FAMLog


FileMaker Server 8v3 アップデータとFileMaker Server Admin

June 02, 2006

FileMaker Server 8v3 アップデータを適用すると、FileMaker Server 8.0v2がバージョン8.0v3に更新されますが、FileMaker Server Adminのバージョンは8.0v2のままです。

これは、FileMaker Server 8v3 アップデータにおいては、FileMaker Server Adminに関する修正点がないためです。

なお、FileMaker Server Admin ツール(SAT)のバージョンは、Macの場合は、SATの[FileMaker Server Admin]メニューから[FileMaker Server Admin について]を選択すると確認することができます。Windowsの場合は、SATの[ヘルプ]メニューから[FileMaker Server Admin のバージョン情報]を選択します。

[関連]The FileMaker Server 8.0v3 Updater Does Not Update the Server Admin Tool(FileMaker Knowledge Base)

Tag: FileMaker

GetValue関数

May 31, 2006

GetValue関数は、FileMaker 8で追加された関数です。改行で区切られた値の一覧から指定した位置の値を返します。

(構文)
GetValue(値一覧; 値番号)

値とは改行で区切られた文字列のことであり、例えば、「GetValue("ロンドン¶パリ¶香港"; 2)」の結果は「パリ」になります。

値には、空白、文字、単語、文章または段落を使用することができます。また、最後の値は、改行の有無に関わらず認識されるようになっています。

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 8のための作り方ガイドブック

May 30, 2006

ファイルメーカー社が、FileMaker Pro 8向けにリニューアルされたデータベースの作り方ガイドブックの提供を開始しています。

従来から提供されている「見なれたオフィスの書類をかんたんにデータベース化」する方法を修得できる5種類のガイドブックに加えて、FileMaker Pro 8の新機能であるPDF MakerFast Sendを修得できるガイドブック「ボタンひとつで、データベースからPDF書類を直接作成する方法」も新たに追加されています。

これらのガイドブックで学習していけば、FileMaker Proを使いこなすための“いろは”を修得でき、データベースの作成に必要な機能や操作の基本を短時間でマスターすることができます。

Tag: FileMaker

第11回「FileMaker Fun Night!」イベントレポート

May 29, 2006

セブンズドアが、「FileMaker Fun Night!」のイベントレポートを更新しています。

2006年5月24日にApple Store, Shibuyaで行われた第11回のイベントレポートが追加されており、FileMakerランタイムソリューションを使った事例や、Webとの連係事例などについて紹介されています。

次回は、「これは知っておきたいカスタムWebの基本」というテーマで、2006年6月10日(土)18:00-19:00にApple Store, Ginzaにて同イベントが開催される予定になっています。

[関連]雑誌「アスキードットPC」2006年7月号

(2007/01/07追記:リンク先のURLを一部変更しました。)

(2021/01/20追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。)

Tag: FileMaker

スクリプトに引数を渡すクエリー引数を使用する際の注意点 (4)

May 25, 2006

FileMaker Server 8 AdvancedのカスタムWeb公開では、FileMakerのスクリプトに引数を渡すことができるクエリー引数が追加されましたが、基本機能では複数の引数を渡すことができないという制限があります。

複数の引数を渡したい場合は、区切りとなる文字をあらかじめ決めておき、その区切り文字で値を連結して、引数を受け取るスクリプト側でそれぞれの値を取得するようにします。区切りとなる文字を改行コードにして、スクリプト側ではGetValue関数を使用すれば、より手軽に任意の値を取得できます。

具体的には、URLエンコードされた改行コード(%0aや%0d)を使って値を連結した場合の、FileMakerクエリー文字列の例は次のようになります。

(例)-script=SCRIPTNAME&-script.param=PARAMETER1%0aPARAMETER2%0aPARAMETER3

上記例の場合、引数を受け取るスクリプトにおいて、次のように関数を使用することで文字列「PARAMETER2」を取得できます。

(使用例)
GetValue(Get(スクリプト引数); 2)

Tag: FileMaker

スクリプトに引数を渡すクエリー引数を使用する際の注意点 (3)

May 23, 2006

FileMaker Server 8 AdvancedのカスタムWeb公開では、FileMakerのスクリプトに引数を渡すことができるクエリー引数が追加されました。

スクリプトに引数を渡すクエリー引数(-script.param、-script.prefind.param、-script.presort.param)は、スクリプトを実行するクエリー引数(-script、-script.prefind、-script.presort)のオプションであるため、例えば、FileMakerクエリー文字列に-scriptクエリー引数が含まれずに-script.paramクエリー引数が含まれている場合、結果として-script.paramクエリー引数は無視されることになります。

上記は-script.prefind.paramおよび-script.presort.paramクエリー引数についても同様です。

Tag: FileMaker

スクリプトに引数を渡すクエリー引数を使用する際の注意点 (2)

May 19, 2006

FileMaker Server 8 AdvancedのカスタムWeb公開では、FileMakerのスクリプトに引数を渡すことができるクエリー引数(-script.param、-script.prefind.param、-script.presort.param)が追加されました。

FileMakerクエリー文字列に、-script.paramクエリー引数が複数含まれている場合には、Web公開エンジンでは最後の値が使用されるように解析されます。

例えば、FileMakerクエリー文字列において「-script.param=1&-script.param=2」というようにクエリー引数とその値が並んでいる場合には、-script.paramの値としては2を取得することになります。

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FileMaker Server 8によって使用されるポート

May 18, 2006

FileMaker Server 8は、FileMaker Server 7と同様にデータを通信するために次に挙げるポートを使用します。

・ポート番号5003(TCP、UDP):FileMakerネットワーク共有
・ポート番号50006(TCP):FileMaker Server Helper
・ポート番号50003(TCP):FileMaker Server Adminで使用

上記のポート番号は固定で、使用するポートを設定で変更することはできません。なお、ポート番号5003は、ファイルメーカー Server 5.5以前と共通であるため、1台のサーバーにファイルメーカー Server 5.5とFileMaker Server 8(およびFileMaker Server 7)を共存して動作させることはサポートされていません。

[関連]FileMaker Server 7によって使用されるポート(FAMLog)

Tag: FileMaker

第10回「FileMaker Fun Night!」イベントレポート

May 16, 2006

セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。

2006年5月14日に行われた第10回のイベントレポートが追加されており、業務システムをFileMakerで構築した事例について紹介されています。

次回は、2006年5月24日(水)19:00-20:00にApple Store, Shibuyaにて同イベントが開催される予定になっています。

(2007/01/07追記:リンク先のURLを一部変更しました。)

(2021/01/20追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。)

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スクリプトに引数を渡すクエリー引数を使用する際の注意点 (1)

May 11, 2006

FileMaker Server 8 AdvancedのカスタムWeb公開では、FileMakerのスクリプトに引数を渡すことができるようになり、そのためのクエリー引数(-script.param、-script.prefind.param、-script.presort.param)が追加されました。

引数はテキストとして扱われることになり、テキストでない値として処理する場合は、スクリプト内で値を変換して利用するようにします。通常は、Get(スクリプト引数)関数を使用してスクリプト引数を取得しますが、例えば、値を数字として扱う場合には、GetAsNumber関数もあわせて使用することになります。

(使用例)
GetAsNumber(Get(スクリプト引数))

Tag: FileMaker

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