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Troi File Plug-in 3.0b1
June 30, 2004
FileMaker Pro 7用のプラグイン「Troi File Plug-in 3.0b1」がパブリックベータ版としてリリースされています。使用期限は2004年8月18日までで、現在はMac版のみダウンロードできます。
Troi File Plug-inはFileMaker Proにファイル操作機能を追加するプラグインです。バージョン3.0b1ではUnicodeをサポートし、テキスト処理は64KBまでというこれまでのバージョンにあった制限がなくなっています。
ベータ版と同時に「Troi File Plug-in 2.8」もリリースされています。バージョン2.8はFileMaker 7のプラグインAPIを利用していないので、FileMaker Pro 7の新機能を活用することはできませんが、FileMaker Pro 5、5.5、6、7で利用することができます。
FileMaker Pro7 スーパーリファレンス for Windows
June 24, 2004
ソーテック社からFileMaker Pro 7の解説書である「FileMaker Pro7 スーパーリファレンス for Windows」が発売されました。
基本操作から関数、リレーション、スクリプトまで豊富な図版で操作の手順を解説した書籍で、Windows版のFileMaker Pro 7を対象としています。店頭販売は2004年6月22日からで、定価は税込2,604円となっています。
(2006/10/16追記:リンク先のURLを修正しました)
FileMaker Mobile 7
June 23, 2004
ファイルメーカー社がFileMaker Mobile 7を2004年7月中旬に日本国内で発売すると発表しています。価格は税込9,345円です。
FileMaker Mobile 7は、Palm OSやPocket PCハンドヘルド用に特別に設計された、FileMaker Pro 7の簡易バージョンです。
FileMaker Mobile 7では、FileMaker Developer 7で作成されたランタイムアプリケーションと同期をとれるようになり、FileMaker Pro 7で作成したスクリプトを同期の前後に実行できる機能などが追加されています。
xmCHARTのFileMaker Pro 7用サンプルファイル公開
June 21, 2004
フォーサイト社が、FileMaker Pro上で多彩で高度なグラフを表示できる高機能プラグイン「xmCHART 2J」のFileMaker Pro 7用サンプルファイルを公開しています。
xmCHARTはファイルメーカーPro 4.0、5.0、5.5、6.0およびFileMaker Pro 7に対応しています。Mac版はMac OS 8.6以降もしくはMac OS X、Windows版はWindows 95/98/Me/NT/2000/XPで動作します。
1ライセンスの価格はWindows版、Mac版ともに税込25,725円です。
FileMaker 7 インスタントWeb公開で利用できるWebブラウザー
June 15, 2004
FileMaker 7のインスタントWeb公開機能で公開されているFileMaker ProのデータベースにアクセスできるWebブラウザーとして、以下のWebブラウザーがサポートされています。
・Microsoft Internet Explorer:Windows 98、Windows NT 4.0(Service Pack 6a以降)、Windows 2000またはWindows XPの場合はバージョン6.0、Mac OS X v10.2.8の場合はバージョン5.1および5.2。
・Mac OS X v10.3.2の場合はSafari 1.1。
また、JavaScriptがWebブラウザーで使用可能になっている必要があります。
(2006/01/03追記:「インスタント Web 公開」を「インスタントWeb公開」に記述を変更しました。)
非アクティブなWebアカウントの接続解除
June 14, 2004
FileMaker Pro 7のインスタントWeb公開において、Webユーザーのセッションがタイムアウトするまでデータベースとの接続を維持できる時間を任意に指定することができます。
具体的には、インスタントWeb公開の詳細オプションの「非アクティブなアカウントの接続を解除するまでの時間」という設定項目において、アイドル状態のWebユーザーを接続解除するまでの時間(1〜60分)を指定します。デフォルトでは15分です。
WebユーザーがWebブラウザーからリクエストの送信を行わない場合、セッションはアイドル状態と見なされます。また、WebユーザーがWebブラウザーのウインドウを閉じた場合、別のWebサイトに移動した場合、またはログアウトボタンをクリックせずにWebブラウザーを終了した場合も、セッションはアイドル状態になります。
Webユーザーがデータベースから適切にログアウトしていない可能性がある場合は、セッションがタイムアウトまでの時間を短く指定します。または、Webユーザーを自動的にログオフさせるスクリプトボタンを作成することもできます。
(2007/01/03追記:「インスタント Web 公開」を「インスタントWeb公開」に記述を変更しました。)
FileMaker Pro 7で同時Web接続数が最大数に達した場合
June 11, 2004
FileMaker Pro 7のインスタントWeb公開では、最大5Webユーザーが同時に接続することができます。
同時接続のWebユーザーが最大数に達した場合には、それ以上のWebユーザーがデータベースにアクセスしようとすると、Webブラウザーにエラーメッセージが表示されます。
このような場合には、データベースに接続中のWebユーザーがログアウトするか、セッションがタイムアウトするまで待つか、またはデータベースからWebユーザーを接続解除する必要があります。
(2007/01/03追記:「インスタント Web 公開」を「インスタントWeb公開」に記述を変更しました。)
大規模なWeb公開にはFileMaker Server 7 Advanced
June 08, 2004
FileMaker 7のデータベースをより多くのWebユーザーと同時に情報を共有するには、FileMaker Server 7 Advancedを使用してデータベースをホストすることになります。
FileMaker Server 7 Advancedでは、カスタムWeb公開およびXMLを利用したデータベース接続もサポートされています。
Web上で公開するファイルをFileMaker Server 7 Advancedでホストすると、バックアップなどのスケジュール処理やリモート管理もサポートされ、より多くのファイルを同時にホストすることが可能になります。また、WebサイトをSSLに対応させることもできます。
(2006/01/03追記:「カスタム Web 公開」を「カスタムWeb公開」に、「データベース接続技術」を「データベース接続」に記述を変更しました。)
FileMaker Pro 7 インスタントWeb公開の同時接続数
June 07, 2004
FileMaker Pro 7のインスタントWeb公開は、小規模のワークグループでデータを共有することを目的としてデザインされており、大規模利用は想定されていません。
FileMaker Pro 7を使用してデータベースをホストした場合、インスタントWeb公開では、最大5Webユーザーが同時にファイルを共有できます。
FileMaker Pro 7では、FileMaker Proクライアントは同時に5クライアントまで、FileMaker Pro以外のクライアント(Webブラウザーやその他のプログラム)は同時に5クライアントまでアクセスが許可されていますが、それぞれ6クライアント以上同時にアクセスすることは許可されていません。
(2006/01/03追記:「インスタント Web 公開」を「インスタントWeb公開」に記述を変更しました。)
7.0v2におけるインスタントWeb公開の改善点
June 04, 2004
FileMaker Pro 7v2およびFileMaker Developer 7v2では、インスタントWeb公開機能にいくつか改善点が見られます。アップデータに含まれる「FM アップデートお読みください.pdf」という名称のPDF書類によると、下記5点が修正されているようです。
・別個のファイルに存在する関連テーブルのフィールドが[レコードのソート]ダイアログボックスに表示されるようになりました。
・閉じたファイルの関連フィールドが含まれるレイアウトが完全に表示されるようになりました。
・オブジェクトフィールドの複数の繰り返しに保存されたピクチャが正しく表示されるようになりました。
・ポータル内のデータの表示と編集に関連して改善が行われています。
・Mac OS XにおいてCPUの使用効率が向上しました。
(2006/01/03追記:「インスタント Web 公開」を「インスタントWeb公開」に記述を変更しました。)