.3.2のFileMaker Pro 2023およびFileMaker Server 2023のリリースに伴い、Claris FileMaker Data Migration ToolとClaris FileMaker Custom App Upgrade Toolも同時に更新されています。