FAMLog


XMLPaste 1.0.0を公開

April 05, 2019

FileMaker Pro Advancedのテーブルやフィールド、スクリプト、スクリプトステップ、レイアウトオブジェクト、カスタム関数、テーマなどに関する情報をUTF-8のXMLテキストとしてペーストできるコマンドラインツール「XMLPaste」を公開しました。

使い方は、FileMaker Pro AdvancedもしくはFileMaker Proで対応するデータ形式のオブジェクトをコピーした後、Windowsの場合にはコマンドプロンプトやPowerShell、macOSの場合にはターミナルアプリケーションでXMLPasteを実行するだけです。macOSをご利用の場合には「xmlpaste-1.0.0-macos.zip」を、64bit版のWindowsをご利用の場合には「xmlpaste-1.0.0-windows-x64.zip」を、32bit版のWindowsをご利用の場合には「xmlpaste-1.0.0-windows-x32.zip」をダウンロードしてください。

XMLPasteは、オープンソースソフトウェアとしてGitHubで公開しており、無料でご利用いただくことが可能です。Go言語で実装されており、ライセンスはMITライセンスです。

[関連]FileMaker Proのクリップボードデータを出力できるコマンドラインツール「XMLPaste」を公開(株式会社エミック)

Tag: FileMaker

FileMaker CloudとGet(システムバージョン)関数

March 22, 2019

FileMaker Pro Advancedの「Get(システムバージョン)関数」は、現在利用しているオペレーティングシステムのバージョン情報を示す文字列を返します。

この関数の戻り値は下記のようになります。

・「6.1」:Windows 7の場合
・「6.3」:Windows 8.1の場合
・「10.0」:Windows 10の場合
・「10.14.3」:macOS Sierra 10.14.3の場合
・「7.4.1708」:FileMaker Cloud 1.17.0.77の場合

FileMaker Cloud 1.17.0.77でGet(システムバージョン)関数を実行すると、この関数の戻り値は「7.4.1708」となります。この戻り値はCentOS Linuxのバージョン情報に相当するものです。

[関連]Get(システムバージョン)関数(FAMLog)、FileMaker WebDirectとGet(システムバージョン)関数(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker CloudとGet(アプリケーションアーキテクチャ)関数

March 18, 2019

FileMaker Pro Advancedの「Get(アプリケーションアーキテクチャ)関数」は、現在のアプリケーションアーキテクチャを示す文字列を返します。

この関数が返す値は次の通りです。

・「i386」:32ビットバージョンのFileMaker Pro Advancedの場合
・「x86_64」:64ビットバージョンのFileMaker Pro Advanced、FileMaker Server、FileMaker Cloud、FileMaker WebDirect、FileMaker Data APIおよびカスタムWeb公開の場合
・「arm7」:ARMv7ベースのデバイスで実行されているFileMaker Goの場合
・「arm7s」:ARMv7sベースのデバイスで実行されているFileMaker Goの場合
・「arm64」:64ビットのARMベースのデバイスで実行されているFileMaker Goの場合

FileMaker CloudでGet(アプリケーションアーキテクチャ)関数を実行すると、この関数の戻り値は「x86_64」となります。

[関連]Get(アプリケーションアーキテクチャ)関数(FAMLog)

Tag: FileMaker

FileMaker CloudとGet(ホストアプリケーションバージョン)関数

March 13, 2019

FileMaker Pro Advancedの「Get(ホストアプリケーションバージョン)関数」は、ホストコンピュータの製品名とバージョン情報を示す文字列を返します。

この関数の戻り値は下記のようになります。

・「Pro 16.0.5」:FileMaker Pro 16.0.5の場合
・「ProAdvanced 17.0.4」:FileMaker Pro 17.0.4 Advancedの場合
・「Server 17.0.2」:FileMaker Server 17.0.2の場合
・「Cloud Server 1.17.0.77」:FileMaker Cloud 1.17.0.77の場合

FileMaker Cloud 1.17.0.77で共有されているデータベースでGet(ホストアプリケーションバージョン)関数を実行すると、この関数の戻り値は「Cloud Server 1.17.0.77」となります。なお、現在のデータベースが共有されていないかホストされていない場合、Get(ホストアプリケーションバージョン)関数は空の文字列を返します。

[関連]Get(ホストアプリケーションバージョン)関数(FAMLog)

Tag: FileMaker

Get(レイアウト表示状態)関数

March 12, 2019

FileMaker Pro Advancedの「Get(レイアウト表示状態)関数」は、現在アクティブなファイルの表示形式を示す数値を返します。

この関数の戻り値は次のようになります。

・「0」:データベースファイルの表示形式が「フォーム形式」の場合
・「1」:データベースファイルの表示形式が「リスト形式」の場合
・「2」:データベースファイルの表示形式が「表形式」の場合

なお、現在のファイルで複数のウインドウが開いている場合は、一番手前にあるウインドウの結果のみが返されるようになっています。

Tag: FileMaker

Get(ウインドウ表示)関数

March 11, 2019

FileMaker Pro Advancedの「Get(ウインドウ表示)関数」は、ウインドウの表示状態を示す数値を返します。

この関数の戻り値は次のようになります。

・「1」:現在のウインドウが表示される場合
・「0」:[ウインドウを隠す]を使用して現在のウインドウが非表示になっている場合

なお、ウインドウが表示可能な画面領域の外に配置されている場合、Get(ウインドウ表示)関数は「1」を返します。

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 17 Advancedの新機能:アドオンテーブル

March 07, 2019

FileMaker Pro 17 Advancedでは、[ポータル設定]ダイアログボックスでアドオンテーブルを追加できるようになり、さまざまなタイプの一般的な関連情報を記録・表示する機能を手軽に拡張できます。

アドオンテーブルを利用することで、あらかじめ定義されたフィールドのセットを含むテーブルをデータベースに追加でき、追加した新規テーブルと現在のテーブルの間にリレーションシップが自動的に作成されるほか、レイアウト上で使用されるスクリプトが追加されます。

アドオンテーブルを追加するには、レイアウトモードでポータルオブジェクトを作成した後、[ポータル設定]ダイアログボックスの[レコードを表示:]で[新規アドオンテーブル...]を選択します。なお、レイアウトは主キーフィールドのあるテーブルを元にしている必要があります。

[関連]FileMaker Pro Advanced の使いやすさの強化(FAMLog)

Tag: FileMaker

Mac版FileMaker Server 17.0.2.252ではインストールされるPHPのバージョンが更新

February 26, 2019

Mac版FileMaker Server 17.0.2.252ではインストールされるPHPのバージョンが更新されています。

バージョン17.0.2.252では、macOS Sierra 10.12の場合はPHP 5.6.30、macOS High Sierra 10.13の場合はPHP 7.1.14、macOS Mojave 10.14の場合はPHP 7.1.19がインストールされるようになっています。

macOS Sierra 10.12ではインストールされるPHPのバージョンが古いことから、macOSでFileMaker Server 17を利用する際にはmacOS Mojave 10.14もしくはmacOS High Sierra 10.13の使用が推奨されます。

[関連]FileMaker Server 17でサポートされているPHPのバージョン(FAMLog)、FileMaker Server 17がmacOS Mojave 10.14に対応(FAMLog)、FileMaker Server がインストールされている OS のアップデートをインストール(FileMaker ナレッジベース)

Tag: FileMaker

FileMaker Pro 17 Advancedの改善点:サーバーへの再接続時の応答性

February 22, 2019

FileMaker Pro 17 Advancedでは、サーバーとのネットワーク接続が途絶えた場合に、接続を復旧している間にそのホストに依存しないファイルの作業を続行できるように改善されています。

バージョン17では、共有ファイルに再接続する方法が改善されており、切断されたファイルへの接続を再確立している間も他のローカルファイルや接続済みファイルを自由に操作できるようになっています。

なお、FileMaker ナレッジベースによると、FileMaker Pro 17 Advancedでは次のいずれかの条件に該当するとファイルへの再接続を試行しないようになっているとのことです。

・スクリプトに保存されていない変更内容がある
・ウインドウが[レイアウト]モードである
・[レイアウト設定]ダイアログボックスが開いている
・[タブ順設定]ダイアログボックスが開いている

[関連]FileMaker Pro Advanced で、あるファイルによって再接続を試行している間にローカルファイルおよび接続済みファイルを使用できるようにする(FileMaker ナレッジベース)、FileMaker Pro 14の新機能:サーバーへの再接続(FAMLog)

Tag: FileMaker

第46回カスタムWeb勉強会開催のお知らせ

February 21, 2019

2019年4月6日(土)午前10時より「第46回カスタムWeb勉強会」を開催します。

FileMaker ServerのカスタムWeb公開やFileMaker Data APIに関する、出席者全員参加型の勉強会として進めてきましたが、2018年8月から読書会形式として開催しています。

「体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方 第2版」を読んで、参加者の間で知識を共有したり議論をしていきます。時間を決めて黙読した後、内容について議論していく予定です。詳細および参加申込については下記URLのページをご覧ください。

https://www.famlog.jp/cwpstudy/46

Tag: FileMaker

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