FAMLog
-layクエリー引数
June 21, 2006
-layクエリー引数は、FileMaker Server AdvancedのカスタムWeb公開において、FileMakerデータベースのレイアウトを指定する際に使用します。
-layクエリー引数の値にはリクエストの処理に使用するレイアウトの名前を指定します。基本的に、FileMaker ServerとWeb公開エンジンは、-layクエリー引数で指定されたレイアウトの情報を基にXMLデータを生成します。
-dbnames、-layoutnames、-scriptnamesおよび-process以外のすべてのクエリーコマンドで必須となるクエリー引数であり、-dbクエリー引数と同様に、FileMakerクエリー文字列に必ず含まれる引数であると言えます。
-dbクエリー引数
June 20, 2006
-dbクエリー引数は、FileMaker Server Advancedにおいて、クエリーコマンドを適用するFileMakerデータベースの名称を指定する際に使用します。
-dbnamesおよび-process以外のすべてのクエリーコマンドで必須となるクエリー引数であり、ほぼすべてのリクエストで必ずFileMakerクエリー文字列に含まれる引数であると言えます。
注意点として、実際のデータベースファイル名にはオプションで拡張子を含めることができますが、-dbクエリー引数の値にはファイル拡張子を含めた形式で指定することはできません。
(使用例)
http://www.example.com/fmi/xml/fmresultset.xml?-db=employees
FileMakerクエリー文字列
June 16, 2006
FileMaker Server AdvancedのカスタムWeb公開では、HTTP経由でFileMakerデータベースからXML形式のデータを取得したり、処理した結果の内容をXML形式のデータとして取得できます。
FileMaker Server Web公開エンジンにXMLデータを要求するには、FileMaker固有の命令であるクエリーコマンドとクエリー引数、およびそれらの値で構成される「FileMakerクエリー文字列」の情報をサーバーに送信します。
FileMakerクエリー文字列は、主に下記のような方法で指定することができます。
・HTTPリクエストのGETリクエストメソッドを使用してクエリー文字列等で指定する
・HTTPリクエストのPOSTリクエストメソッドを使用してフォーム等で指定する
・XSLTスタイルシートにおいてxslt-cwp-query処理命令で指定する
・XSLTスタイルシートでdocument関数を使用して新しいHTTPリクエストを発生させる
例えば、GETリクエストメソッドの場合には、URLにおける「?」以降の文字列(クエリー文字列)がそのままFileMakerクエリー文字列として扱われます。
FileMaker Server Advanced カスタムWeb公開ガイド
June 14, 2006
FileMaker Server Advancedには、カスタムWeb公開機能の使用方法を説明したPDFファイル「FileMaker Server Advanced カスタムWeb公開ガイド」が付属しています。
このマニュアルでは、FileMaker XSLTスタイルシートの開発、XMLまたはXSLTを使用するWeb公開エンジンによるデータベースの公開、およびCDMLからXSLTへの移行に関する話題について説明されています。FileMaker 7/8のカスタムWeb公開機能を利用する場合には、必ず読んでおきたい内容となっています。
カスタムWeb公開ガイドは、Web公開エンジンのソフトウェアコンポーネントをインストールすると、「FileMaker Server Advanced Web公開インストールガイド」と一緒にインストールされます。
[関連]FileMaker クエリー文字列リファレンス、FileMaker XSLT 拡張関数リファレンス(FAMLog)
第12回「FileMaker Fun Night!」イベントレポート
June 13, 2006
セブンズドアが、毎月Apple Store, Ginzaで行っているイベント「FileMaker Fun Night!」のレポートを更新しています。
2006年6月10日に行われた第12回のイベントレポートが追加されており、XSLTを使用したカスタムWeb公開においておさえておきたい基本やTipsに関する内容が紹介されています。
次回は、「開発事例シリーズ3 承認フローを考える」というテーマで、2006年7月8日(土)18:00-19:00に同イベントが開催される予定になっています。
[関連]第12回「FileMaker Fun Night!」発表資料(FAMLog)、第2回FM-Hokkaido Annex Report(FM-Hokkaido)
(2006/06/18追記:FM-Hokkaidoによるレポートページへのリンクを追加しました。)
(2007/01/07追記:リンク先のURLを一部変更しました。)
(2021/01/21追記:リンク先のページがなくなっていたので、一部リンクを削除しました。)
第12回「FileMaker Fun Night!」発表資料
June 12, 2006
2006年6月10日に行われた、セブンズドア主催のFileMakerユーザー向けイベント「FileMaker Fun Night!」(第12回)で発表した資料を下記よりダウンロードできます。
・ダウンロード:「これは知っておきたいカスタムWebの基本」(PDF形式/ファイルサイズ:約2.3MB)
デモでは、出力されたXMLデータの確認およびスタイルシート(CSS)を使用しない場合のWebページの表示に、オープンソースのWebブラウザーとして人気のある「Firefox」を使用しました。
[関連資料]第7回「FileMaker Fun Night!」発表資料(FAMLog)
■関連リンク
・FileMaker Server 8 Advanced(ファイルメーカー株式会社)
・FileMaker Solutions Alliance(ファイルメーカー株式会社)
・書籍「FileMaker Server カスタムWebテクニック」のご案内
http://www.filemaker.ne.jp/book/
・Extensible Markup Language (XML)(World Wide Web Consortium)
・XSL Transformations (XSLT)(World Wide Web Consortium)
・Cascading Style Sheets (CSS)(World Wide Web Consortium)
(2006/06/12追記:FileMaker Solutions Alliance(FSA)のページへのリンクを追加しました。FSAのメンバーになれば(メンバーシップ費は有料)、特典の1つとしてFileMaker Server Advancedの開発用ライセンスが提供されます。)
(2021/01/21追記:リンク先のページがなくなっていたので、一部のリンクを削除しました。)
2006年FIFAワールドカップ専用スコアブック「Win Cup2006」
June 09, 2006
セブンズドアが、2006年FIFAワールドカップドイツ大会を楽しむためのスコアブック「Win Cup2006」に関する記事を公開しています。
このスコアブックは、FileMaker Proで作成されたテンプレートであり、雑誌「アスキー・ドットPC」のWebサイトからダウンロードすることができます。
詳しい使い方については、「アスキー・ドットPC」2006年7月号、92〜95ページの「わくわくパソコン超活用・ファイルメーカーで作るちょい得ツール」に掲載されています。
(2006/06/13追記:セブンズドアで公開されている記事のURLが変更されたため、それにあわせてリンクを変更しました。)
(2021/01/21追記:リンク先のページがなくなっていたので、一部のリンクを削除しました。)
FileMaker Server 8のデフォルトデータベースフォルダ
June 07, 2006
Mac版FileMaker Server 8では、ホストするデータベースファイルを以下のフォルダ内に通常配置します。
/Library/FileMaker Server/Data/Databases/
Windows版FileMaker Server 8では、以下のフォルダにデータベースファイルを配置します。
\Program Files\FileMaker\FileMaker Server\Data\Databases\
デフォルトデータベースフォルダのパスは、バージョン7とは一部違っています。
Mac OS Xでは、上記のデータベースフォルダとサブフォルダは、「fmsadmin」グループが所有する必要があります。また、データベースフォルダ内に配置されたデータベースは、グループが読み書き可能であることが必要です。ただし、アクセス制御リスト(ACL)を利用すればこの限りではありませんが、FileMaker Server 8 管理者ガイドによると、ACLの使用は正式にはサポートされていない可能性があります。
[関連]FileMaker Server 7のデフォルトデータベースフォルダ
FileMaker Pro 8におけるフィールド数の上限
June 06, 2006
FileMakerにおける1ファイルあたりのフィールド数の上限は、ファイルメーカーPro 6ではおよそ5900でしたが、FileMaker Pro 8では合計で2億5千6百万となっています。
FileMaker Pro 8のデータファイルフォーマットは、バージョン7と同じフォーマットであるため、FileMaker Pro 7もバージョン8と同様の仕様です。
なお、ファイルメーカーPro 6におけるフィールド数の上限である5900は目安であり、実際にはフィールド名の長さによりその上限値は変わります。
[関連]Technical Specifications Of FileMaker Pro 5.5、Technical Specifications Of FileMaker Pro 7、Technical Specifications of FileMaker Pro 8 and FileMaker Pro 8 Advanced
(FileMaker Knowledge Base)
第12回「FileMaker Fun Night!」のお知らせ
June 05, 2006
2006年6月10日(土)に行われる、セブンズドアが毎月Apple Store, Ginzaで開催しているFileMakerユーザー向けイベント「FileMaker Fun Night!」で、ゲストとしてFileMaker 7/8のカスタムWeb公開機能についてのお話をします。
今回は、カスタムWeb公開の仕組み、レイアウトとデータの関係、セキュリティ面での注意点など、XSLTを使用したカスタムWeb公開においておさえておきたい基本やTipsを紹介する予定です。
参加にあたっては特に申し込みの必要はありませんので、ご興味のある方は以下の場所に直接おいでください。
第12回 FileMaker Fun Night!「これは知っておきたいカスタムWebの基本」
開催日時:2006年6月10日(土)18:00〜19:00
開催場所:Apple Store, Ginza 3Fシアタールーム
http://www.apple.com/jp/retail/ginza/map/
参加費:無料(登録も不要です)
詳細は下記URLのページをご覧ください。
http://www.sevensdoor.com/news20060610.html
(2006/06/07追記:セブンズドアによるプレスリリースのページへのリンクを追加しました。)
(2021/03/07追記:リンク先のページがなくなっていたので、リンクを削除しました。)